KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

NVIDIAが遂に急反落

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金曜の日経平均は反発。前日のNYはパウエル議長が上院での議会証言において「(利下げ着手のためのインフレ低下の確信は)そう遠くない」と発言したことで長期金利が4.09%に低下。それを受けて3指数揃って引けにかけて買われ上昇。S&Pは最高値更新。売買高はやや低調でした。半導体株指数のSOX指数は3.4%の上昇。ただ引け後に決算を発表したブロードコムなどは時間外で下落。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ドル円は148円割れと円高が進みましたが、前日下落の反動が出ました。SQ値が39863円に決まると、上値が意識されマイ転も、そこで為替も底打ちし、改めて買い戻しが強まりSQ値を奪還。

後場前場高値を上回り4万円に接近。ただ未遂に終わると力尽き再度前日終値近辺まで押し戻されました。最後は若干戻すも陰線。TOPIXも最後は力尽き、終値ベースでの高値更新は未遂。売買代金は6.4兆円台とメジャーSQで膨らみました。REIT指数は続落で20年以来の安値更新。


投資判断は「売り」。金曜のNYは注目の雇用統計が予想の+20万人を上回る+27.5万人だったものの、失業率が予想より悪い3.9%、また12月や1月分の雇用者数が大幅な下方修正となり、平均時給も前月比+0.3%予想に対して+0.1%と全体的に悪い着地。それを受けて長期金利が4.08%に低下もNVIDIAの急反落などで3指数揃って軟調。それらを受けた日経平均先物は38790円となっています。

ただ世界的に最高値更新波動が続いています。アメリカも日本もEUも台湾もインドも今週皆最高値。日本はリセッション入りしているのに、またドイツもほぼリセッション状態なのにお構いなし。ラッセル2000を構成するアメリカの中小型株もEPSはこの一ヶ月の決算シーズンを経て減少に転じたのに、リスクオン相場が続いています。

金曜のアメリカの長期金利が低下したように、アメリカの経済指標も悪く、また債券入札額も膨らんでいる中で金利が大して上がっていないことが、市場をぬるま湯に浸からせています。

ただ特に最近は、相場に一家言あるJPモルガンのダイモンCEOが自社株全株売却と伝わったり、ウォーレン・バフェット氏が「アメリカ市場はカジノ的」と警告を発したりしています。まあこの辺りに関してはそれぞれポジショントークもあるので鵜呑みにはできませんが、私もこれらの意見には同意です。以前より「ノーランディング」との見方が強まってきて、相場に楽観的な見方が増えてきているため、足元がすくわれやすくなっているように感じます。

また、足元ではオープンAIに対しての風当たりが強くなっており、SECによる調査やNYタイムズによる訴訟といった話が出てきました。まあこれがすぐに生成AIブームに逆風を・・・と言うつもりはありませんが、急成長するものには様々な風圧が邪魔をするもの。Googleの自動運転車両が群衆の怒りで破壊されたというのも、そういった逆風の一つです。

個人的にはトランプ氏はこういったハイテクが嫌い(というよりハイテク嫌いの支持層)でしょうから、トランプ政権になってくると圧力にはなりそうです。ただそれが必ずしもマグニフィセント7の株価下落に繋がるとも思えませんけれど。ともあれそれらはまだまだ先の話ですが、まず3月は特に警戒が必要な月になるでしょう。

日経平均は1月に2823円、2月は2879円とほぼ同じだけ上がりました。2ヶ月間計の上昇率は36年ぶりとのこと。

純粋な過熱感や長期線からの乖離などもありますが、唯一の足元の懸念材料といえば、逆説的ですが全員が強気モードに入ってきたこと。皆「最高値更新は通過点に過ぎない」「日経平均4万円」と息巻いており、また証券会社の買い注文も増えているとか。ネット証券では個人投資家の注目が集中して、約定通知が遅いなどという声も聞こえています。

中小型株に関しては、やはり個人的には警戒しています。日経平均がパチンと弾けた場合、日経平均構成銘柄も下がりますが、恐らくは中小型株は更に売られます。また持ち合い解消売りが中小型株に及んだ場合、資金的な余裕のない中小型株は自社株買いで対応できない(むしろ上場維持基準を意識して歓迎?)ため、一時的にも需給が悪化しやすいです。スノーピーク(7816)なんかのようにMBOできるところは良いのですけれど。


新興市場は「中立」。金曜のグロース指数は続落。後場プラ転達成後に突然崩れ前場安値も割り込みました。ここまで強かったAI関連株などが週末の手仕舞い売りに押された格好。やはり短期資金が中心なので逃げ足も早いですね。


ポートフォリオ銘柄】

アライドテレシスHD(6835)軟調。足元ではスタンダード市場で低位株が乱舞していますが、同社はその波に乗れていません。引き続き売り場を探しており、今月中には決着を付けたいと思っています。


売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は続落。日経平均の指数寄与度が10.93%と引き続き11%近くと高水準をキープしています。

これまでも11%を超えたことがありましたし、また足元で更にNVIDIAが買われていることを考えると、結局その他のアドバンテスト(6857)、ソフトバンクG(9984)、東京エレクトロン(8035)が上がってくることで相対的にファーストリテイリングの寄与度は下がってはくると思います。7月末の次の上限設定まで全然時間がありますし、極論を言えば「そんなもん関係あるか!」と一段と買い上げられる素地もあります。

気にするのは裁定業者と柳井会長のみ。もし7月末に10%を上回っているとウエイトを0.9掛けしないといけなくなってくるので、一気に売りを入れないといけません。ただ屁理屈を言えば、例えば12%、13%・・・と更に寄与度が上がってしまえば0.9掛けされたところでより存在感は増す・・・ということでもあり、更にバブル化する可能性も片方ではあります。その辺りは留意しておく必要があります。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。