KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

長期金利4%でもNASDAQは3%超の急反発!

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日経平均は本日反発。前日のNYは先週末急落の反動や銀行株の決算で良好なものが相次いでいることなどから3指数揃って堅調。特に一旦長期金利が4%を超えてもGAFAM系が強く、NASDAQが3%超の大幅反発を維持しました。VIX指数は31.4ポイントと微減。限月交代が近いWTI原油先物は85ドル台で安定的。一方、ドル円は149円を付けてきました。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。特に昨日も相対的にしっかりしていたグロース株中心に買い戻しの動きが強まりました。ただその後は短期過熱感から断続的な戻り売りが優勢に。しかしGDPなどの主要指標発表を延期した中国株がしっかりして始まると、改めて買い戻しが優勢に。

後場前場高値を目指すように改めて買い直しの動きで27200円に。売買代金は13時半時点で1.7兆円台と大幅高の割には薄め。一方、REIT指数は軟調で6月以来の安値水準に。


投資判断は「買い」。アメリカ株は確かに弱いのですが、日本株は底堅さがあります。残念ながら世界の景気敏感株である日本は、どうしてもアメリカを始めとする景気動向に左右されてしまうのですが、日本の方はようやく水際対策も緩和して開国してきた感があり、外国人にとってもようやく「日本は経済が再開した」というイメージが出てくると思います。

アメリカでは今週から決算シーズンが本格化していますが、来年から自社株買いに対する課税が始まるということで、年内に駆け込みの自社株買い設定が入ってくるという観測があります。逆に今はその前段階の自社株買い自粛期間でもあり、それがアメリカ株を不安定にした原因であるようにも思われます。海外株安が落ち着けば、日本にも安定感が生まれます。

また、そもそもこれだけリセッション懸念が言われている割に、日米共に増益基調は維持が予想されています。実際、先の日銀短観でも主に円安効果により3ヶ月前の調査との比較で、経常利益は製造業・非製造業共に7%前後の上方修正。これを見ても、日本株が相対的に強いのには理由があります。

また9月最終週の投資主体別売買動向では外国人投資家が現物、先物合わせて2兆円超の売り越しでしたが、ここ10年では無い規模なのだとか。やはりその反動が特に日本株が相対的に底堅さを見せた原因とみられます。また9月メジャーSQ後の3週間で先物だけで累計2.4兆円の売り越しですが、その間確かに株価は下がってきたので、10月の急反発があっても彼らの損益分岐点レベルで収まっています。

ただ外国人投資家の先物売りがヘッジ目的ではなく値幅取り狙いならば、当然為替ヘッジなんてしませんから、円安になると彼らを苦しめます。この辺りの買い戻し圧力は想定以上にあると考えています。

10/5までの一週間で世界の投資家の現金への逃避は、コロナ後最大になったのだとか。日本は「前週に続き」流入という辺りに違和感がありますが、流入したのは他の金融商品か国内投資家の買いということでしょうね。確かに個人投資家逆張りで買い向かっていますが。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-10-07/RJDGF4T0AFBJ01

チャート的にはまだ9/12、13を離れ小島とする「アイランドリバーサル」の窓が開いており、上への吸引力は残っています。

スタンダード市場に関しては一時期ほどの底堅さは無くなってきましたが、また仕手株っぽいのが上昇し始めました。グロースでもバイオが強かったりしますが、これらもやはり個人投資家の仕業であり、個人投資家が株式市場全体に対して本格参戦の機会を今か今かと待っているような感じを受けます。ただ7日に発表されたTOPIX段階的ウエイト低減銘柄493社のうち、スタンダード市場のものは相当数にのぼります。個別毎には地味に売り圧力になりそうです。
https://www.jpx.co.jp/news/6030/nlsgeu000006mh6p-att/topix_j.pdf

本日引け後にはまた新しいデータが出ますが、先々週末時点の信用倍率は前週5.1倍→4.3倍に低下。先週は反発した週でしたから買い残が減少し、売り残が増える形となりました。買い残は8月以来の3兆円程度で、一方で当時より株価水準が低く、当時より需給状況は良い感じがあります。

ウクライナ情勢に関しては、結局引き続き予断を許しません。ただ大雑把に言って「核戦争のリスクがあるから株は売り」と考えるのは、ナンセンスだと思っています。本気で核を使うならば、それは国家ではなくて巨大な宗教団体です。

トップが神になった気になって狂人化し、周りも独裁者を神だと誤解して信仰し、意に従うような組織体系になっているのであれば使われるでしょう。勿論可能性は0ではありません。ただそれならば、もっと早い段階で使っているでしょう。

そもそも実際に核戦争が起きたら、現金なんて持っていてもどうなるかわかりませんからね。逆に言えばそういう地政学リスクが底流にあるからこそユーフォリアにならず、逆に株が上がりやすいと考えている私はひねくれ者でしょうか。


新興市場も「買い」。本日の東証グロース市場指数は反発。グロース市場に関しては引き続き強気に見ています。9月権利落ちによる反動売りが少ない(そもそも配当や優待の設定が少ないので)他、やはりビジョナル(4194)、ANYCOLOR(5032)といった二巨頭が好業績を背景に高値圏にあり、相場を切り開いてくれました。

現在、この2銘柄の勢いが落ち着きつつあり、他のグロース株にちょぼちょぼ資金が流れていくことで(ただしちょぼちょぼでも小型株には大きい)、相場全体の底上げが始まっています。直近IPOもそこそこ盛り上がっています。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は反発。地合の好転に合わせて戻りの動きが出ていますが、地合がまだ落ち着かない12日の時点から下げ渋りの動きを見せて、相対的にしっかりした流れになっています。何とか10月安値でプチダブルボトムを付けたような形になっていて、25日線を抜けてくれれば下落トレンドも一息付けそうです。


ブロードメディア(4347)は続伸。足元ではリスキリングが市場テーマにもなっていますが、教育という面では同社はネット上での通信制高校を運営しています。このネットでの教育という分野では一日の長があり、その辺りもう少し注目されてもいいと思います。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。