KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

3月の成績発表

本日は3月の成績発表の日です。今月も冴えない結果となりそうですが、きっちり評価をして落とし前をつけましょう。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 
2005年12月2日後場より3470円→2075円(先月)→2075円(19営業日保有 変わらず)
すっかり2000円近辺が定着してしまいましたが、少しずつ提携の材料が表面化しているところ。2000円処で玉集めの動きも出てきており、もうしばらくエネルギーを貯めてから、今度こそ上場来初のトレンド転換か。

ソネットエンターテイメント(3789)
2006年1月20日より 390000円→310000円(先月)→339000円(19営業日保有 上昇率9.4%)
今月は中期経営計画の発表で強気に出た事もあり、新興市場安の中では逆行高の展開。テクニカル的にも上昇トレンドは維持しており、新興市場の雄とも言えます。同社保有の上場株式時価のみで評価した一株辺りの株価は現在37.4万円。本業の価値、保有現金を含めるとまだまだ割安感はあります。

スルガコーポ(1880)
5月26日より 2413円→2883円(先月)→2860円(19営業日保有 下落率0.8%)※3分割考慮
業績に関しては特に問題はないものの、テクニカル的にはすっかり崩れてしまったのでズルズルと下がる展開。何とか権利落ちを経て、終値ベースでは値を戻してきました。権利取りの向きの売りが一巡したのであれば、反転上昇の機運は高まるものと思われます。

ソフトバンク(9984)
8月10日後場より 2300円→2740円(先月)→3030円(19営業日保有 上昇率10.6%)
今月一番の稼ぎ頭。日経平均の上値の重たさをもろともせずに、上昇を続けて相場の柱となっていました。個人投資家の財布もだいぶ温まったのではないかと思います。需給は引き続き良好。まだまだ上値余地はあります。

メディシノバ(4875)
9月27日後場より 1280円→1430円(先月)→1302円(10営業日保有 下落率9.0%)
特段大きな材料もなくズルズルと下がっていく展開で、アメリカNASDAQ市場とも株価が逆転してしまい、潮時かと思って利益確定売りとしたのですが、結果MN-166のフェーズ2試験の成功が発表され最近は上昇基調。切るタイミングは失敗しました。ただ今度はNASDAQ市場との乖離が大きくなりつつあり、なかなか再投資のタイミングとは言えない状況に。開発力も高く、将来的にはこんな株価で終わるとは思わないのですが、もうしばらく時間がかかりそうな点もあるため、一旦離れておきます。また機会が来たら買いポートフォリオに組み入れですね。

オプトロム(7824)
1月12日より 92円→78円(先月)→69円(15営業日保有 下落率11.5%)
先月の決算発表での杞憂が現実となってしまい大幅な下方修正に。PBRで見れば1倍割れの割安株ではあるので下値は限定的とも言えますが、業態の成長性にミソがついてしまった以上、投資対象として見るのは厳しいので損切りとしました。仕手株相場が来たら動きそうな部分もありますが、市場がセントレックスなだけに動き辛い部分も。

USEN(4842)
1月16日後場より 1251円→1147円(先月)→1060円(19営業日保有 下落率7.6%)
新興市場安につられてジリジリと値を消す展開に。テクニカル的にも苦しい場面ではあるのですが、新興市場の復活と共に復活を期待。ただ今話題の東京ミッドタウンに本社を移転していますが、何のメリットがあるかはイマイチ疑問符。

日本ビクター(6792)
2月20日より 629円→622円(先月)→615円(19営業日保有 下落率1.1%)
松下保有株の売却先はTPGに決定し、今は詰めの段階に。果たしていくらの企業価値が適正と出るかは期待がなされるところ。

売り銘柄

JT(2914)
2月15日後場より 531000円→539000円(先月)→559000円(11営業日保有 上昇率3.6%)
テクニカル的、需給面から売り方優勢の展開も、ディフェンシブ性を買われて下げ相場の中上昇。トレンドがすっかり買い転換してしまったため損切り。昨日もムーディーズの格下げがあったものの、日興シティの投資判断引き上げもあり上昇ムードに追い風。まだまだ上昇相場は続くのかも知れませんが、いずれリベンジを図りたいと思います。

任天堂(7974)
2月15日後場より 31850円→31500円→34000円(11営業日保有 上昇率7.4%)
売り出し株による売り圧力も物ともせずに上昇トレンドへ。今の水準で揉み合っていますが、もう少し明確に下落トレンドへ向かった時に再度リベンジを図ることにして一旦損切り。将来的に円高基調が続くのが徐々に重しになってくるはずです。

新日鐵(5401)
3月13日より 848円→828円(12営業日保有 下落率2.4%)
おっかなビックリの中、売りポートフォリオに入れてみましたが、なかなか良い感じに下げてきてます。25日線を割り込んでの推移で、第一段階の弱気ラインは突破。続いて直近安値824円を下回って800円を割り込めば、テクニカル的に弱気ムードは一気に高まると思います。色々好材料が出ても反応しませんし、下値はまだまだ探る展開だと思われます。

りそなHD(8308)
3月26日より 319000円→317000円(4営業日保有 下落率0.6%)
昨日は銀行株堅調の一日でしたが、テクニカル的には下落トレンドは明確になっている様子。信用買い残の多さも不安材料で、当分は上値の重い展開が続くと思います。じっくりと下がってくるのを待ちましょう。

以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると

結果−0.16(%/営業日)という結果が出ました。
計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計12で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均3/2終値17217円→17287円(19営業日 上昇率0.4%) 0.02(%/営業日) 

TOPIX3/2終値1742→1721(19営業日 下落率0.5%) −0.02(%/営業日)

うーん、今月も悪いですね。私の予想では「当面相場は軟調、為替は円高に」と位置付けているので、それぞれ売り銘柄を増やしているのですが、半分は失敗に終わったところが痛かったです。新興市場もなかなか復活してくれないのが苦しいところ。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を推奨した2005年8/23の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数128.2ポイント

となりました。実にKA指数計測以来最安値となってしまいました。エイプリルフールは明日だけに嘘ではないようです。残念無念。

成績が悪い月が続いていますが、最近は何となく自分のポートフォリオに追い風が吹いているような印象を受けつつあるので、来月は反攻の月としたいですね。来月はもう少し売り銘柄を増やして相場の下落局面に対応できるようにしておきたいと思います。

「全体相場は当面軟調、円高に」という私の予想はほとんどのアナリストとは逆の意見で、悲観的なシナリオだけに周りに説明しても全然理解してもらえないのですが、簡単に言えば日米金利差の縮小による円高と、前期まで好業績が相次いだ各企業の来期見通しのハードルが高くなること、及び円高による期待値の低下が主因です。その他諸々詳細に関しては年初からのブログを読み返してみてください。目指せ!ドイツ証券武者陵司氏!!(もっとも武者さんも2007年は強気らしいのですが(;^_^A)

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。