KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

24年ぶりの円買い介入実施!

★☆★☆ 締め切り迫る!

テレビ東京ラジオNIKKEI日経CNBCなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で自主開催セミナーを開催!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :10月1日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
特に今回はコロナの影響で定員数は限定されていますのでお早めに!
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/4c84a4d916f514fa256cfd10115b005f/

当然私も参加します(^_^)/

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日経平均は木曜続落。前日のNYは注目のFOMCにおいて9月の利上げは想定通り0.75%だったものの、金融当局者の年内目標金利が4.4%と6月の3.4%から大きく引き上がったことで、3指数揃って引けにかけて売られ軟調。2年金利は一時4.1%を付ける場面がありました。中小型株指数のラッセル2000も1.4%、半導体株指数のSOX指数は1.0%の下落率でしたが、各指数の中ではマシな方。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。連休前の警戒売りも加わり27000円に接近する動きになりました。その手前で踏ん張っていたものの、中国株も軟調スタートとなったことで一旦底割れ。ただノックインなどの逆指値狩りが済むと、その後は前引けにかけて値を戻しました。ダブルスコープ(6619)が寄りついたことでグロース市場がプラ転してきたことも下支え。

そして昼に日銀金融政策決定会合で現状維持が伝わると、ドル円は一時145円を突破。ただその後は144円台に値を戻し、落ち着きを取り戻しました。後場日本株はその出尽くし感などにも下支えられ、一段と値を戻す動き。アイランドリバーサルの窓埋めに向かう動きになりました。ドル円は145円手前に警戒モード。神田財務官が「介入スタンバイ」と発言したことも重石になりました。

27200円手前まで値を戻しましたが、最後は届かず。寄り値から100円値を戻して引けました。売買代金は2.6兆円台とそこそこ。REIT指数は堅調でした。なお、ドル円は引け後の黒田総裁の会見中に146円手前まで上昇しましたが、その後政府・日銀が24年ぶりの円買い介入を実施。一気に5円以上円高に振れるインパクトがありました。


投資判断は「買い」。木曜のNYは各国の金融政策が出揃ったところで改めてFRBタカ派姿勢が意識され、長期金利が3.7%を突破。それを受けてSOX指数が2.8%の下落となり、特にNASDAQ中心に売られ3指数揃って軟調。VIX指数は27.4ポイントにやや低下。

先週から市場の話題はフェデックスの急落でした。アドビも大型買収を機に大きく売られましたが、フェデックスの方は本業の貨物需要自体が国内外で減っているということで、クリスマス商戦前の仕込みがあるこの時期に意外感を呼びました。

一般的に輸送株は景気先行指標と見られることで、この最大手の懸念は先のウォルマートの見通し撤回と同じような衝撃を市場に与えました。ただ昨晩決算を発表し、若干アク抜けの上昇となりました。

日経平均のチャート的にはまたいつものパターンの「アイランドリバーサル」を形成。というわけで、この窓は「いずれ」埋めます。私のアノマリーではありますが、恐らくこれをこのブログで紹介してから埋めなかったことは一度も無いように思います。

大体2週間くらいのうちに埋めますし、時間がかかっても半年以内には実現してきています。というわけで、もしこのまま下がっていくと考えたとしても、一旦逃げ場は提供してくれるとは思います。

個別ではインバウンド関連株が買われる動き。本質的なことを考えると、どんなに日本側が水際対策を緩和しても、インバウンドの一番のお客様である中国人はゼロコロナ政策で身動きが取れません。にもかかわらずそういったテーマ株物色ができる程の余裕があるということで、個人投資家を中心とした待機資金が動き出している感じはあります。

NASDAQに関しては細かな話題が二つ出てきました。一つはアークイノベーションファンドが今回の急落でまた逆張りの買いを大量に入れたという話。今回の第二次CPIショックで急落した時にまた果敢に買い向かったということです。危なっかしい山師的な感じがしますが、日本の山師である孫社長もビジョンファンド3号組成と伝わるなど、ハイテク系全体的にまた動きが出て来た感じがあります。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-14/RI7EHJDWRGG201

もう一つはApple空売りが増えて、Teslaを抜いて1位になったという話。ただApple時価総額が世界最大なので空売り金額がTeslaより多くなっても不思議ではありません。実際、時価総額に占める比率ではTeslaの方がまだまだ圧倒的に高いようです。ただやはり今の地合に懐疑的に見ている筋が空売りという仮需を経て市場の売り圧力を造っているという点は、今後地合が好転してきた場合の買い戻し圧力に繋がると期待できます。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-09-15/RI839IDWX2PS01

9月第一週の投資主体別売買動向では外国人投資家は現物を213億円の売り越し。一方、先物は1,460億円の買い越しということで、トータルでは買い越しではありますが、この週はメジャーSQ週なので取引自体は特殊な要因がありますからあまりアテになりません。なお個人も売り越しですが、特に信託銀行が2,650億円の大幅売り越し。なお、外国人投資家はグロース株に関しては40億円の買い越しとなっています。


新興市場も「買い」。木曜の東証グロース市場指数は反発。NASDAQの底堅さに加え、日本のグロース市場にも強さが出て来ました。この金利上昇局面にも関わらず小型グロースが買われるという点には希望の光を見出せます。ただ個人的に期待しているグロースCore株は相対的に弱く。ここが戻れば外国人買いが本格的に入ってきたと言えそうですが。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は続落。また500円台に値が沈む場面がありました。大量保有報告書ではスパークスG(8739)が保有減を発表。タイヨウに続き、機関投資家のポジション外しが続いて、この2年超に渡る下落相場が作り出されています。アクティビストが減ると株高への誘因も減ってしまうので残念ではありますね。一方、8月月次は順調なので、業績は安定的です。


トヨタ(7203)は反発。木曜は寄り付きから節目の2000円を割り込みましたが、昨日自社株買いの延長が下支えしたような感じです。ただ来週は期末になるので、自社株買い自粛期間に。来週以降本当に反発できるかどうかが、2000円の節目が本当に防衛ラインになるかどうか、そして日本株を支えられるかどうかの試金石になりそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。