KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ボーン!と産まれる その15

出産話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20170511.html


そんなわけで慣れない子育てに悪戦苦闘が続き、また嫁が鬱々としてきたのですが、そこでまた難しいのが、うちの母の存在。自身が子供二人育てただけでなく、これまで孫3人、そしてひ孫2人もあやしてきた歴戦の手練れ(?)だけあって、どんなにグズッても一発で泣き止ますことができるのです。

勿論、それはすごく有り難いことで助かるのですが、あまりに上手過ぎるので、嫁が自信を喪失してしまう事にもなるのでした「実の母親なのに何故娘はなついてくれないのか?」そういう思いが気持ちが鬱々としている時には余計に嫁に染みるようです

この厄介なマタニティーブルーに関して、実は「れもん、うむもん!」(はるな檸檬著)というマンガを出産前に読むほど嫁は警戒していました私なんかは「産む前からそんな心配しなくて良い」とは言っていたのですが、心配性な性格が余計に拍車をかけているというかちなみにこのマンガ自体は大変面白かったので、私もついつい2回ほど読んでしまいました

というわけで私自身はその辺りを理解しているつもりなので、私自身も板挟み嫁が席を外しているうちにその辺りの事情を母に話すと、母も「じゃあどうすれば良いの?」と困り顔。確かに母も良かれと思ってやっているのはわかるのですが・・・とりあえず本当に困った時に私から母に振るので、それ以外はそっとしておいて欲しいということを伝え、その作戦でいくことになりました。

一方、私自身も姪っ子、甥っ子を見てきただけに、まあまああやすのは慣れている方なのですが、私もあまり上手くあやさない方が良いのではないかと思ったりあやしながらも内心「もう少し泣いていてくれ」とか思ったり、心持ち手を抜いてみたりして、正直全方位的にあちこち神経を使わねばならず、この時期は一番しんどかったです

ある時、嫁が娘を抱えてほ乳瓶のミルクを与えていたのですが、娘が飲んでいる途中でほ乳瓶からパッと手を離し、ボーッと放心した感じになっていました。これはいよいよまずい、と思い、私は「ちょっと気分転換に散歩でも行ってきたら?いつも娘につきっきりで全然外にも出ないのは精神的にも良くないし、そんな状態では娘にも良い影響を与えないよ」と提案しました。

結局その後も状況が劇的に良くなるわけでもなく、毎週のペースで病院に授乳の指導を受けに行くことになるのですが、専門家の言うことを聞ければ一旦気持ちも落ち着くものの、またしばらくすると気持ちが沈み・・・の繰り返し。そんな状態が大体一ヶ月続きました。(つづく)

内閣支持率急低下でも2万円回復!

★☆★☆ 締め切り迫る!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で10回目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :6月24日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/462624/

東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
当然私も参加します(^_^)/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は本日堅調。金曜のNYは高安まちまち。Amazonが高級スーパーのホールフーズを買収すると伝わったことで、一部小売り株が売られる展開に。またAppleが売られたことでNASDAQ軟調。NYダウは終値ベースでの最高値更新となったものの、NASDAQは6月の安値となりました。一方、ドル円円高方向に振れてまた111円を割り込む形。


それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。フランス議会選挙に関しては予定通りマクロン新大統領の新党が圧勝ということで無難に通過し、朝方発表された5月貿易収支が予想外に2000億円超の赤字となったことから円安方向に振れ買い材料となりました。その後2万円まで買い進まれ、その後も2万円をキープ。13時半時点で売買高は10億株弱と低調。


投資判断は「売り」。売りと言いながら2万円を超えてきましたが、それでも引き続き恥ずかし気も無く売り姿勢は堅持しています。

アノマリー的にはメジャーSQ前後が相場の天井になるケースが多いのが不吉です。例えば直近3月のメジャーSQでも翌週月曜に高値19656円→4/17に18224円と、約一ヶ月間の下落となりました。

その前の昨年12月は問題ありませんでしたが、更にその前の9月、6月はやはりメジャーSQを高値に一ヶ月ほど低迷。昨年3月もやはりメジャーSQ翌週月曜を高値に一ヶ月ほど下がっています。ここ2年程遡ると、チャイナショック以降はその傾向が強いことがわかります。

6月という月はオーメンを構成する数字・・・だからではありませんが、あまり良い月ではありません。アノマリー的には先般も書いたように本来勝率が高い方の月ではありますが、例えば96年にはバブル後の戻り高値22666円を、07年のリーマンショック前も6月が戻り高値、15年もアベノミクス高値20868円を付けた月であり、節目節目で6月がターニングポイントになっています。つまり天井を作りやすい月となっています。

実際、15年6月24日が日経平均アベノミクス時の高値を付けた日で、丁度一年後の16年6月24日はBrexitで安値を付けています。まあ偶然だと言い張ってしまえばそれまでですが、今年も6/24が高値を付ける日になってしまうかも知れません(一応24日は土曜なので23日?)。信用期日という株価のリズムが半年おきにありますから、一年周期で需給バランスが変わるのもわからない話ではありません。

6月のアノマリーに関してハッキリした理由はわかりませんが、株主総会の集中日があるのでやや強引に株高に持って行くことの反動(企業も自社株買いなどで底上げを狙う)、そもそも「Sell in May」の格言に沿ってアメリカは6月の勝率が悪いことなどがあるのかも知れません。

チャート的には日経平均週足で104週線(2年平均)と52週線(1年平均)がゴールデンクロスしました。「なら相場がより強くなって結構だ」という意見もありますが、必ずしもそうではありません。実際、1年前にはデッドクロスしたのですが、そこがBrexitの安値となって反転してきました。

個人的な経験則で言えば、確かにゴールデンクロスは上向きの、デッドクロスは下向きのトレンド発生を示しやすいです。ただそれで逆の目が出た場合のダメージも大きくなるので「とにかく相場の変化点である」とだけ認識しておく方が正しいように思います。そして長期線であればあるほど効果が大きいもの。13週と26週線はデッドクロスを回避しかかっていますが52週線と104週線との差は大きく、大きな流れとして今回は天井を示唆するものではないかと。

原油に関しては、OPEC減産延長が決まって以降弱い動きが続いています。トランプ大統領によるパリ協定離脱も買い材料にはならず、引き続きシェール掘削リグの増加は続いていますし、上がるきっかけがもう見当たらない感じ。この辺りのセクターと、アメリカで弱い金融株は今回買い対象とはしない方が良いのではないかと思っています。

その他の雑感としては、新興市場など1部以外の銘柄を別として、ほとんど値が動いていないという銘柄が目立ちます。上がっているのは指数ばかりで、小型株ばかり保有している個人投資家は、あまり2万円突破の恩恵を受けていないように思われます。大型株に関してもトヨタのように、安値圏で燻っているものもあります。

最近場を見ていて思うのが、本当に個人投資家が居なくなったなぁという感触。JASDAQなどの流動性がほとんどない銘柄ですら、アルゴリズム取引が入ってきており、変な板になっています。例えば分足の出来高が一時期やけに盛り上がるのに、しばらくしたら嘘のように閑散になる、あるいは分足で瞬間的に長い髭を作る(成り行き売りなどで崩されるものの、瞬間的に買い板がズラリと並ぶ)など、明らかに個人ではない動きが見られます。

個人投資家の売り越しが続いている状況が、そのような地合に変えてしまっていますね。まあ国策として日銀が株を個人から奪っている以上(下がった局面で買うのだから、押し目狙い好きの個人投資家と競合する。買い支えているというよりは、収益獲得の機会を奪っている)、当然の帰結なのかも知れません。

最後に気になるのが加計問題や共謀罪成立で急落している内閣支持率。色々なところの調査結果が出ていますが、今回の問題で結構下がっているんですよね。私個人の感覚で言えば「こんなことくらいでこんなに支持率下がるかぁ?」という気持ちが正直あるのですが、とにかくこれで日本株にとってほほぼ唯一と言って良かった好材料が消えかかっている点は気がかりです。


新興市場は「やや売り」。本日は両指数共に堅調。マザーズは年初来高値を更新してきています。東証1部の方が2万円で上値が重い反面値持ちがしっかりしている中、安心感で短期資金が新興市場に回遊しやすい環境。新四季報も出たことで、新たなテーマ株物色も花盛りという感じのようです。


ポートフォリオ銘柄】
やまみ(2820)は続落。昨日TBSの「がっちりマンデー!!」にて取り上げられたものの、元々先週の予告から同社が取り上げられるのではないかという期待感が株価を押し上げていたことから、出尽くし感が台頭した格好。ただこの辺りは短期筋→実需筋へと株主が移行していくことで、もう一伸びあると思います。まだまだ。


船場(6540)は続伸。地味に買われて2月以来の高値水準になりました。しつこい売り板は続くものの、ジワリジワリと吸収している格好。引き続き同業他社の乃村工藝社(9716)やスペース(9622)といったところが年初来高値を更新してくる中、同社の出遅れ感は強いと思われます。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

ボーン!と産まれる その14

リバース最終回の軟着陸に衝撃を受けつつも、ともあれ出産話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20170511.html


そんな感じで子育て最初の山も無事越えた・・・と思いきや、二日間も経てばすっかり元通りまだ娘はミルクが物足りない感じでワンワン泣きますし、嫁も母乳が出ないことに対する変な罪悪感を感じてシュンとしています本質的にお腹が減っているので、あやしてもなかなか泣き止む素振りがありません

特に難儀なのがなかなか夜に寝ないこと確実に午前2時までは目がパッチリ開いていますし、部屋を暗くするとすぐに泣き出します抱っこしているととりあえずは泣き止んで、次第に目が細まって白目を剥いたような感じになり、そして眠りに就くのですが、布団の上に置いた途端に泣き出す始末

また泣くにしても「オギャー」と可愛く泣いてくるならまだ良いのかも知れませんけれど「ギャー」と阿鼻叫喚の、外から聞いたらまるで虐待でもしているのではないかと疑われかねないレベルの泣き方をしますそうなると我々も慌ててしまいますし、ようやく落ち着いてもドッと疲れが残りますもう「オギャー」と一言で済ませてくれれば十分伝わるのに・・・

よくNHKの「ダーウィンが来た」なんかを観るのですが、動物の赤ちゃんは大体産まれた瞬間から生存していくために、本能的に敵を回避する機能が備わっている動物が多いですが、何で人間の赤ちゃんはこんなにも無警戒なのか?夜中に「ギャー」なんてわめいたら、敵に見つかるだけだと言うのに・・・

その後ようやく寝ても3時間おきの授乳。嫁が母乳をやると同時に私はミルクを作りに台所へ行き、お湯を沸かして人肌まで冷まし、やり終えたらおむつを替えてほ乳瓶を洗い・・・としていると1時間近く平気でかかりますですから結果2時間くらいしか眠れず、また次の授乳タイムを迎えます

正直、これがこの先1年以上続くのかと思うと気が滅入ります一応、私は自営業ですから、多少の時間の融通は効きます。もしこれで以前いた税理士事務所のようにブラックな労働環境だったら、絶対身体壊しますね

実際、そこの上司の話ですが、やはり奥さんが産後鬱になってしまったのだけれど、自分は仕事があるので全くかまってやることができなかった。幸い子供は中学生まで無事育ったけれど、未だに奥さんに頭が上がらない要因になっている、ということでした。今、その話がよく理解できるようになりました(つづく)

日銀金融政策決定会合を無事通過し、今年初の5連敗は回避!

★☆★☆ 締め切り迫る!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で10回目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :6月24日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/462624/

東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
当然私も参加します(^_^)/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は金曜反発。前日のNYはここまで大きく買われてきたハイテクのFANG株が売られて軟調

それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。寄り付き後間もなく日銀金融政策決定会合の結果を警戒した利食い売りに押されましたが、下値では押し目買いが入りました。

昼に日銀金融政策決定会合で現状維持が伝わると、後場は安心感から2万円回復。ただその後は達成感や引け後の黒田総裁の会見に対する警戒感が拡がり、寄り値辺りの水準まで押し戻されました。売買高は23億株弱、売買代金は3.2兆円弱と膨らみました。引けにFTSEによるリバランスで商いが膨らんだ格好。


投資判断は「売り」。まず1ヶ月近くお休みしていた間のことをおさらいしたいですが、日経新聞が発表する日経平均採用銘柄のEPSが決算一巡を受けて急激に跳ね上がり過去最高の1400円近くにまで急上昇したにも関わらず、アメリカでいわゆる「ロシアゲート事件」が深刻化していることなどから円高が足を引っ張ってマゴマゴしていました。
https://nikkei225jp.com/data/per.php

そもそも本当に世界中の投資家がトランプリスクを本気に真正面から受け止めているのであれば、今まで株価が上がるわけはないはずですし、むしろトランプ大統領がとんでもないことをすればするほど「トランプ大統領失職期待感の高まりから株高」という展開になるはず。ところが今の株式市場の動きを見ると「えぇ、トランプ大統領辞めちゃいやん」というようなムードになっており、私がここ半年間ずっと感じ続けている違和感の形です。

一方、国内は森友問題の次の加計問題が芽吹いてきたくらいで(前々から指摘されていましたが、民主党内でも関与や異論があってなかなか追求されなかったとか)、基本的には政権は安定しています。

円高も動きも含め、日本株出遅れの要因の一つは、以前より指摘していますけれど、やはり自動車が売れないことが大きいのだろうと思います。アメリカだけでなく、中国でも小型車の減税幅の縮小などで前年までの駆け込み需要反動減が出てきており、米中という巨大市場で売れなくなると、欧州も頼りない中では厳しい先行きしか描けません。

他方、コスト面でも自動運転やEVなどのエコカー向けに勝負をかけた研究開発費を投じなければならず、どう見ても今期は踊り場とならざるを得ません。円安の援護射撃か、もしくは新興市場でバカ売れするような状況にでもなれば挽回できるかもしれませんが、米中2カ国分の落ち込みをカバーするのは並大抵のことではありません。

となると、世界的に見て自動車産業のウエイトが大きい日本株が出遅れるのは止むなし、という結論にたどり着きます。実際、トヨタ(7203)、ホンダ(7267)の株価は200日線も割り込んで安値圏にあります。そうなってくると、円売りヘッジを組み合わせた外国人買いが入らない、あるいは今までの円売りヘッジ分を解消して自動車株をまとめて売ってしまう、という外国人投資家の動きも、円の上値を抑えていると言えるでしょう。

「いや時価総額の上位20社の中で自動車関連はトヨタ(7203)、ホンダ(7267)、日産(7201)の3社だけじゃないか。自動車で日本株全体の動きを説明するのは乱暴だ」と言われるかも知れません。先日の日経でも「日本企業の円高耐性が一段と強まった」と今回の決算を総評されたように、前年より約12円の円高も撥ね除けて、最高益更新となった企業も相次いでいます。

実は産業界でそれ程円安を渇望する声が無くなっているのも、円安方向に向かいにくい理由の一つではあるでしょう。大手であれば稼いだドルを円転することなく、そのまま海外投資に流用すれば特に為替相場は気になりませんし。

それでも、日本の産業構造の中で自動車や部品製造に関わっている会社は2割程度とされ、ウエイトの大きさを無視できません。それ以外にも、例えば鉄鋼や化学メーカー、電気部品など自動車向けの売上が大きいところはたくさんありますね。為替の話は一旦置いておくとしても、自動車販売の不振が日本企業全体の評価に大きく影響してくるのは間違い無いと言えます。

また、時価総額上位の内、2位のNTT(9432)、3位のNTTドコモ(9437)、4位の三菱UFJFG(8306)・・・とずーっと見ていくと、1位のトヨタと5位のソフトバンクG(9984)は別格として、ほとんどが旧態依然の「国営に近い」産業になっています。

アメリカの場合は1位Apple、2位Microsoft、3位Amazon、4位Facebookと、5位のエクソンモービル以外はネット企業が隆盛を極めています(ただ会社分割しているGoogleが実質的に2位)。感覚的にも、ネットという国境を容易に越えて稼ぐことが出来るビジネスモデルなわけですから、そりゃアメリカ株が強いのはわかるよね、という感じ。

そういうネットの巨大企業に反して、いわゆる「rust belt」層の支持を取り付けて選挙に勝ったトランプ大統領ですが、今のところその支持層が満足するような成果が得られていないのは、熱狂的な支持層自身も認めるところでしょう。

公平を期して言えばまだ就任半年でそこまで成果が出るわけでもないのですが(実際、アベノミクスの成果は金融緩和以外大して出ていませんし)、就任当初よりもネット企業に対する姿勢は丸くなっており、あくまでイメージ論ですが、財閥解体を目指して当選したお隣韓国の朴槿恵政権と似ているような感じがします。その帰結はサムスン財閥から賄賂を受けていた、という疑惑で皮肉な罷免となりましたけれど。

6月のアノマリーを調べて見ると、これまで6月は日経平均の勝率の高い月として知られていました。と言うのも、3月決算銘柄の株主総会が特に下旬に集中する月であり、そこに向けて株高にしようという誘因が働きやすい(露骨なものでは自社株買い)月でもあり、また「Sell in May」で急落した後の一服を入れやすい月でもあるので、しっかりしていたのだろうと思われます。

ところが、実はここ2年連敗。特に昨年はBrexitショックに襲われ、後半にかけて急落となりました。結果、戦後の月別勝敗を見てみると44勝24敗ということで、1月、4月に次ぐ3位に後退。今年も「Sell in May」による急落が無かった分、反動高という面では期待できませんね。

そして、実はアメリカS&Pが弱いという逆のアノマリーを持ち合わせる月でもあります。2000年以降では9月の-1.2%に次いで弱い-1.1%の下落率。数字で見ると大した下落率ではないようにも見えますが、最高値更新に見られるように右肩上がりの続いている相場の中で弱い月なわけですから、それなりに意味はあるとは思われます。


ポートフォリオ銘柄】
DMS(9782)は大幅高。値上がり率ランキングにランクインする程の勢いがありました。本日発表の四季報で安定成長が示された安心感や、来週に同業ディーエムソリューションズ(6549)の上場を控えていることで、上値追いに勢いが付いた模様です。まだまだ目標株価までは余地があり、バリュー投資らしいラッシュとなっています。


14日引けで買いポートフォリオ入れとなった船場(6540)は続伸。こちらも新四季報で安定的な成長が示されたことにより、しっかりした展開となりました。先々には東証1部指定替えになりそうですし、こちらも新しいバリュー投資対象銘柄として、いずれ花咲くと見ています。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

ボーン!と産まれる その13

出産話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20170511.html


そんな感じで出産後は、私の実家でしばらく生活することになったのですが、子供子供で過ぎていく毎日そもそも子供ができたことによる大きな環境の変化と、また住むところの環境の変化、うちの母に対する気苦労などもあったのでしょう。嫁は週に一回くらいの割合で気持ちが大きく沈むようになりましたいわゆる産後鬱の症状

特に嫁を落ち込ませたのが母乳が出ないこと。入院中もそれで苦労していましたが、何とか飲ませようとおっぱいに娘を押しつけるような格好になると、娘も「ギャー」と咳き込む勢いで大声で泣きます何度か繰り返しているうちに渋々おっぱいを吸い始めますが、2、3回ちゅぱちゅぱ吸っても、すぐに止めてしまいます

止めた後は2パターンで、まずは泣き出すパターン泣いてしまうと飲ませるどころではないので、落ち着くまで一旦待ちます

もう一つは寝てしまうパターンその場合は頑張って起こさないといけないのですが、背中をコチョコチョするか、足の裏をギュッと押すのが良いと病院で教わりました。そんなわけで足の裏をギュッと押すと、また泣き顔になって目覚めますそして寝ぼけ眼をまたおっぱいに押しつけるという感じ

こうなってくると時間もかかりますし、終いにゃ娘もある種条件反射的に泣き出す始末娘に嫌われている、という感覚が特に嫁を深く傷つけていました

そんな悪戦苦闘が続いて一週間が経過し、産婦人科での補講と言いますか、病院に途中経過を診せに行く日となりましたそこで娘の体重がどれだけ増えたか計ってみたり、おっぱいの吸わせ方を看護士さんに見せて助言を貰ったり。

結論としては「ミルクの量を40ccに増やしましょう」ということになりました。この時期本当は80ccくらいのミルクを飲んでいても良い時期なのですが、母乳がほとんど出ていないため体重もほとんど増えずに横ばい。むしろこのままではまずいということになりました

授乳の際に寝てしまうのは、眠いというより吸う元気が無いほど体力が落ちている状況なのだそう確かに出産後間もなく撮った写真と見比べてみると頬が細くなっていますそう言われると、余計に母乳が出ないことに対して落ち込んでしまう嫁

ともあれ、また次回一週間後に病院で経過を診せることに。今回一応、多少ミルクの量が増えたので、娘も泣きが多少落ち着き、嫁も肩の荷が少し軽くなったのか元気を取り戻しました(つづく)

5月の成績発表

★☆★☆ 締め切り迫る!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で10回目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :6月24日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/462624/

東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
当然私も参加します(^_^)/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

一週間くらいお休みのつもりが、あまりにも仕事や子育てでバタバタして一ヶ月近くお休みをいただきました。また本日からボチボチ更新していきますので、どうぞお付き合いください。

それで本日はまずやり残していた5月の成績発表です。5月はゴールデンウィーク後に日経平均2万円まで肉薄するものの、寸前でマゴマゴ。ただ6月に入った途端に一気に2万円乗せを見せた月でした。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか。早速検証してみましょう。
(なお評価は例月通り、5月末を含む週の金曜、つまり3/3の終値で行っています)

【買い銘柄】

DMS(9782)
898円→1036円(22営業日保有 上昇率15.4%)

派手さは無いものの安定的な成長を続ける決算を受けて急騰。1000円台を回復し、足元でも高値追いの動きが続いています。いやー、時間はかかりましたが、バリュー投資がようやく花開いてきました。20日には同業のIPO銘柄ディーエムソリューションズ(6549)もあり、足元での連想買いも呼んでいる様子。この辺りまだまだ行けるところだと思います。


三菱製紙(3864)
767円→776円(22営業日保有 上昇率1.2%)

こちらは全然パッとしませんね。何とかプラスを維持できた程度で、足元でも円高を背景に他の紙パ株が高値を更新する中、全く蚊帳の外な感じ。うーん、株主総会を経て、業界再編の動きが出てこないものでしょうか・・・。


日油(4403)
1256円→1451円(22営業日保有 上昇率15.5%)

着実な上値追いを続けて、先日まで高値更新波動。今月一番の稼ぎ頭となりました。しかし目標株価1500円を手前に、足元では失速傾向となっています。半島情勢も落ち着いてきましたし、結局軍事関連株としては買われませんでした。それはともかく大体良いところまできたので、本日の引け値利食い終了とします。まあまあ取れたので良かったです。


グリーンズ(6547)
5/1より 1399円→1456円(21営業日保有 上昇率4.1%)

将来的な優待導入や東証1部昇格を期待してエントリー。5月はしっかりした動きが続きましたが、6月に入ってから失速してきています。6月決算銘柄なので配当取りの動きが出てきても良いと思うのですが。

なお同業の日本ビューホテル(6097)が先日一部ホテルの閉鎖や設備投資などを理由に大幅な今期減益見通しを出してきましたが特段影響なく推移しており、やはり安定している業界なのだと思います。


やまみ(2820)
5/17より 1809円→1919円(12営業日保有 上昇率6.1%)

最高値更新の昨年IPO銘柄としてエントリー。足元で食品株がとにかく異常な程強いことも材料視しました。その後薄商いの中で売り物が無い中、着実な上値追いが続き、特に本日は2000円を超えて値上がり率ランキング上位にランクイン。

6月決算銘柄であることから権利取りの動きが出たこと、また上場から間もなく1年を経過することで市場変更期待感もあると思います。実際、先般ストライク(6196)東証1部指定替えがあったことで、連想感が働きやすいのでしょう。ちなみに足元で同じく昨年の今頃IPOで買われているのでアトラエ(6194)やAWSHD(3937)など多数あります。


【売り銘柄】

大東建託(1878)
16400円→17410円(22営業日保有 上昇率5.8%)

引き続き月次ベースでは悪いものの、全く意に介しない上昇が続いています。実際、本日も同業の東建コーポレーション(1766)が好決算を受けて急騰。うーん、サブリースは先の無い業界だと思うのですが、配当利回りも良いですし、売り方の踏み上げが続いています。週足では実に9週連続の陽線となりました。

こうなってくるとまた月次が悪いところで影響は無さそうですし、とりあえず現状は18000円の抵抗線が上値を抑えるところまで我慢するしかなさそうですが、一応先般行われた株式消却による浮動株比率変更が来月末に行われる予定ではありますし(減少による売り需要が見込まれる)、そろそろ買い方の動きも限界が来ると見ています。


JXTGHD(5020)
4/29より 500円→497.7円(22営業日保有 下落率0.5%)

先般資源価格の下落で売りが上手くいった三井物産(8031)に代わって、原油の下落を見越してエントリー。一応OPECの減産延長を受けた出尽くし感から足元原油価格の下落は上手くいっているのですが、5月までは同社もちゃんと下がったものの、足元では資源株の下落が必ずしも上手く下がっているとは言い切れない状況ですね。

まあこの辺りは引き続き中国景気鈍化懸念などを背景に、まだ厳しい動きが続くと見ています。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
0.26(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 4/28終値 18909円→20177円(22営業日 上昇率5.1%) 0.23(%/営業日) 
TOPIX  4/28終値 1531  →1612 (22営業日 上昇率5.3%) 0.23(%/営業日)

今月もベンチマーク勝利!ただ思ったより差を付けられませんでした。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数961.5ポイント
遂に1000ポイントが見えてきました!資産10倍化も目前!


最後にまただいぶポートフォリオも少なくなってきたので、今回は買いで一銘柄追加しておきたい銘柄があります。それは船場(6540)です。同業の乃村工藝社(9716)、丹青社(9743)、スペース(9622)が共に年初来高値圏にある中、明らかに出遅れ感が強いこと、またこちらも将来的な東証1部昇格期待感があります。細かい根拠に関しては、また後日改めて書きます。

とりあえず目標株価は1500円に。本日引け値でのエントリーとします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

またトランプリスクが台頭

★☆★☆ 遂に第10回目の開催!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で10回目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません)
日時 :6月24日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/462624/

東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
当然私も参加します(^_^)/

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

日経平均は本日反落。前日のNYは住宅着工などの経済指標が悪かったことなどで上値が重かったものの、一部値嵩ハイテク株が著名投資家などの保有が伝わったことでNASDAQは最高値更新。一方、ドル円は113円を割り込んで戻ってきました。

それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。いつものパターンで間もなく売り一巡感が台頭すると、次第に下げ幅を縮めましたが、後場改めて売られる動き。ただ後場も寄り付き後は下げ渋り、日銀によるETF買い期待感が高まっています。売買高は13:45現在で13億株台とぼちぼち。


投資判断は「売り」。日経平均2万円は昨日寸止めに終わりましたが、正直決算を受けて銀行株が大体売られているにも関わらず2万円回復というのは、ちょっと気が早いような気もします。それにしても世間では「2万円回復は時間の問題」「特に意味のある話ではない」と言われますけれど、私はそんなことはない(大いに意味がある)と思います。

先般も日経電子版で「2万円で待ち構える日経リンク債大量償還、1兆円規模との見方も」という話が紹介されていましたが、つまりは1兆円規模の日本株に対する前向きな評価が出てくるかどうか、というところが試されているわけです。1兆円と言えば一日の売買代金の半分近くですから、一日くらいで簡単に超えられるところではありません。

また不気味なのは「2万円に乗せたら下がる」というケースがこれまで目立ったのもあります。私の中でずーっと引っかかっているのが15年12月1日の引けで無理矢理2万円に乗せたところ。そこからここまで長い長い低迷を続けました。この呪縛から逃れる意味でも2万円という強力な節目には、やはり意味はあると思います。

アメリカではまた政治リスクが台頭してきています。ようやく全ての閣僚が決まりましたが、先日はトランプ大統領がFBI長官に「You're fired」を突きつけたことが様々な波紋を呼びました。そして今度は舌の根乾かぬうちにロシアにISの機密情報を流したなど、連日のように懸念材料が出ています。

こうなってくると、オバマケア廃止法案の上院通過が危うく、ひいては税制改革の実行力に関しても疑念が生じてきます。この辺り個人的には本当に何も考えずに雰囲気で政治をやっているのではないかと思うのですが。まともな感覚ならせめて上院での議論が決着してからでも良かったはず。

いくら「自身は捜査対象になっていなかった」とはいえ、捜査がこのまま進むと政権にとって何らかの不都合があったから急いだとしか思えません(一説にはフリン元大統領補佐官の捜査を妨害する意図があったとされている)。既にかつての「ウォーターゲート事件」になぞらえて「ロシアゲート」などと言われています。

私は共和党がペンス大統領誕生に向けたシナリオ通り着々と事を進めているように感じられます。わざとトランプ大統領個人を悪者にするよう、派手に耳目を集めているのではないかと。そうなれば共和党も傷が浅く済みますし、逆に先人の支持率が低ければ低い程、引き受けた側の支持率が上がるのは日本の民主党政権自民党政権への移行でも明らかな通り。まさかの焦土作戦なのかも知れませんね。

ともあれその辺りは憶測の域を出ませんけれど、消費関連、住宅関連の指標はどれもイマイチ。良いのはトランプ大統領が執着する雇用関連の指標のみ。これで規定路線と見られていた6月利上げが実現できないのであれば、一段と為替の円安が進むわけにもいかないような状況です。

またそれより深刻なのは中国の景気減速懸念。それを反映して上海総合指数は年初来安値圏で低迷し、商品市況も軟化していますが、とりあえず原油の方は昨日のロシアとOPECの減産合意延長を受けて一旦は復調の流れとなっています。その他の資源価格も「一帯一路」構想で持ち直すかと言われているものの、まだ反応は微妙です。

一方、日本の方はとりあえず3月期決算銘柄に関しては終了。無事(?)東芝(6502)の決算も暫定値という形で発表されました。ここからは個々の決算を見ていく相場展開に・・・なるかと思いきや、北朝鮮リスクが高まったり。目線を逸らすために北朝鮮に攻撃・・・という常識的には考えられない行為もトランプ大統領ならやりかねない、という懸念もあります。

無論、懸念材料が全くない時期なんてありはしないのですが、肝心のアメリカの景気を見ても昨日発表されたNY連銀製造業景況指数が予想を大きく下回ったり、決して楽観視できる状況にありません。

それでもなおS&Pなどが高値更新を続けるのは、バフェット氏やソロス氏がApple株など指数寄与度の高い銘柄を買ったりしているからという面も否定できないでしょう。アメリカ株のPERは歴史的にも高いのは今までも繰り返した通り。いくら日本株のPERが低いからといっても、外部環境はいつ急落してもおかしくない以上、静観が賢明なのではないかと思います。


新興市場は「やや売り」。本日は各指数共に軟調。決算シーズンが概ね終了し、全般的に売られる銘柄が目立っています。この辺り材料性のあるものは買われるかも知れませんが、全般的な基調としては弱い動きが続くものと見ています。


ポートフォリオ銘柄】
日油(4403)は続伸。本日は「パウダータイプのドコサヘキサエン酸(DHA)を市場投入する」と報じられたことで、多少材料視された模様です。それこそ私が現在使っているような乳児用ミルクに用いられるようで、正直収益にどの程度影響があるかは微妙ですけれど、切り口としては面白いかも知れません。


売りポートフォリオJXTGHD(5020)は反落。原油市況はしっかりしているものの、本日は石油業が下落率トップ。同社も500円での攻防が続いています。商社株も引き続き弱い動きが続きますし、石油プラントの日揮(1963)や千代田化工建設(6366)も安値更新波動。この辺り全般的に厳しいのだと思われます。


さて、今回一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはやまみ(2820)です。

昨年IPOの豆腐メーカーですが、地味過ぎて流動性はありません。しかしさりげなく上場来高値を足元で更新してきており、間もなく上場1年目ですから、2部くらいへの移動はあるかも知れません。

業績の方は先般出た決算がイマイチだったので一旦売られましたが、本日改めて切り返してきました。まあ正直、この手の銘柄は四半期程度の決算は一々気にされないと思います。

それより、足元では「すき家」など牛丼各社が豆腐を使った牛丼なんかを出していて、今後は高齢化の進展もありますし、豆腐メーカーは安定しているのではないかと。正直、流動性は低いのですが、最近ブログをあんまり頻繁に更新できないので、DMS(9782)のようなバリュー株で固めておけば放置しておいても大丈夫かなというこっち都合の話もあります。

というわけで目標株価は2200円に。本日引け値で買いポートフォリオ入れとします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


で、明日以降しばらく上京するものですから、1週間ほどブログはお休みさせていただきます(有料メルマガの方は来週も発行します)。予めご了承ください。


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。