KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

TOPIXが高値に接近!

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日経平均は本日続伸。前日のNYはAmazonやAlphabet(Google)が決算期待感から買われたことや、1.9兆ドルの経済対策の早期成立期待感が高まり3指数揃って堅調。長期金利が一時1.12%近くまで上昇したことで、特に決算後売られ続けた金融株が買われました。VIX指数は25.6ポイントに低下。北東部の寒波による暖房需要を見込んでWTI原油もコロナ前の55ドル台水準を回復。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。28400円を回復して始まると、28400円を割り込むことなく1/28急落時の窓を埋めました。昨日決算が出て買われた自動車関連株や金融株に買いが入り10時までにTOPIXが1/21の戻り高値に到達すると、達成感が出て上値が重く。売買代金は11時15分時点で1.2兆円台と比較的膨らんだ形。


投資判断は「中立」。個人的にはイエレン次期財務長官とパウエルFRB議長のタッグは最強だと思います。パウエル議長はヘリコプターベンことバーナンキ議長以上のペースでFRBのバランスシートを拡大し、足元ではまた最高値を更新してきました。そこにイエレンさんが議長時代にヤキモキさせられた財政政策に手を出す決定権を持ったのですからやりたい放題。両輪がガッチリ噛み合って株価はもっと勢い付いても良いのかも知れません。
https://www.federalreserve.gov/monetarypolicy/bst_recenttrends.htm

ただ今のコロナの状況ではさすがに実行性が未知数であること、人は役職や立場が変われば考え方も変わることが多々あることなどから、全面的に好感するような動きにはなっていません。トランプ大統領のような強引さや馬力が果たしてバイデン大統領にあるかどうかも値踏みされているのだろうと思います。独断専行型のトランプ大統領との対比を鮮明にするためにもバイデン大統領は色々な意見を調整せねばならず、実行力やスピード感はどうしても落ちると見られます。

こういった森の動きはともかく、木の方はちょっと嫌なスタートになっています。決算が既に始まった金融株は、JPモルガンやゴールドマンサックスなど軒並み決算後に売られる形。2月に入って買い戻しの動きが出て来ましたが、決算を受けて買われたNetflixIntelも一旦買われた後が続かず、上値をグイグイ追っていくようなところは見られません。今週も色々と決算が出てくる中で、この流れが変わるのかどうか注目しておきたいところです。

もう一つ今年に入って流れが変わってきているのはビットコイン。先のイエレン議長が公聴会で「違法行為の資金調達に使われる恐れ」として否定的な発言をしたことがきっかけになっています。元々中央銀行出身ですから嫌いなのでしょうね。
https://jp.reuters.com/article/crypto-currencies-idJPKBN29Q25Y

個人的には台湾TSMCが増産要請や値上げ報道を受けても軟化したように、むしろ足元の弱さが気になってきたところです。サムスン電子も下落しており、どうも怪しい動きをしています。日本でもレーザーテック(6920)が好決算を受けても下落。トヨタ(7203)は「半導体不足でも今年度の生産計画に変更は無い」としており、半導体不足が過剰に意識され過ぎている面もあるかも知れません。

確かにマスクみたいなもので、これまで散々と買いたたかれた半導体が、急に足りなくなったからと言って増産したら、また供給過剰になって市場のバランスを崩すのではないかという懸念はあります。SUMCO(3436)なんて昔からそれに随分悩まされていますし、値上げ報道のルネサスエレクトロニクス(6723)も一旦調整の動きとなっています。

半導体以外にもこれまで買われた銘柄の息切れ感が目立っています。エムスリー(2413)やメドピア(6095)、MDV(3902)といった遠隔医療関連、エフオン(9514)やレノバ(9519)といった再生可能エネルギー関連などなどです。一方、アメリカでも強い百貨店や小売といった昨年までの負け組銘柄が強いという感じです。REITも含まれます。

あと最近の話題としては東芝(6502)の東証1部復帰。1/29に復帰となり、2月末にTOPIX算入される流れになります。時価総額1.3兆円でランキング100位レベルの銘柄なので、他の銘柄に与える影響はそこそこアリ。実際、似たような境遇のシャープ(6753)が18年1月に再算入となったところから相場が崩れた経緯があります。

勿論シャープのせいだけではなく、2月にアメリカの金利急騰を嫌気してアメリカ株が急落したことが大きいですが、アメリカ株や日経平均はグングン高値を取っているのに、TOPIXは今も18年1月の高値を超えられていません。当時時価総額約2兆円のシャープよりは影響度合いが小さいはずですけれど、頭の片隅くらいに置いておいても良いのかも知れません。


新興市場も「中立」。本日は両指数共に堅調。日経JASDAQ平均は今年の高値を更新してきました。昨日決算を発表したミンカブ・ジ・インフォノイド(4436)が全市場売買代金上位に顔を出すなど、東証1部が活況な中でも新興市場も強く。アメリカ同様に個人投資家のパワーを感じさせる一幕です。


ポートフォリオ銘柄】

MTG(7806)は続伸。昨日の急騰で改めて75日線を回復し、ずっと意識されていた一目均衡表の雲下限から下放れてきました。マザーズ指数がしっかりしている勢いを借りている部分もありますが、昨日急騰の割には反動が小さく、来週の決算までにどこまで戻せるかに注目です。


アニコムHD(8715)は続伸。足元でアメリカの長期金利が上昇してきたことで保険株にも買い圧力が出来ています。また本日はまず同業のアイペットHD(7339)が決算を出す予定なので、それを見て事業環境を把握する必要はありそうですが、急激に増えるものではないので過剰な期待は持たない方が良いでしょう。長い目で見ておいた方が良さそうです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。