KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

SOX指数が反動安

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前日のNYは翌日にPPIなどの発表を控えて高安マチマチ。30年債入札は好調でしたが長期金利は4.19%に上昇。売買高は低調でした。前日上昇した半導体株指数のSOX指数は2.5%の反落。Intel国防省からの補助金計画撤回と伝わり4.4%の下落。AMDも過熱感から指摘され4.0%の下落。WTI原油先物アメリカの原油在庫減少を受けて80ドル手前まで上昇。


投資判断は「売り」。一番日経平均を押し上げるのは結局半導体、もっと言えばNVIDIAの株がどうなるかに尽きます。今のところまだNVIDIAの勢いは途絶えていませんし、日本の半導体株にも本質的な衰えは見られません。理性的かつ客観的に分析すると、まだ相場反転の兆しは出ていません。

相場が急落するには買っている人をパニックに陥れる必要があります。そしてそれは「最近買った人を」と上に付ける必要があります。例えば1ヶ月前に買った人が多少下がったからといってパニックになる必要はありません。含み益が残っているでしょうから。ですから急速な反転が起こりえるような状況ではありません。

バブル的な相場が劇的に終わるとするならば、もっともっと相場に過熱感が必要です。焦って買うような人をもっと巻き込むような。あるいは、それは私が再三再四言うような「パチンと弾ける」くらい派手に乖離や歪さが広がり、どこかのファンドが破綻するくらいの事象が起こり、不安感が増幅され・・・というような事態になれば、順張り肉食系投資家が「今度は空売りで儲けてやろう」と勇ましく売りを入れてくることで実現する可能性もあります。

今現段階での私のイメージは「あれ、いつの間にか高値を超えられなくなって、買いに勢いが無くなったぞ」と後々気付くような緩やかな下落パターンです。

確かにテクニカル的な過熱感や4万円超えというような高さはありますが、別に日本株だけが高いわけではありません。欧米も台湾もインドも最高値圏。歪さはあくまで日経平均TOPIX、大型株と小型株の中に存在するだけなので、スピードの速さはありますが、ドル建て日経平均の高値更新に違和感はありません。

やはりまだドル建て日経平均TOPIXの最高値更新まで距離があり、余地があることが一つ背景にあります。そういう意味で日経平均4万円という数字にこだわるのは本来ナンセンス。

今回は皆「バブルではない」と口を揃えます。個人的には皆がそういうのでバブルなんじゃないかと思うのですが、まあそういう私も「本質的にはバブルじゃないけど、指数はバブル的である」と思っています。というわけで日経平均はきつめに下げる素地がある一方、「バブルではない」TOPIXの方が底堅く推移するので、日経平均の方も一定の緩衝材があり、一気呵成の大崩れしないというような見解です。

そうこうして日本株が高値更新をなかなかしなくなった間に、アメリカ辺りが崩れてきて、今買いの材料としてあげられているいくつもの要素自体には変化が無いのに(例えば東証のPBR改革や、新NISA効果など)、誰もそれを口にしなくなって一相場終わる。次に上がるのは大統領選挙後か?・・・というような感じでしょうか。

アメリカではヘイリー氏の撤退が伝わり、トランプ氏が次期大統領とみなされる「ほぼトラ」の状況になってきましたが、やはりこうなってくると企業は設備投資計画が立て辛くなっているようで、この辺りがまた機械株には重石になってくる状況。

個人的には恐らく今回はもし11月の大統領選挙でトランプ大統領になったら、今度は株は下がるんじゃないかと思っています。というのも、前回は「全く期待されていなかった人が、思った以上の仕事をした」ことが評価されました。ところが今回は「前回やってくれたから、今回もやってくれるだろう」とハードルが上がっています。歴史的にも世の中が混沌としてきたら、大衆は力のある強権的な独裁者を求め、問題を解決してくれることに望みを託すものです。

あと、パウエル議長に対して厳しい言葉を投げつけていますが、本当にパウエル議長を更迭するようであれば、幾多の金融危機を乗り切ってきた凄腕議長から、未知数の(大統領の息のかかった)新米が議長に交代することになります。

過去の経験則上、市場は新議長を試す機会を作る、すなわち相場を急落させてその対応手腕を見極めることをするので、厳しい場面が訪れそうです。そういう意味で大統領就任前がピークであり、来年のアメリカ株は厳しいことになるのではないかと思っていますが、いずれにせよそれはまだまだ先のお話。

目先の話として、やはりマグニフィセント7の変調が一番効いていると思います。特にApple、TeslaはNASDAQの高値更新波動に反比例で下がっていますし(その資金をNVIDIAが吸収)、AIで負け組とみなされているGoogleも下値支持線を割り込んで今年のパフォーマンスはマイナスとなっています。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は反落。11日の下落で空けた窓を埋めてから改めて下がる動きになっていますが、下値は切り上げている形。ただ昨日は引け後にiSpace(9348)が海外公募を発表。昨日のカイロス打ち上げ失敗で宇宙関連の人気が離散している上に、他の市場でも仕手化していたような銘柄が軒並み急反落となっていて、短期資金にとっては厳しい局面になっています。


ポートフォリオ銘柄】

売りポートフォリオ川崎汽船(9107)は続落。3/1に大陽線を付けたところで買いが出尽くした格好で、その後は陰線を続けた下落になっています。他の海運株も75日線を割り込んで、すっかり人気は蚊帳の外。期末に向けて若干戻す場面はあるかも知れませんが、基本的には天井を打ったと見て良さそうです。


一昨日より買いポートフォリオとなったSPDRゴールドETF(1326)は昨日反落。昨日はビットコインがまた最高値更新となりましたが、金もしっかり。ジワジワとこういった商品に資金が入り込んできている形です。ドル建ての金価格は3月に入ってから明確に2000ドル強の歴史的抵抗線を上回っており、長期目線でじっくり取り組みたいところ。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。