KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

8月の成績発表

本日は8月の成績発表の日です。またブログ開始から1年が経過した結果発表の日でもあります。先月はさっぱりでしたが、今月はどんな感じでしょうか?そして1年間の成果は一体どのようなものになったのでしょうか!衝撃の結末はCMの後!!←テレビの見過ぎ

芝浦電子(6957)
12/26前場再推奨後場寄1552円→2220円(先月)→2370円(20営業日保有 上昇率6.8%) 
四半期決算を通過して、材料出尽くし感から一端下落。その後出直り歩調で上昇トレンド回復。再度年初来高値奪還へ。推奨銘柄の中で一番安定感のあるチャートになっています。

A&D(7745)
10月29日推奨 1700円→2280円(先月)→2080円(9営業日保有 下落率8.8% 8月17日利益確定)
全く個人的な事ですが、先月中旬頃旅行で目を離している隙に大きく値を消し、日足、週足共にトレンドが崩れてしまったため利益確定の売りとしました。現在は2400円台で推移しており、大口の動きに左右される銘柄となっていますが、根本的には割安であり、良い銘柄であると思います。

ソフトクリエイト(3371) 
12月2日前場推奨後場寄3470円→2830円(先月)→2985円(20営業日保有 上昇率5.5%)
一時3460円を付け、上場来初めて200日線を上回る動きを見せましたが、結局は元の2900円に逆戻り。大口さんに良いように遊ばれているようです。ただ信用買い残は改善し、長期トレンドは上向きかけるきっかけを作ってくれたので由とするというところ。全く余談ですが、知人と日本電波工業(6779)と株価レースをしていて、一瞬電波工を追い抜く場面もあったのですが、終わってみれば1.5倍近くの差を付けられてしまいました(涙)

SCN(3789)
1月20日推奨 390000円→235000円(先月)→235000円(20営業日保有 変わらず)
株価はずっと低迷続け、なかなか浮揚のきっかけがない状況。こちらも一ヶ月に一度大口さんが買い上がる動きが見られる程度で本格上昇の兆しは見えてきません。ただポテンシャルは高いので、新興市場が再注目されるまで雌伏。チャート的にはそろそろ大底を確認したところか。

ソニー(6758)
2月2日推奨 5800円→5160円(先月)→5110円(20営業日保有 下落率1.0%)
電池問題に泣かされた一ヶ月。被害は最大限まで拡大したので、これ以上追加負担はなさそうですが、ソニーブランドに傷がついたのが痛手。正直電池の不具合に関しては小型化、大容量化、充放電をする程発生し、物理的にゼロにはできないでしょうから(私の携帯の某社製電池も過去に本体が溶けかける位発熱)、致し方ないというところ。

カナレ電気(5819)
4月6日推奨 2155円→2000円(先月)→2095円(20営業日保有 上昇率4.8%)
何とか2100円までジワジワ昇ってきましたが、ここから上の抵抗帯(戻り待ちの売り)がきつそうです。トレンドは上昇トレンドなので、少しずつでも削り取って行く動きに期待。

富士電機HD(6504)
5月3日推奨 685円→573円(先月)→592円(20営業日保有 上昇率3.3%)
全体相場の落ち着きから、この銘柄に関しても落ち着きが見られるようになってきました。なかなか600円での戻り売りを突破出来ない状況ですが、トレンド的には上向いており、今後の動きに期待。

スルガコーポ(1880)
5月26日再推奨 7240円→8000円(先月)→8480円(20営業日保有 上昇率6.0%)
以前程派手に上がらなくはなってきましたが、メリルの売りをみずほとインベスコ投信がしっかり引き受けて余りある状態。ただあまり大口による寡占化が進むと上場維持できないため、遠くない将来にファイナンスか分割が起こる可能性はあり。株価水準的には分割の方を期待。

バンナムHD(7832)
7月26日注目 1640円→1645円(先月)→1834円(20営業日保有 上昇率11.5%)
トレンドは上向きで日々年初来高値を更新してきているところ。トレンド的にはこちらが一番上向いていますが、日々の株価変動が少々トリッキーなため、じゃじゃ馬にしっかりとしがみついて振り落とされないようにしたいところ。

ネクシィーズ(4346)
8月1日後場注目 10750円→11360円(先月)→11160円(18営業日保有 下落率1.8% 8月30日利益確定)
先日の急落局面で許容ラインを割ってしまったので早々に切り。ところがそれはふるい落としの一環だったようで、今はすっかり急落前の水準に戻り、むしろもっと勢いがついたような感じ。いずれにせよテクニカル的な注目だったものですから、致し方なしと割り切り。

日本ベリサイン(3722)
8月3日後場推奨 190000円→184000円(先月)→194000円(20営業日保有 上昇率5.4%)
株価の推移も一段落。20万より上は一目均衡表の雲の影響からも重いですが、業績悪化の売りはとっくに一巡。業績的には回復傾向が見込まれ、もうしばらくグズグズする展開が続くかも知れませんが、ゆっくりした水準訂正を期待。

ソフトバンク(9984)
8月10日後場推奨 2300円→2085円(16営業日保有 下落率9.3%)
リーマンのレポートにより株価は大きく下落。色んな所でも言われていますが、あそこはITバブル時にはソフトバンクの株価は40万まで行くと言っていた証券会社です。目標株価の設定が適当。話半分に聞いて、株価の下値目処は1800円だと思っていると意外に有効かも。

以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると

結果0.03(%/営業日)という結果が出ました。
計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計12で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均8/4終値15499円→16134円(20営業日 上昇率4.1%) 0.20(%/営業日) 

TOPIX8/4終値1571→1633(20営業日 上昇率0.19%) 0.19(%/営業日)

あらー、またベンチマークを下回ってしまいました。ちょっとA&Dとネクシィーズを切るタイミングを誤りましたね。まあ結果論で論じてもしょうがないので潔く諦めましょう。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を推奨した昨年8/23の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数140.7ポイント

となりました。これは139.8(先月)×0.03%の20乗ということで出しています。

つまりこの一年でポートフォリオのパフォーマンスは40.7%の増加だったという事になります。まあまあの成績ではないでしょうか。

ちなみにKA指数の算出来高値は1月の204.1ポイントで、最安値は算出時の100ポイントとなっています。一応月一回の評価とはいえ、元本割れしていないのは良かったです。しかし、高値から3割も下落しているとは・・・。ライブドアショックの傷未だ癒えずという感じですね。もう少し臨機応変に対処すべきでした。反省ですね。

そして1年前からの日経平均の騰落率と比較してみると

日経平均8月23日終値12472円→16134円ですから上昇率が29.3%です。

おお、何とか1年間での成績は日経平均を上回りましたね。でもできればもう少しはっきりと差をつけて勝ちたかったです。50%差が来年の目標ですね。

上記結果をどう見るかは皆さんの判断にお任せ致しますが、個人的には60点位あげても良い感じじゃないかと思っています。出だしが相場環境と相まって非常に好調だったのですが、途中で息切れしてしまいました。スタートダッシュのペースで続けられれば100点満点だったんですけどね。そう上手くはいかないのが株式投資。だからこそ面白いという面もあるかと思います。

さて、直近の相場は業種によって明暗分かれる展開になってきています。「IT業界は夏明けに揃って上昇するのでは」と大予想を立てていましたが、むしろソフトバンク、楽天と大きく下がってしまいました。それぞれの下落の要因は外部環境(レポートや週刊誌)によるもので、個人的にはそこまで予測が付かなかったって感じですね。一方鉄鋼や非鉄は相変わらず堅調で、オイルマネーやらラマダンやらといった言葉がチラホラ飛び出ています。

ただ個人的にはそれで良い方につくという作戦は採りたくありません。バスケやサッカーで下手な選手ほどボールだけをずっと追い回して疲れ、結局はボールが取れずに終わってしまいます(ちなみに私がそうです)。それと同じく結局は得る物が少なそうだからです。太公望のように釣り糸を垂れてじっと待つというスタンスが良いのではないでしょうか。自分を信じてジッと待つ。いつかは周の文王のような大物が釣れる時が来るやも知れません。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は投資成果を保証するものではありません。