娘のスキー話の続きです。
3日目。いよいよ娘のスキー教室も最終日。そして、最も懸念していた事態が発生したのです「嫌だスキー行きたくない」
朝ご飯を食べるまでは特に問題なかったのですが、「ほら、歯を磨いて早く行くよ」と促した際に、遂に娘の不満が爆発元々「スキーやりたい?」と聞いて「やりたい」ということで申し込んだのですが、娘としてはもうお腹いっぱいの模様。前日の「最も辛い訓練」が響いたようです。ただ3日目朝のこの瞬間までは、全然愚痴も言わなかったのですが・・・
「毎日スキーは嫌だもっと違うことして遊びたい」と大号泣。折角の3連休がスキーでふいにされていることが我慢ならないようなのです勿論スキーが楽しかったら、他の遊びなんて気にならないはず。つまりはスキーがそんなに楽しくは無いようですまあ、ぶっちゃけ私も人生でスキーが何よりも楽しいぜ!と思った瞬間はありませんが・・・
しかしそうは言っても、もうスキー教室のお金も払ってありますし、何より本日が最終日で、最後は総仕上げにリフトに乗って頂上から皆で滑り降りてくる段取りになっています。今日のために頑張ってきたと言っても過言ではありません。それをみすみす「はいそうですか。じゃあ今日は休んで別のところに遊びに行こう」・・・とはし難いところ
「あと一日だ」「頑張れ」と押してみてもダメ。娘は寝室に閉じこもりスンスン泣いていますここは嫁に説得を託し、私は黙って見守ります。ただ時間ギリギリなので、タイムリミットは15分この15分で説得できないと遅刻です。嫁は「押して駄目なら引いてみな」作戦で、往年のベテラン刑事のように、扉越しに説得を続けていました。(つづく)