KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

6月の成績発表

本日は6月の成績発表の日です。今月は市場の動きも小さかったので、私のポートフォリオの動きも小さいものが多いです。なのであまり面白味がない結果かも知れないですね。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 
2005年12月2日後場より3470円→1960円(先月)→2010円(20営業日保有 上昇率2.6%)
新興市場がもぞもぞと方向感に乏しい値動きを見せている中で、一応上昇気味な動きを見せていましたが昨日やや失速。来月は2000円台はキープし続けて欲しいところ。最近出来高が少しだけ増えてきた動きは信じて良いのかどうか。

ソネットエンターテイメント(3789)
2006年1月20日より 390000円→365000円(先月)→363000円(20営業日保有 下落率0.6%)
今月は40万を伺うところまで上昇を見せましたが手前で失速。結局月間ベースでは行って来いな感じ。週足ベースでは順調な上昇トレンドを描いているのですが、最近の調整が長引くようだと7月もボックス圏になるかというところ。同社保有の上場株式時価のみで評価した一株辺りの株価は現在37.4万円。毎月言ってますが本業の価値、保有現金を含めるとまだまだ割安感があります。

スルガコーポ(1880)
5月26日より 2413円→2910円(先月)→2880円(20営業日保有 下落率0.7%)※3分割考慮
随分と値動きの荒いチャートを作っています。昨日の大幅高で何とか窓埋め拒否のチャートを形成しているかというところですが油断はできません。週足で見ると下値を切り上げつつあり長期上昇相場が見えてきます。まずは3000円奪還へ。

USEN(4842)
1月16日後場より 1251円→908円(先月)→950円(20営業日保有 上昇率4.6%)
昨日の上昇で再度下値を模索しに行く動きは回避できた様子。となると後は上を目指すだけ。ただこちらは週足で見ると未だ下落トレンドを脱したとは言えないところにやや辛い面があります。単なるあや戻しで終わって欲しくないところですが、下値はさすがに限定的だと思われます。

日本ビクター(6792)
2月20日より 629円→521円(先月)→490円(5営業日保有 下落率6.0%)
再建計画の迷走により株価は底値を探る展開に。何とか最悪期に至る前に損切りできましたが、トータルでの下落は大きく。反省材料の残る銘柄でした。ただ技術力には定評がある同社の、今後の立て直しには期待です。

ヤフー(4689)
5月7日より 44500円→42500円→41850円(20営業日保有 下落率1.5%)
アップル社との音楽配信提携報道があり跳ねる場面もありましたが、上値に妙なしこりを残しただけという感じもします。なかなかボックス圏相場から抜け出せず週足ベースでは煮詰まり感が高まってきているところ。そろそろ方向性が見えてきそうなところですが、ネット広告事業が見直されつつある今、株価は上に向かう公算が高いと思われます。

近畿車輛(7122)
5月14日より 525円→482円→480円(20営業日保有 下落率0.4%)
スルガコーポ同様、こちらもなかなか値動きの荒いクセがあります。造船系が豊富な受注残高であれだけ盛り上がれるのであれば、同じく陸の輸送体の豊富な受注残を抱える同社にも買いが集まって良さそうなものですが。業界同士で比較すると陸運はかすんでしまいますが、きっかけ次第で火が付くか。

セプテーニHD(4293)
5月25日より 122000円→126000円→145000円(5営業日保有 上昇率15.1%)
今月一番の稼ぎ頭。ネット広告業界は一時期の不振をクリアして再度伸長の動き。株価が水準訂正に動くのは当然の道理で、値動きそのものはやや怪しいのですが、大局的に見るとセオリー通りの値動き。丁度今年1月頃のソネットエンターテイメントの株価動向と似ており、重ね合わせてみると色々参考になるかと思います。

オプトロム(7824)
5月25日より 59円→58円→61円(20営業日保有 上昇率5.2%)
今月は自社株買い発表という好材料が出たものの余り材料視されず。掲示板などを伺うと株主からは「ダメな自社株買い」と酷評されていますが、私はむしろ良い自社株買いだと評価しています。株価の重しにしかならないベンチャーキャピタルには早く離れてもらって、自由な裁量での成長戦略を描いてもらいたいものです。

カシオ(6952)
5月25日より 2040円→2030円→2040円(1営業日保有 上昇率0.5%)
傷口が拡がらないうちにポートフォリオから外して正解でした。今月はその後下落歩調。1900円台でしこりが残ってしまったのが悪いところ。上に大きく開いている窓埋めに動くにはもう少し時間が必要か。


売り銘柄

日産自動車(7201)
6月8日後場より 1301円→1321円(16営業日保有 上昇率1.5%)
同社の販売戦略が揺らいでおり、V字回復を果たした日産も今は正念場。株価は緩やかな下落トレンドを描いており、為替動向が円高に振れれば一気に形勢は不利に。その時は少しずつ近づいてきているものと思われます。

新光証券(8606)
6月8日後場より 608円→630円(7営業日保有 上昇率3.5%)
日々の市場全体売買高は20億株割れが続き低水準。個人投資家が国内マーケットから離れつつあります。もっとも、その資金が別の海外商品に向けられるのであれば結局は証券会社を通じるでしょうから手数料収入に関しては影響なし。しかしながら最近の海外マーケットの不安定さから、資金は安全資産へ徐々にシフトしていくものと思われます。その辺りを加味した上で証券株は基本的に売りと見ているのですが、同社に関してはとりあえずボックス圏を上放れしてきたので一旦損切りとしました。しかしながら未だ金融業界(証券、銀行共に)売りと見ています。

りそなHD(8308)
6月25日より 295000円→295000円(4営業日保有 変わらず)
最早何度目かのエントリーか忘れましたが、引き続き売りの視点でチェックしています。金利が上がれば銀行株に有利と言われていますが、株式市場全体が下がれば当然ながら単純にそうは言ってられません。同社に関しては未だ公的資金投入分の借金が重くのしかかっており、負の遺産を引きずっています。かつて弱社連合と言われた合併は今は遠い昔のお話で、当時よりは大分改善されてきてはいますがまだまだ。

以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると

結果0.03(%/営業日)という結果が出ました。
計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計13で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均6/1終値17958円→18138円(20営業日 上昇率1.0%) 0.05(%/営業日) 

TOPIX6/1終値1767→1774(20営業日 上昇率0.4%) 0.02(%/営業日)

今月は日経平均には負けたもののTOPIXには勝利と何とも微妙な結果になりました。何か今月は目立った値動きもなく、ブログのネタ探しにも一苦労の月でした。より一層しょーもないブログになってしまって申し訳ありません。最近自分でも感じております(-。−;)

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を推奨した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数127.9ポイント

となりました。わずか0.7ポイントしか増えないというしょっぱい結果です。まあ下がるよりはマシですけど(;^_^A

さて7月の値動きですが、それぞれの銘柄も概ね株主総会は無事終了し、言ってしまえばここからがそれぞれ新たなスタートというところです。7月は2日新甫で荒れるというアノマリーがささやかれていますが、果たしてどうなるでしょうか?既に少し嵐の前の雰囲気は一昨日位から見え始めています。出来高が薄い日が続く分、荒れる時は余計にぶれる展開になりそうです。

昨日の上げで日経平均の月足は何とか陽線で終わる事ができました。週足、月足で見ると綺麗な上昇トレンドを描いているようですが、足下はかなりおぼつかない感じを受けます。力強い買いが見えてこないとなかなか上昇し続ける事は難しいでしょう。今年の夏は暑いらしいですが、株式市場の方はさてどうでしょう?

ところで私事ですが、どうも来週いっぱいはネット接続できなそうな雰囲気です(-。−;)引っ越し先の部屋でプロバイダ契約を再度しないといけないらしいのですが、未だ手続きが済んでいません(T△T)あーあ、実家ではFTTH入っているのに・・・何てぼやいている場合ではないんですけど(-。−;)よってブログの次回更新は未定です(T△T)できるだけ早くしたいとは思っているのですが来週は無理っぽいなーという感じですね。とりあえずまあ会う日まで、富山の皆さんさようなら、そして大阪の皆さんこんにちわという事で(;^_^A

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。