KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

情報開示が必要なのは上場企業だけなのか?

今日は晴れ間が見え、かなり暑い日となっています。私の部屋は風通しが良いので、クーラーは極力使わないようにしているのですが、このまま昼にかけて気温が上昇してくるのであれば、クーラーやむなし・・・といった感じです。少しは痩せるかな?

さて、今日はJASDAQのシステム障害が発生していますね。寄り付き前の気配値の表示方法変更に伴うシステム変更が値付けのシステムに影響してしまったのでしょうが、少々厳しいでしょうがはっきり言わせていただきますと、JASDAQは認識が甘すぎます!細かく言えば、JASDAQからシステムを受注している会社(某上場会社かも知れないですが、はっきりと確認しないと迂闊な事は言えません)はプロ意識が欠如していると言わざるを得ません。

恐らくはシステム変更を決定した時点から、今まで相当な準備期間を経て今日を迎え、その間に種々のテストを実施してきたはずです。今回のシステム変更は特に緊急に直さないといけない事象ではなかったはずですから。

それなのにこの有様です。どこかのルーチンに齟齬が生じていたのでしょう。情報系の変更で注文系のシステムが何故おかしくなってくるのかはわかりませんが。

これは勿論日本一国だけの問題ではありません。世界の三大金融市場の一角である日本市場の、さらに一翼を担う取引所が止まっているわけですから、外人さんに「オー、ジャパンノトリヒキジョゼイジャクデスネー!ハッハー!」と小馬鹿にされかねません。信用買い建てとかしてる人は今日一日復旧しなかったらその分金利を余計に支払わないといけないわけですからね。バカバカしい話です。その責任の重大さをきちんと認識しているのでしょうか?

・・・とここまで憤っておきながら、実際の障害の原因は現段階わかってないんですけどね。でもそれはそれでまた問題だと思います。適宜情報を開示する必要があると思います。上場企業が情報を適宜開示しないと上場廃止にするぞと圧力をかけておきながら、自分は開示しないというのであれば筋が通りません。確かに財務情報とシステムの情報は別かも知れないですが、株主や顧客に対して信頼の醸造という観点から見れば、どちらも重大性同じです。JASDAQは株式会社で、その収入源は売買の取り次ぎなのですから。

さて、その影響もシステム・テクノ(2345)には若干ありそうですね。JASDAQに流れるはずだった資金が他の新興市場に流れていったと思われます。

システム・テクノは朝方から堅調でしたね。逆に言えばちょっと堅調過ぎる感もあります。ともあれ、予定通りの動き、ということで前引け段階ではストップ高水準で張り付いています。

今までこの銘柄に入っているのはディーラーと認識していましたが、これに筋(もしくは大口の個人投資家)が加わった感があります。何故なら寄り付き段階での買い上げ方がちょっと度を過ぎているからです。ディーラーやデイトレーダーにしてみれば寄り付きが高かったら面白味がありません。

明日からはいよいよ警戒水準になると思ってください。筋が最後の仕上げに入っている感があります。ただし今日のところは大丈夫だと思います。指標的にはまだ過熱段階とは言えませんので。

今日注意が必要場面はJASDAQのシステムが直った段階ですね。そこで資金が幾分かJASDAQに流れそうなので、ストップ高で動かなくて面白くない資金がJASDAQに移る可能性があります。

ただ、今日の流れではその不確定要因も問題ない感じですかね。勢いは十分強いです。

勝負は繰り返し言いますが明日です。明日の寄り付き段階で43万台には乗るんじゃないでしょうか。そこで一旦売却をお勧めします。その理由等は先日までのブログでお伝えした通り。一応私の予想通りの動きをここまで見せてくれてはいますが、JASDAQの障害がどう絡んでくるかでちょっとわからなくなってきました。吉と出るか凶と出るか。

注目銘柄に一銘柄UCS(8787)を加えておきます。これはザラ場に値動きが見られる方限定です。調整が入り、初値水準に近づいてまいりました。ここらで余裕資金で拾ってみるのも面白いのではないでしょうか。まあそれもJASDAQ次第ですが。今日はシステム・テクノはストップで止まってしまったし、JASDAQの各注目銘柄は動きようもないので、日テレで放送している「タッチ」を見てました。面白いですねー、タッチ。

・・・と余計な話はさておき、その他の銘柄の動きは下記の通りです。こちらは最初に色々書いた分、その後のフォローがおざなりになっている感がありますが、元々長期投資用なので、日々の値動きには一喜一憂しないようにしてください。ただスルガコーポだけはすみません(T△T)

スルガコーポ(1880) 3960円→3760円 目標第1目標5000円 第2目標6000円(注:現在3500円程度までの下落を睨んで新規買い凍結中)

コナミ(9766) 2530円→2500円 目標 3000円
日経に連られて下落していますが、上昇トレンドに変化はありません。