KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

アメリカは3連休前で引けにかけて買い戻し

★☆★☆ 高岡で投資セミナー開催!

テレビ東京ラジオNIKKEI日経CNBCなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で自主開催セミナーを開催!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :3月18日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:5000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
特に今回はコロナの影響で定員数は限定されていますのでお早めに!
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/fb33f62a62820dce2fdad549a3d14641/

当然私も参加します(^_^)/

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日経平均は金曜反落。前日のNYはPPIなどが予想を上回る着地となったことやFRB高官の0.5%利上げ発言などを受けて3指数揃って軟調。引けにかけて売られ、ほぼ安値引けでした。長期金利は3.86%に上昇。半導体関連株指数のSOX指数は2.5%の下落。VIX指数は20.2ポイントに上昇。WTI原油先物は77ドル台に下落。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。いきなり27500円を割り込んで始まりましたが、ほぼ寄りを底に買い戻しの動き。前日の安値水準まで戻しました。その後中国株が軟調に推移すると、改めて売りに押される展開に。

後場は一段安。ただ27500円を意識して下げ渋り。引けでは27500円を維持しました。TOPIXも前引け水準に戻して終了。売買代金は2.6兆円台と前日より低調。REIT指数も反落。


投資判断は「やや売り」。金曜のNYは3連休を控えるウィッチングデーの中、前日の弱さを引きずって売られて始まったものの、引けにかけて下げ渋りました。ただ売買高は薄く。SOX指数は1.6%の下落。FRB高官の相次ぐタカ派発言で、利上げ継続による景気腰折れ懸念が高まりWTI原油先物は76ドル台に下落。それらを受けた日経平均先物は27510円となっています。

アメリカは債務上限問題がまた懸念され国債CDSが10年ぶりの水準とのこと。一応、まだ黄色信号レベルだとは思いますし、足元で長期金利が上昇してきたのは、先の雇用統計など経済指標の好調ぶりが主因だと思います。ただバイデン大統領が一般教書演説で雇用の絶好調を強調→議会のねじれもあって共和党が足を引っ張るという流れになるならば、国債格下げリスクも意識しないといけないかも知れません。
https://www.nikkei.com/nkd/theme/769/news/?DisplayType=1&ng=DGKKZO6827523007022023ENG000

明確な裏は取れていませんが、その国債格下げ懸念もちらつき、債券市場でも空売りが膨らんで、金利水準が上昇しやすい環境にある模様。実際、債券入札ウィークを経て尚長期金利が上がっているので、しばらく上がりやすい環境にありそうです。

足元の金利上昇もあり、NASDAQが2月に入ってから変調してきている感じです。元々1月は単なるリバウンド、買い戻し相場に過ぎなかったかも知れませんが、特にGAFAM系の決算が出揃ってから、トレンドが転換したような感じがあります。Googleとの対決に勝ち、資金を奪っていたMicrosoftも反落の流れ。個人的にはチャットGPTもまだ発展途上であるのでGoogleのAIと大差無いと思うのですが。

バイデン大統領は一般教書演説にて自社株買いの規制を一層拡大、これまでの1%→4%への課税を表明しました。実際に議会に通るかどうかは別として、足元のエネルギー会社の自社株買いに相当腹が立っている模様。それはともかく、バイデン大統領は株価には全く無関心のようです。アノマリー的には「大統領選挙前年はアメリカ株高」というものがありますが、本当にそうなるのかどうかは微妙ですね。

逆に目立つのは欧州株の強さです。イギリスFTSEが最高値を更新していますがドイツDAXや代表的なユーロ・ストックス50なども1年ぶりの高値圏にあり、しっかりしています。引き続き温暖化による天然ガス下落→景気不安感後退が大きいと見られますが、再度のドル高ユーロ安反転が支援材料になっている面もあるでしょう。ちなみに先週に続き今週も為替の短期筋の建玉は発表されない模様です。

日経平均に関しては今週ドル建てでやはり下落という形。他の国々も弱かったので、円建てではだいぶ円安に救われた感じです。ここ最近は日経平均TOPIXの乖離が目立ち、NT倍率もジワジワ下がっている感じ。
https://nikkei225jp.com/data/dollar.php

日経平均のEPSも連日順当に低下中。本来株が上がるのがおかしい状況です。アメリカでも決算が一巡し、前4Q(10-12月)は増収減益とのこと。特にエネルギーセクターを除くと減益が大きいということで、コスト高が世界の各企業を苦しめていることがよくわかります。
https://nikkei225jp.com/data/per.php


新興市場も「やや売り」。金曜の東証グロース市場指数は反落。EDP(7794)が下方修正に加え大株主の売却も重なり大きく売られたこと、またマイクロ波化学(9227)も説明会後に失望売りが出たことなどでCore指数が特に下落。前日強かったバイオ系も一転大幅安の週末となりました。足元でNASDAQの弱さがまた出てきており、グロース系には逆風が吹いています。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は続落。先日の日経報道では「少額短期保険会社への監督強化」とあり、足元で競争激化しているペット保険市場に関して、アニコムにとってはプラスの材料と言えます(アニコム損保は損害保険会社免許を持っているので、競合の規制が強化される形)。
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOUB026ZX0S3A200C2000000/


Deere & Company(DE)は反発。金曜に決算を発表。市場予想を超える内容だったことで7%超の大幅高となりました。農機関連はやはり強いですね。日本のクボタ(6326)も高値圏を目指していけると思うのですが。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


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