KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

4月の成績発表

本日は4月の成績発表の日です。最近ずっと冴えない成績が続いていますが、今月はより一層冴えない成績となりそうです。最早ぐぅの音も出ないって感じですね(T△T)

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 
2005年12月2日後場より3470円→2075円(先月)→1737円(20営業日保有 下落率16.3%)
2000円が大底かと思いきや、未だ下落基調から抜け出すことができません。しかもヘラクレス指数同様まだ底値を確認したとは言えない状況。遂に買値より半値水準です。好業績で伸長してきているのに下がり続ける「奇跡の株」はどうしたものやら・・・。短期的には底と言えますが、反転のきっかけは来期見通しの中に見い出せるのか。来月の決算発表に期待です。

ソネットエンターテイメント(3789)
2006年1月20日より 390000円→339000円(先月)→309000円(20営業日保有 下落率8.8%)
マザーズ市場の雄はマザーズ指数の900ポイント割れの余波を被って軟調な展開。ただ市場全体の流れに比べてはマシという感じ。来月10日の決算発表は子会社の好調により好決算が期待できます。主要子会社株は先月末に比べて堅調。ソニーグループの底力に期待。同社保有の上場株式時価のみで評価した一株辺りの株価は現在39.2万円。本業の価値、保有現金を含めるとまだまだ割安感があります。

スルガコーポ(1880)
5月26日より 2413円→2860円(先月)→2470円(20営業日保有 下落率13.6%)※3分割考慮
今月は大幅下落。明確な理由はわかりませんが強いて挙げるならテクニカル的に崩れてしまった事、建設株が全体的に軟調である事だと思われます。REIT市場が絶好調であるにも関わらず、建設株にあまり買いが入ってこないのは残念ですが同社も首都圏地盤の建設会社。モンゴル開発の大プロジェクトの進展にも期待。テクニカル的にも直近、短期的な底は確認したような出来高です。

ソフトバンク(9984)
8月10日後場より 2300円→3030円(先月)→2720円(10営業日保有 下落率10.2%)
3/22の高値更新3190円から一転陰線陰線続きで大下落。信用倍率は1倍を超え、需給も悪化。よって利益確定売りとしました。子会社ヤフーの好決算もあって一時期の最悪期は脱したものの、来月前半にも発表されるであろう決算を前に売上高のみは予想を公表。売上高は四季報予想を若干上回るものでしたが、肝心の中身を見てみない事には何とも言えません。テクニカル的には75日線と25日線のデッドクロス目前で、もうしばらく日柄調整が必要か。

USEN(4842)
1月16日後場より 1251円→1060円(先月)→1012円(20営業日保有 下落率4.5%)
好決算を発表も第三者割当増資も同時に発表され売り買い交錯する格好に。1000円を挟んで浮沈を繰り返しています。有利子負債の圧縮に努めているのは良いことですし、少なくとも今回増資を引き受けたGSが1020円で引き受けた以上、ここが底値圏であると思われます。後は新興市場の浮上がカギ。

日本ビクター(6792)
2月20日より 629円→615円(先月)→532円(20営業日保有 下落率13.5%)
松下保有株売却予定先のTPGの取得株価が500円前後で調整中であるという報道や、赤字決算を受けて大きく売り浴びる展開に。残念な状況ですが、こんなところで終わる会社ではないと思います。日本の技術力の底力に期待。

魚喜(2683)
4月27日より 210円→216円(1営業日保有 上昇率2.9%)
昨日よりエントリー。テクニカル的には非常に良い形ですが、正直短期的な銘柄だと思います。(※なお昨日エントリーされたばかりであり、今回の成績内に組み入れると適正な評価の攪乱要因となりますので今回は参考値とします。来月分の成績の中に210円から評価した値を組み入れます)

売り銘柄

新日鐵(5401)
3月13日より 848円→828円(先月)→797円(2営業日保有 下落率3.9%)
4月6日より  795円→790円(15営業日保有 下落率0.6%)
目標株価まで後3円まで迫りましたが鉄鋼業界の好業績発表を受けて急反発。売り方の踏み上げがきつかったため、損の出ない段階で終了としましたが、丁度現在は25日線に跳ね返されて弱そうな場面です。また様子を見て再エントリーを検討します。(※なお今月は2度売買しましたが、別々に評価をすると攪乱要因となりますので合わせて17営業日保有の828円→792円とし下落率4.5%で評価しました)

りそなHD(8308)
3月26日より 319000円→317000円(先月)→272000円(20営業日保有 下落率16.5%)
今月の稼ぎ頭です。優先株の発行で公的資金を返済との報道を受けて大幅安。目標株価にかなり近づいて参りました。銀行株は未だ不良債権の楔から逃れることができず、これだけの好景気の中で処理が続いています。もう一踏ん張りだとは思いますが。

以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると

結果−0.38(%/営業日)という結果が出ました。
計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計8で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均3/30終値17287円→17400円(20営業日 上昇率0.7%) 0.03(%/営業日) 

TOPIX3/30終値1721→1701(20営業日 下落率0.7%) −0.04(%/営業日)

うーん、今月も悪いです(T_T)今までであれば今回評価から外した魚喜新日鐵の短期上昇、短期下落分(売りなのでプラスに作用)も評価に入れていたのでもう少し良い結果になるところだったのですが、あえて厳しく見積もり自戒としました。その分一層はっきりとした評価ができていると思います。

日経平均はハイテク株の堅調さから先月比プラスを維持しましたが、TOPIX軟調。そして新興、小型株の多い私のポートフォリオはもっと軟調という感じでした(T△T)私の予想では「当面相場は軟調、為替(少なくともドル)は円高に」と位置付けているので、それぞれ売り銘柄に注力しているのですが、今回は売り銘柄は全面的に成功。逆に言うと売り銘柄しか成功はしておらず、評価に入れた全銘柄下落という状況です。新興市場の復活が期待されます。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を推奨した2005年8/23の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数118.8ポイント

となりました。当然のようにKA指数計測以来最安値更新です。一時は200ポイントを超えた事もあったのですが・・・

全然芽が出ないポートフォリオですが、何とか5月反攻の月に・・・って最近毎回書いていますね(-。−;)何を書いても言い訳にしかならなそうなので多くは語らず結果を残すよう頑張る事にします。明けない夜はないということで、期待をもって来月に臨みましょう。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。