KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

アメリカ主要4指数が揃って最高値更新!

★☆★☆ 締め切り迫る!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で11回目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
http://bd-fleurettes.eco.coocan.jp/sub1.html

内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 
日時 :10月7日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

詳細を下記リンクよりご確認の上、お申込みください。
http://kokucheese.com/event/index/481551/

東京では3日で定員に達する人気セミナーです。
当然私も参加します(^_^)/

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日経平均は本日続伸。前日のNYは9月の新車販売台数がハリケーンの影響で買い換えが進み好調だったことで、自動車関連株中心に買われ高値追い。3指数に加えラッセル2000も最高値更新となりました。

それを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ドル円はやや円高に振れ113円を割り込んできましたが、昨日までの勢いそのまま年初来高値を更新。ただ20700円手前で買いが一巡すると、その後は利食い売りに押される動きに。前日に好調な月次を発表したファーストリテイリング(9983)の上昇も支援材料に日経平均が買われる展開になりましたが、TOPIXの方はイマイチ。

ただそのファーストリテイリング後場下げに転じてくると、日経平均もマイナスに転じる場面も。反比例するようにソフトバンクG(9984)が買われ、引けでは何とかプラスで終えました。TOPIXもギリギリプラス。売買高は16億株台、売買代金は2.4兆円弱とそこそこでした。


投資判断は「やや売り」。私が基本姿勢として「売り」を堅持している中でもみるみる上がっていき、結局日経平均は年初来高値更新。正直こんなに簡単に3空窓を開けてホップステップジャンプで2万円を回復してくるとは思いませんでした。うーん、日銀が浮動株を買い占めていることもあり、板がスカスカな感じですね。

まずアメリカ市場の方は先月FOMCでテーパリングが遂に決定しました。月額計100億ドル規模の債券償還分の再投資を止め、次第にその額を引き上げていき、最終的には月額500億ドル分のFRB保有資産減少を計画。それを受けても特段アメリカ株の流れは変化がありません。

FRBが今まで行ってきた出口戦略は単なる政策金利の引き上げであり、そして市場金利は結局あまりそれに追随しませんでした。その上、ユーロ圏や日本が緩和を維持していたことで、実質的な金融緩和状態をキープできた→それがいわゆるゴルディロックス的なぬるま湯相場を作り上げ、今の世界的な高値追いの流れを形成したともされています。

それが今回は償還された分の債券を再投資せず、ゆっくりと保有資産のうちの債券分を減らしていくという次の出口に向かうというステップに移ろうとしています。そうなるとアメリカ国債の買い手が減るわけですから、長期金利の上昇に繋がると言われます。それがドル高に繋がり、円安に繋がれば日本にとっては株高に繋がっています。

本来、15年12月の金利引き上げ開始以来の歴史的な方針転換であり、もっと大きな反応が出ても良いはずです。ところが確かにテーパリングの開始自体は時間の問題でしたから、心やポジションの備えはしっかり出来ていた投資家が多かったということでしょう。その後順調にアメリカ株は高値更新波動となっています。

他方、最も直接的な影響を受けるアメリカの長期金利に関しては、発表後は素直に金利上昇で反応しています。そしてアメリカの金利上昇の影響を受けるところを見てみると、アメリカのREITや利回りの高い公益株は下落しています。
http://www.pwalker.jp/usreit.htm
https://www.bloomberg.co.jp/quote/UTIL:IND

国内に目を向けると、足元は選挙ムード一色。私が書かなくても色々なところで言われているでしょうから簡単に言いますが、90年以降の衆院解散による投開票4週間前からのTOPIXは8勝1敗、平均上昇率2.6%だそうです。10/22が投開票ですから9月25日からという計算になりますが、本日の時点で既に2%近く上がってしまってはいます。

しかも、選挙の争点に意味がある程上昇率が大きくなり、例えば自民→民主、または逆のような政権交代、あるいは郵政解散のような場合は上昇率が高かった格好。今回のように「大義はどこに?」という場合は上がるにしても上昇率は小さい傾向があります。

一応希望の党が絡んできたことで盛り上がってはいますが、与党優位は揺るがないと見られています。逆に希望の党が優勢になれば株価的にも呑気に上昇を続けられないと思います。

最後に雑感として、本日は改めて石川製作所(6208)がストップ高にまで買われるなどきな臭い動き。選挙で忘れられていた北朝鮮リスクを思い出せ、と言わんばかりの北朝鮮の主張を感じさせます。

それにしても北朝鮮リスクの本当に恐いところは、このICBM技術を他国に売りつけて死の商人として生計を立てていく可能性があることで、これがアフリカの独裁国などに渡ると世界のパワーバランスはまた厄介なことになってきます。まあ今の段階でそこまで心配する必要は無いでしょうけれど。


新興市場は「売り」。本日は両指数共に軟調ノーベル賞で日本人受賞者が出ないことからバイオ系中心に売られる展開に。直近IPOにも勢いが無くなりつつあります。足元は東証1部の大型株に買いが入ってきており、小型株は全般的に弱さが目立ちます。


ポートフォリオ銘柄】
マクロミル(3978)は続伸。昨日三菱UFJモルガンが格付けを新規に「オーバーウェイト」としたことを受けて大幅高した勢いが残っている格好。ただあまり前場の強さを後場維持することができませんね。まあ選挙が盛り上がれば盛り上がる程、この辺りは注目されていくと思います。


売りポートフォリオ大東建託(1878)は反落。昨日発表された月次では受注が11.6%減だったことから久しぶりに売りが集まりました。9月は中間期末で3月に次いで受注高が多い月ですが、そこで転けた格好に。

実は今回の相場は3月月次が発表されたところを起点としており、信用期日としても半年が経過。また下半期入りによるゲームチェンジのタイミングとしても相場の転換点となってもおかしくありません。月末に見込まれるTOPIX浮動株比率調整による売り需要にも期待。


【注目銘柄】
東邦亜鉛(5707)は続伸。こちらは9/24配信の有料メルマガで買いで取り上げ。丁度ボトムを拾えたような形で、戻り歩調が続いています。自民党の公約に地下シェルターの整備が掲げられており、サンヨーホームズ(1420)や日本フィルコン(5942)などと並んで大型株の同社にも買いが入ってきている格好。目標株価はまだまだ上。達成の暁にはこちらに取り上げ根拠などを記載します。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

ボーン!と産まれてその後 その9

娘も生まれて半年が経過したので、離乳食が始まりました最初はおかゆをさらにこして、ペースト状にしたものを小さじ一杯分から。うちの娘はミルクもグビグビ飲んでまだ足りないという程食欲旺盛なので、大丈夫だろうと思っていましたけれど、案の定大丈夫さすがに最初は「うぇぇ」みたいな顔をしましたが、その後ペロリと食べました一体誰に似たのやら

我々のご飯の他にも用意しないといけないので、嫁も更に一仕事増える格好。そもそも昔は親が口でよく噛んで子供に口移ししていたということですけれど、今では虫歯菌の一子相伝(?)も気になりますし、とてもできませんね

離乳食が始まると不安なのがアレルギー。丁度友人で同じ頃に産まれた子供は卵アレルギーらしく、先日会ったら口の周りに湿疹が出来ていました。お母さんが卵を食べた後の母乳もダメらしく、そうなると何かと大変ですねうちの子は何もなければ良いのですが。

しかし離乳食とかを見ていると、私の子供の頃はそんなアレルギーとか気にしていたのかなと思ったり。昔に比べて随分と環境も良くなってきているはずなのですが、人間って何かが良くなれば、一方で何かが悪くならないとダメな生き物なのでしょうか?花粉症なんて昔は無かったですし

嫁は嫁で今鼻炎の時期になりくしゃみを連発くしゃみをすると娘が全身をビクッとさせて驚いて泣くのですが(鼻炎でビエーン)、あまりにも嫁のくしゃみが止まないので一周して逆に笑い出す始末そんなこんなで今日も騒がしい我が家です

9月の成績発表

★☆★☆ 締め切り迫る!

テレビ東京日経CNBCラジオNIKKEIなどでお馴染み、あのブーケ・ド・フルーレット代表の馬渕治好氏が高岡で11回目となる自主開催セミナーを開催されます!!

馬渕治好氏略歴
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内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 
日時 :10月7日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
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本日は9月の成績発表です。9月は北朝鮮リスクの台頭やアメリカのテーパリング開始など様々な出来事がありましたが、なんだかんだで日経平均は年初来高値を更新してきた月でした。そんな中、私のポートフォリオはどうなったでしょうか?早速検討してみましょう!


【買い銘柄】

三菱製紙(3864)
726円→758円(19営業日保有 上昇率4.4%)

9月も軟調な場面がありましたが、4月安値700円を意識した水準で下げ止まり、何とかダブルボトム形成の動きになっています。上値を抑える200日線をクリアできれば少しは視界も晴れてくると思いますが、まあ地味業種なだけに、業界再編のニュースでも飛び込んでこない限りは地味な値動きが続くのでしょう。


グリーンズ(6547)
1325円→1394円(19営業日保有 上昇率5.2%)

株価は復調傾向で、ようやく決算後の高値水準に。足元では国慶節入りとなってまた訪日外国人観光客が増えていますが、近年は地方での宿泊も増えているため、この辺りは同社のような地方展開のビジネスホテルに優位に働いてくると思います。材料性アリ。


船場(6540)
1251円→1223円(19営業日保有 下落率2.2%)

地味な値動きが続いていますが、上場来三角持ち合いを形成してきており、そろそろ上下どちらかに放れる動きにはなりそうです。同社の場合昨年12月IPO銘柄ですから、東証1部昇格に期待する買いで上放れても良さそうですが。


マクロミル(3978)
9/23より 2449円→2551円(5営業日保有 上昇率4.2%)

衆院解散を受けて調査需要の高まりを見込んでエントリー。その後希望の党の勢いを受けて改めて選挙関連株のポジションが高まりつつあります。今後も選挙が熱を帯びるにつれ、刺激材料になってくるのではないかと見ています。


【売り銘柄】

大東建託(1878)
19365円→20500円(19営業日保有 上昇率5.5%)

グングン伸びて遂に2万円台に乗せる動き。9月は建設株の上昇もあって特に強含む動きとなりました。また信用売り残の多さから、9月権利落ちに向けて名義戻しのための買い戻しも進んだ格好。

一応それらが終わったこと、また同社は自社株買いや自社株消却を定期的に行っていますが、3月期決算銘柄のTOPIX浮動株比率の調整が10月末にあることから、今月はさすがに売り圧力が強まってくると思います。まずは今週発表される月次にまた注目ですね。


ソフトバンクG(9984)
8950円→9084円(19営業日保有 上昇率1.5%)

9月は地合が良かった割には同社はイマイチな戻り。懸念のスプリントがようやくTモバイルとの経営統合話がまとまった反面、合併比率がスプリントにとって不利になるという見方から売られたことが影響しました。

しかし、どうも孫さんは例の10兆円ファンド運営に関わってから、日米の携帯電話事業への関心が急速に薄らいできた感がありますね。そりゃ大事業を前にして、安定的なキャッシュフローを生み出すビジネスは地味で退屈に思えてくるのかも知れませんが。それがソフトバンク株主にとって良いことなのかどうなのか、結論は数年後に出るのでしょうか。


JPX(8697)
1868円→1991円(19営業日保有 上昇率6.2%)

閑散相場が続いていましたが、足元では市場の出来高も復調傾向。日経平均の2万円回復、また日本郵政G(6178)の巨額売出も無事通過したことが安心感に繋がった格好。しかしこの銘柄も値動きが独特で、案外一方通行になりやすいです。今は上昇気流に乗ってしまっており、2000円の節目や7月高値2068円で上げ止まれるのかどうかが焦点に。


以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると
-0.02(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ただ今回はマクロミルが5営業日だけの保有で上昇したので、これでは上昇バイアスがかかってしまいます。そのため最長期間である19営業日保有したと仮定し、保守的に算出し直しました。もし何も考慮しなければ0.07(%/営業日)とプラスをキープできた計算になります。

ちなみにその間
日経平均 9/1終値 19691円→20356円(19営業日 上昇率3.4%) 0.18(%/営業日)  
TOPIX  9/1終値 1619  →1674 (19営業日 上昇率0.7%) 0.18(%/営業日)

今月はベンチマークに敗北・・・。どっちみちダメでしたね。


そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数934.3ポイント
あぁ、また遠のく1000ポイント・・・。何とか10月中に決めたいところですが、相場観を読み違えて売り銘柄が多いところが足を引っ張っています。


10月の相場見通しとしては引き続き「やや売り」で見ていきます。ただ現実的にはトレンド転換を促すイベントが不足するため、緩やかな上昇基調~横ばい程度の値動きが続くのかなと思います。

金曜のNYは税制改革期待や週末、月末、四半期末の持ち高調整が意識され堅調。S&PNASDAQは最高値更新となりました。それを受けた日経平均先物は20360円となっており、週明けは堅調なスタートが想定されます。

一応明日は月初高のアノマリーもありますが、今まで月初高の裏側にアメリカ株の月末安というのがありました。アメリカ株売り→日本株買いというリバランスの動きが月初高のアノマリーを支えていたのではないかと見られていますが、そのアメリカ株が珍しく9月末にしっかりしていましたから、今回ばかりはどうなるか。寄り前の日銀短観も控え、波乱の2日新甫の出だしに注目です。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
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ユーロ売りドル高が進んで円安に!

★☆★☆ 第11回目の開催決定!

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馬渕治好氏略歴
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内容 :「世界経済・市場展望」
(※世界の経済動向、主要市場の先行き、政策要因や投資家動向などの全体観について、最新情報を踏まえながらわかりやすく解説。なお質疑応答を含め、個別銘柄の株価判断はありません) 
日時 :10月7日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
セミナー終了後は懇親会も予定されています(※自由参加。別途5000円程度)。

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日経平均は本日反発。ドイツ議会選挙では順当に与党が勝利メルケル首相の4選が決定も、従来連立を組んでいた社会民主党が連立拒否と伝わり、今後の連立交渉に対する懸念が高まる格好。他方、フランスでもマクロン新党の議席数の減少が伝わり、ユーロが売られるスタートとなりました。

結果、ドル高円安に繋がったこともあり、朝方から日経平均は買いが先行。ただ、先週末同様にほぼ寄り天となると、その後は利益確定売りが上値を抑えました。後場も更に利食い売りに押されましたがプラス圏はキープ。珍しく石川製作所(6208)と指数が共に上昇する形に。売買高は13:15時点で10億株弱と低調。


投資判断は「やや売り」。ドル円に関してはアノマリー的な面から言えば、以前より「3月以降、雇用統計の結果が予想を上回ったら翌週くらいまでは円安が続くけれども、最終的には円高方向に振れて月末を迎え、下回ったら逆のパターン」としたように、1日に発表された雇用統計が悪かったことで、一旦は円高に振れたものの、その後円安に振れてきています。

ただ、影響が大きいのはユーロドルの方。こちらの方が市場規模が大きいためドル円にも間接的に影響してきます。そのユーロドルですが、引き続き1.2ドル水準が上値の抵抗線として意識され、また歴史的に高水準となっているユーロ買い建玉の巻き戻しも考えるとドル売りに繋がりそうです。結果、需給的には円売り圧力の方が強まりやすい環境にあると言えます。

実は、最近はイエレン議長よりもドラギ総裁の方が市場に対する影響力を持っているような気がします。と言うのも、今年に入って相場が変調したのは6/27にドラギ総裁が「デフレ圧力がリフレ圧力に変わった」と発言したことが転機。日経平均はその後下落基調になりました。

他方、アメリカサイドから見ると、足元で急速に長期金利が上昇しています。8日には2.02%を付けたところから→一週間後の14日には2.2%にまで急上昇。10%近く急騰しているということは、その分債券価格が急落しているということでもありますが、もし素直にリスクオンという流れで債券が売られているのであれば、株の方はもっと買われても良いくらいではないかと思います。
https://jp.investing.com/rates-bonds/u.s.-10-year-bond-yield

一方、足元でも9/8に底を打ったのは、やはり前日のECB理事会。そこでユーロ圏GDPの伸び率が上方修正されたことなどが契機となり、ユーロドルはそこでピークアウトして、ドル買いが進んでいます。

ただTOPIXの方は6/27に変調したという程ではなく、あくまで日経平均の方が欧州系の証券会社が日経平均先物に与える影響力が大きいことから、ユーロの変動に影響を受けやすいということかも知れません。

今度は日本株の需給面を見てみると、今年の年初来安値は4/17に付けています。そこから半年期日を考えると10月半ばということになりあと1ヶ月近くありますが、大体半年スパンで需給のバランスが入れ替わります。

ところがここまでの推移を見ていると、個別はともかくとして全体論では、特に信用買残が急激に増えたとか減ったとかいった傾向が見られず、比較的フラットな感じでジワッと増えている程度に止まっています。
http://www.traders.co.jp/margin/transition/transition.asp

というわけで、この信用残高の需給面からの切り口では、心理的な半年リズムくらいの影響はあるかも知れませんが、あまり大きなトレンド変調のきっかけにはならない感じがあります。

一方、国内ではにわかに吹き荒れる衆院解散風。民主党が前原代表に決定してから山尾氏の離党に始まり、細野氏に追随して離党する者も続出して弱体化する中、他方で細野氏が小池都知事に近づいて新党による第三局確立に動き、糾合前に何とか手を打ちたい自民党。支持率も回復して北朝鮮リスクが高い今こそがチャンスとばかりに月内解散も視野に入っています。

結果、なんだかんだでTOPIXの方は先週年初来高値を更新。全然日本株が世界の他の国に比べて出遅れている、という感じでもありませんね。

国内要因的には9月権利落ちも近づいてくるので、多少権利取りの動きは出そうな感じもあります。ただ例年9月の権利取りはそれ程買われない傾向があり、この辺りはあまり過剰に期待すべきではないでしょう。


新興市場は「売り」。本日は両指数共に堅調。東証1部が落ち着いてきたことから、新興市場もリスクオン回復の動き。特に東証1部の値上がり率ランキングも東海染工(3577)や神栄(3004)といった仕手っぽいところが買われて短期値幅取りの動きが強まる中、直近IPO銘柄もPKSHATECHNOLOGY(3993)を筆頭に買われる展開になっています。

一方、今週はIPOが5件控えていることもあり、そこに資金を取られてしまう可能性もあります。個人資金という面では日本郵政G(6178)の売出価格が本日にも決まるとされていますが、こちはら新興市場とは相関性が低いでしょうね。


ポートフォリオ銘柄】
グリーンズ(6547)は大幅高。ネット上では一部有名ブロガーが買ったということで朝方から買い気配スタートとなりましたが、少なくともここのコトでは無いですね。人の売買に追随して後追いのコバンザメ投資が上手くいくとは思いませんが、ともあれようやく多少反発したのは良かったです。短期資金が去った後に上昇トレンドを持続できるかが勝負。


本日寄り付きから買いポートフォリオ入れとなったマクロミル(3978)は反発。ただ正直反発力は鈍いですね。一応夕方に安倍首相が記者会見を開いて解散総選挙の話になってくると思うのですが、選挙関連とした買いが入ってくる可能性は低そうです。まあチャート的にはストキャスティックスに割安感が出て来たこと、またボリンジャーバンド-2σの下落が止んだことから、そろそろ底打ち感が出てくると思いますが。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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ボーン!と産まれてその後 その8

引き続きスクスクと育ってくれている我が娘ですが、女の子は男親によく似るということで、残念ながら(?)やはり私に良く似ています最初の頃はあまりにも自分に似過ぎていて、まるで映し鏡のようで、正直「気持ち悪っ」と思ってしまったこともあります(すまん、娘よ)。まあ今は少し乖離してきたような感じで、プックリしているところは金正恩に似てきたような感もあります(いやいや・・・)。

というわけで、基本男の子と勘違いされます特に髪の毛がまだ長くなっておらず、しかし毛髪は元気が良いので、パンクロッカーみたいにツンツンヘアーになっています。これが余計に男の子っぽさを演出するポイント

また、嫁があまりピンク系の色が好きで無いものですから、娘にも青色や緑色系の服を着せたりしています私もまだ人の小さな赤ちゃんを見て性別なんてわかりませんから、服の色などで判断すると思います。更に名前も男の子だとしてもアリな名前になっていますから、名前を教えても100%の確信を相手に与えることができません

なので、私はそれで間違えた人を責めることはできません私も第三者的に見たら男の子だと言うと思いますから。ですから間違われて少なくとも私は悪い気は全然しないのですが、相手は非常に動揺して「しまった」感が伝わり、微妙に気まずい空気になってしまいます

そんなわけで、私は先に「女の子で○○(名前)です」と言ってしまいます。そうすることで、予見される事故(?)を回避し、無事に気持ち良く挨拶を交わすことができます

まあ、このまま男っぽい顔になったらなったで、ボーイッシュなのも同姓受けが良かったりするのではないかと思いますし、私は心配していません。正直、どこの子を見ても我が子が一番可愛いと思いますしね(親バカ)。とにかく元気に育っていってもらいたいと思うと同時に、大きくなった時にこのブログを読まないで欲しいとも思います

またまた北朝鮮リスクが台頭で5連騰ならず

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日時 :10月7日(土) 13:30~
場所 :富山県高岡市 JR高岡駅前 ウイング・ウイング高岡
参加費:4000円

事前お申込制となっており、定員に達し次第締め切りとなります。
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日経平均は金曜反落。前日のNYは前日のFOMCを受けて利上げ警戒感が高まったことや、iPhoneXの生産が間に合わない報道を受けてAppleが下落したことなどから軟調。加えて日本時間の朝方に金正恩氏が「史上最高の超強硬な対応措置を慎重に検討」と自身の声明を発表したことで、やや不安感が上値を抑えました。

それらを受けた日経平均は朝方こそ買いが先行。ただほぼ寄り天となると、その後は利益確定売りが上値を抑えました。「北朝鮮が太平洋上で水爆実験を行う」と伝わると、またリスク回避の円高が進捗。後場は日銀ETF買いが下値を買い支えましたが、20300円水準は維持できませんでした。今年初の5連騰ならずで、売買高は17億株弱、売買代金は2.5兆円と今週では一番低水準でした。


投資判断は「やや売り」。金曜のNYは高安まちまち。オバマケア廃案が難しいとの見方から保険株がしっかり。一方、iPhone8の人気がイマイチなことでAppleが売られた他、FANG株が総じて軟調でした。それらを受けて日経平均先物は20200円となっています。

足元ではアメリカのハリケーン被害が復興需要を刺激し、日本の自動車株や建機株の業績期待感を高める神風となっています。しかし自然災害が大きい方が復興需要でGDPが大きくなる・・・というのは何とも皮肉な話。

北朝鮮の制裁決議は結局採決されたものの、その後国連で繰り広げられる大人の口げんかが世界を騒がしています。制裁と言っても中身をよくよく見てみると、原油の輸出に関しては過去1年分の輸出量を超えてはいけないレベルの、非常にアメリカ側の妥協感の強い内容になっていました。まあそれをムキになって否決するメリットはロシアや中国には無かったのかも知れません。

結局、アメリカ(=トランプ大統領)にしてみれば、北朝鮮よりもハリケーンの被害の方が目下としては優先事項であり、また今くらいの感じで北朝鮮が脅威を見せつけている方が、日本や韓国に武器が売れて良いのかも知れません。安倍首相にとっても支持率回復に一役買ってくれる面があるでしょう。

そもそも北朝鮮の敵はアメリカであり、「たまたま」アメリカの基地が日本にあるだけで、日本自体が狙われる理由は何も無いはずですけれど、「同盟国が攻撃されれば容赦しない」とあたかも日本が狙われているのをアメリカが助けてやろうとしている感を出しているところはさすがです(勿論皮肉です)。であるなら、むしろ武器を無償供与してくるくらいでないとおかしいのですが。

日経平均のチャート的にはいわゆる「三空窓開け」の形になりましたけれど、個人的な経験則では特に三空になったからといって一旦売りとはならないんですよね。勢いがあるのは間違いありません。

ただ昨日も不思議だったのが、相場が「走らない」こと。「ここからだ!」・・・という場面でむしろ利食い売りが出て来て、値が下がってしまうんですよね。一応上がってきているので強さがあるのは確かですが、単に海外市場に連動しているだけで、どうも今の相場は買い方が懐疑的な感じでもあります。

なお、そんな値動きの弱さを示すように、市場全体のβ値を単純平均すると0.68になるそうです。β値とはTOPIXなどの指数に個別銘柄がどれだけの感応度を示すかというもので、例えばβ値が1ならTOPIXが2%高くなったら株価が2%上がる、ということです。

それが単純平均で1を割り込んでいる、というのは、TOPIXの寄与度の大きな大型株(絶対数が少ない)のβ値は高く、寄与度の小さい小型株(絶対数が多い)のβ値が低いということです。一部の材料株こそ本日のように乱高下しますけれど、そうでない小型株の方が圧倒的に多いということですね。


新興市場は「売り」。金曜は両指数共に軟調。小型株が総じて弱く、新興市場も売られる流れになりました。一旦市場がリスクオフモードになると弱いですね。東京ゲームショーが開幕ということで、ゲーム関連株が出尽くしの売りとなったことも足を引っ張りました。来週はIPOが5件控えていることもあり、そこに資金を取られてしまう可能性もあります。


ポートフォリオ銘柄】
売りポートフォリオ大東建託(1878)は2万円乗せから更に上積みで上場来高値更新。うーん、手が付けられない感じになっています。同業のレオパレス21(8848)は東京でも修繕費の返還を求めて提訴されて弱く、また東建コーポレーション(1766)は好決算後も低迷が続いており、全般的に厳しさが溢れる感じなのですが。


さて、ポートフォリオもだいぶ寂しくなってきたので、今回は1銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。それはマクロミル(3978)です。

実は今週頭に選挙関連株として有料メルマガで取り上げ、出だしこそ良かったのですが、翌日から失速。そして木曜寄り付きにはアメリカ同業の買収と国内同業との提携を発表しました。海外売上の引き上げを狙う同社の経営戦略にのっとった好材料・・・と思いましたが、木曜、金曜と大きく売られる始末。

結果、木曜の段階で損切りラインに引っかかって終了になってしまいました。ただ個人的にはちょっと解せないので、今回ブログの方で引き継ぐことに。

選挙関連という切り口以外では、最近気になっているのが再上場組の強さ。新しい順番で言うとウェーブロックHD(7940)、スシローGHD(3563)、オークネット(3964)、そして同社が今年で、もう少し遡ると一昨年のツバキ・ナカシマ(6464)、ベルシステム24HDとなってくるのですが、スシローは何とか足元で公開価格を取り戻して高値を伺いにいっていますし、ダメのはベルシステムくらい。

勿論市場環境の良さがありますが、それぞれまだ投資ファンドの追加売出が懸念されるハンデの中でも着実に上値を追っているところは安定感が感じられます。

またツバキ・ナカシマのように売出が報じられても、なお上値追いとなるケースも力強いですし、そもそも今年IPOした案件ならば少なくとも追加売出は来年以降とも考えられ、まだ猶予があるうちは大株主の投資ファンドによる株価引き上げ策(IRの尻を叩いて数字を出させる)も期待できます。

時価総額は1000億円台に乗せ、マクロミルが14年にペインにTOB上場廃止になった時の時価総額500億円弱との比較でも倍以上になりました。ただ業績的には買収を重ねて当時に比べて売上も利益も丁度倍くらいになっているので、まあまあ良いところかも知れません。当時に比べて市場環境も良くなっていますし。

肝心の業績に関しても今期は増収増益の見込み。引き続き広告のデジタル化が進む中、ネットでの市場調査は需要が拡大していく見込みです。目標株価は3000円に。月曜寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


その他有料メルマガの成績は下記「じょうしょうダルマ」URLから確認の上、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/performance.html


株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

ボーン!と産まれてその後 その7

うちの娘もお陰様で無事0.5歳の誕生日を迎えました今のところ順調に育っていますが、先輩ママさんなどからは「半年もすれば子育ても慣れてきますよ」と聞いていたのに、未だ全然慣れません・・・

特に最近は高音の奇声を発することが多く、起きている間はずっとキーキー言って参ります夜になると向こう3軒両隣に響くレベルなので、抱っこをしてあやすのですが、それで腰や肘や手首を痛めて満身創痍。湿布が欠かせません

ただ色々人から聞いてて有り難いと思うのは、夜はちゃんと寝てくれることミルク育ちで腹持ちが良いようですが、夜は大体9時までには確実に寝て、翌朝の5時くらいまではぐっすり寝てくれるようになりました2時くらいにたまに起きることがありますが、基本的には朝までスヤスヤ

先日床屋の兄ちゃんから聞いた話では、10数年前に子育てした際、子供が2歳になるまで15分置きに目覚めて全然寝てくれず大変だったのだそうですちょっと物音するとすぐ起きてしまうので、家の中で抜き足差し足ヒソヒソ話だったとか

車に乗せると何とか振動で寝るので、毎晩夜中に車を2時間走らせて、隣の金沢市まで2往復していたのだとかガソリン代がかかって仕方無いですねその点うちは非常に助かっています

あと、我が娘は健康であること。これは何より重要でしょう

うちの父のお経を詠みに来てくれるお坊さんは私と同年代くらいで、最近第二子が産まれたということでしたが、生後3ヶ月にして脱腸で全身麻酔の手術をしないといけなくなったのだとか私も赤ちゃんの頃肺炎にかかって死にかけたそうですが、今のところ娘は健康優良児ですミルクの飲み過ぎ(?)で身体がすごくムチムチなのが気がかりですが・・・