★☆★☆ 高岡で投資セミナー開催!
テレビ東京、ラジオNIKKEI、日経CNBCなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で自主開催セミナーを開催!!
馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html
内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :4月27日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:5000円
事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。
詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
https://www.kokuchpro.com/event/739bd21e8082f63d203542a65e2b9854/
当然私も参加します(^_^)/
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前日のNYはCPIが予想を上回り、3指数揃って軟調。売買高はやや活況。10年債入札が不調だったこともあり、長期金利は4.56%まで跳ね上がりました。ただマグニフィセント7は高安マチマチ。NVIDIAは2%の上昇でしたが、半導体株指数のSOX指数は1.7%の下落。中小型株指数のラッセル2000は2.5%の急落。WTI原油先物は86ドル台に上昇。ドル円は153円を付けました。
投資判断は「売り」。商品市況に関しては引き続き強い動き。原油は中東情勢を受けて上昇が続き、WTI原油先物は90ドルを目指すトレンドになっています。一方で最高値を更新し上値の節が無い金は高止まり。アメリカの経済が強くても買われる、金利が上がっても買われる、地政学リスクが高くても買われる・・・となると、やはり今の金は最強です。穀物は一般的なものは落ち着いていますが、カカオやコーヒーといった嗜好品は相変わらず高値圏。
今週のスケジュールは本日はファーストリテイリング(9983)の決算。中国でCPIやPPI。こちらは逆に物価の下げ止まりに期待感が高まっています。EUではECB理事会があります。こちらは6月にも利下げ開始という話で進んでおり、現にスイスは3月に利下げを開始しました。ただアメリカより先に開始できるのかどうか。アメリカではPPI。こちらも最近は結構相場の変動要因になっており、こちらは2月2.0%→2.3%への上昇が見込まれています。
12日(金)はSQ。今回はオプションSQですし、1、2月のように半導体株高などを材料に最高値を追うような雰囲気も無いので、これまでのSQ程のインパクトは無さそうです。ただSQ値は毎月上がっており、3月SQ値39863円超えは狙える位置にはあります。アメリカではミシガン大学消費者信頼感指数。また決算がJPモルガンやシティといった金融株からスタートします。
中国やアメリカといった主要国の経済指標が良いにもかかわらず、先週株価は下落しました。不二越(6474)や安川電機(6506)の決算も厳しかったですが、実績値はあくまで過去の話であり、問題はこれから。安川電機の社長のコメントでは「中国の景況感は底を打った」「急加速する可能性がある」とした一方で「中国の需要に大きな期待はしていない」などとコメントしています。
丁度今、イエレン財務長官が中国を訪問し、中国に過剰生産を止めるように説きに行っています。その説得にどれだけ中国が耳を貸すのか不透明ですが、このまま素直に中国景気が回復するかどうか。
アメリカも大統領選挙があり、トランプ氏のアメリカ第一主義が戻れば、企業も設備投資計画に狂いが生じる可能性があります。日本が得意とする産機産業は、これら大国のやり方に大きく振り回されます。
個人的にはファーストリテイリング(9983)の売りを取り上げていることもあり、日中はよく値動きを見ているのですが、これが4月から(つまり先週から)明らかに雰囲気が変わりました。これまではどんなに地合が悪くても、指数を支えるために買われるのが同社の存在意義でした。その粘り腰が明らかに無くなっているのです。先月末の銘柄入れ替えで、同社の日経平均指数算出のためのウェイトに変化があった点もあるでしょう。
純粋に「どう考えても買われ過ぎ」で、これだけ日中の気温変化が激しく、季節性の商品予測が難しいアパレル業界で最高値更新が続くのもおかしいです。中国の景気回復期待感は確かにあるかもしれませんが、成長期待感で買われているとは信じがたいです。
もっとも、株価は業績だけで決まる単純な世界ではないので、今の株価が正解と言われればそれまで。それでもどうしても業績に視点が移らざるを得ないのが決算発表であり、今週はこのファーストリテイリングの決算が天王山だと言えます。
そう考えると、1月のSQの際にはこのファーストリテイリングの決算が良かった→SQ値が飛んだという経緯がありますが、同じ事を二度繰り返せるかどうか。今回自信を持ってSQ値を買いあげられる投資家は少ないでしょう。
新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は続伸も、後場売り戻されて安値圏での引け。上ひげを残す形になりました。本日もアメリカでラッセル2000がこれだけ売り込まれたことを考えると、やはり金利上昇局面では特に円安メリットを受けられない内需系中小型株は苦しい立場に追い込まれそうです。
【ポートフォリオ銘柄】
ブロードメディア(4347)は昨日続伸。地味に6連続陽線となっています。ただここからはチャート的に雲のねじれ部分でもあり、25日線が再下落しやすい日柄。ストキャスティックスの割高感もあるので、一旦下押ししやすそうです。下値を1250円で固められれば、決算に向けて再度上昇が期待できそうですけれど。
売りポートフォリオのファーストリテイリング(9983)は昨日反落。そして上述したように本日引け後に中間決算を控えています。
例年本決算や中間決算後に買われやすい傾向はあり、また今回は決算に向けて下がってきているので、国内月次の不振もあって悪い決算自体は織り込まれている可能性はあります。ただ同社は小売業の中でも海外ウェイトの大きい銘柄でもあり、この辺りは正直蓋を開けてみないとわかりませんね。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。