KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

さらば遠き日 その7

友人との思い出話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20210115.html


11月になり、姫路に行く日が近づくにつれ、コロナの感染者数が全国的に少しずつ増えてきました。むしろ私の方が母親から「どうしても今行かんとダメけ?」と前日に電話で釘を刺され、「いやいや、今行かなかったらいつ行くんよもう二度と会えないのかも知れないのに」とケンカに。当時でも兵庫で100人も出ていない時期でしたから、過剰に心配し過ぎだと。

コロナが年配者や基礎疾患のある人には取り返しのつかない大病であることは重々承知。ただ確率論で言えば感染者に遭遇するのは何万分の一レベルのお話。その人と濃厚接触する確率は更に低いはずです。

勿論「万が一」というのはあり得ない話では無いけれど、それを言い出すならば地下シェルターにでも籠もって家から一歩も出歩くなということになります。この辺りは本当にそれぞれの立場で意見が真っ二つに分かれ、議論は平行線になるだけ。株同様に未来のわからないことに明確な答えなど出るはずもなく、リスクとリターンを秤に掛けて考える他ありません。

それがわかった上で「行く」と決断し、相手側からも返事を貰っているわけなので、母からそのようなことを言われたからと言って今更翻意するはずがなく。心配しているようで、単に相手に心理的な負担を与えているだけということに何故思い至らないのか?「帰ってきてから2週間母ちゃんに会わないから大丈夫や」と電話を切り、道中うちの母に対してのイライラばかりが頭を占めていました

しかしこの母のような思いは、向こうの親御さんも同様に感じているのでしょう。息子がこんな大病を患って大事な時に、遠方から見舞いに来るなんて非常識じゃないのか。そう思われていると嫌だなぁとこの辺りも無論先方に確認したのですが「いやいや、うちの両親も君に会いたがっているから」と快い返事は受けていました。まあ真実なのかどうかは謎ですが・・・。(つづく)