花火を見ながらのランニング中に見知らぬ土地で迷った私ですが、方向感覚に自信はあったのです。中学生の頃「花の博覧会」という万博がやはり大阪であって父と一緒に遊びに来たんですけど、大勢の人混みの中で父とはぐれてしまった私は携帯電話もなかった当時、来た通りの初めての道を戻って、電車を乗り継いで一人で富山まで帰った事がありました。だから迷った当初は慌てずに、むしろ来た時と明らかに違う道から帰ってやろうという余裕すらありました。
それにしても花火帰りに駅に向かう大量の浴衣姿の人の中を、短パンで汗だくに進むのは結構こっ恥ずかしいものがあります( ̄Д ̄;;まだ走っていれば良いですよ。私は日課のランニング中ですってな感じで。しかし大量の人混みに飲まれてしまっては走れるような状況ではなく、汗を垂らしながら周りの人に合わせて歩かざるを得ない状況なのです。「なんでこの人花火大会に走るような格好でやってきてるの?」「そもそも何故こんな時間のこんな場所を選んで走ってるの?」そういう疑念の視線を四方八方から浴びて、かなり居たたまれなくなりました(-。−;)関西のノリで「あんちゃん、こんな時間にこんなトコ走っとんのか!?」と明るく突っ込んでくれるおっちゃんやおばちゃんがいれば「いや、まあ、テヘッ(;^_^A」みたいな感じで照れ隠しつつ頭を掻いて、周りにも何となく申し分が立つような感じなのですが、こういう時に限って都会の冷たさ(?)が表に出て誰も話かけてはくれません(・・;)
何とかそんな人混みから脱出し、線路沿いの道路にまで出ました。よし、後は線路に沿ってこっちの方向に行けば・・・という事でまたタカタカタカタカ・・・・
しばらく走って何か異変を感じます。この辺りまで走って来たら見覚えのある風景になってきても良いような・・・手近に見つけた地図看板を見てみると・・・あっ、真逆だー!!(××)南へ向かわないといけないところを思いっきり北に走っており、あまつさえ見知らぬ駅まで走ってしまったのでした(T△T)
最近ハチが自分の巣に戻って来なくなり、養蜂所の人が困っているというニュースを聞きました。原因は未だよくわかっておらず、一説によると携帯電話の普及により、磁場がおかしくなってハチの方向感覚を狂わせてしまったのではないかと。私の場合もきっとそんな近代社会の弊害を被ってしまったのでしょう←んなこたーない。
結局無事部屋に戻ってきたのは2時間後。本来は30分だけ走りに行く予定が、とんでもないマラソンになりました(-。−;)部屋に帰ってきてグッタリ。皆さん、花火を見ながら走るのは止めましょう。
さて、花火のように打ち上がった日経平均は本日続伸。昨晩のNYダウの伸長と円安傾向を受けて大幅高。それらを受けて寄り前の外資系証券の注文動向も1億株に迫る買い。後述する新興株高が個人投資家の懐具合を暖めて、本日は横綱、三役共に白星というような展開となりました。
投資判断は「中立」。上値が重いとされた16500円を超え、いよいよ買い転換かという雰囲気があるのは確かです。出来高、売買代金もそれなりに増えてきており、方向性は徐々に上向いています。今まで売られてきた銀行株を筆頭とする金融株が上昇し、指数を押し上げています。短期的には「買い」としても良いでしょう。私が想定していたボックス圏(116500円が上限)もあっさり抜いてきています。しかし長期的に見るとまだ不安材料が払拭され尽くしていません。
テクニカル的には日足チャートの一目均衡表の雲の上限も抜いてきたので、次は17000円までは上値を見られそうですが、この辺りは8月前半にしばらくもたついた水準でもありますから、もう一つ位政治的、もしくは海外的な買い材料が出てこないと需給的には苦しい局面です。ここがこれから上に上がるための正念場。個人的には今回はそれほど入っていないと思われるのですが、月末を控えたドレッシング買いも入っていると囁かれており、これらを見極めるまでは何とも言えないという状況です。
新興市場は「強気の買い」。本日も3指数共に強い上昇。個人的な希望としてはこのままどんどん上がってくれれば良いと思っていますし、各指数が今の1.5倍位の水準になってもまだ割安であると考えていますが、現実的にはそこまで楽観はできないか。内外機関投資家の資金が入ってきているという説もあり、本当にそうであればかなり期待できるのですが、実際のところを確認するまでは今までの下落の実績がありますから、どうしても懐疑的になってしまいます。ただ慢性的に割安感が台頭している感じであり、市場の資金を「こっちの水は甘いぞ」と吸い寄せる力は確かにあります。
ソフトクリエイト(3371)は続伸。寄付段階で1万株のクロス取引があり、お陰でチャート的には綺麗な反発波動入りのような形となっています。この銘柄の一番の問題点は流動性の面であり、機関投資家が大量に仕込みたいと考えても板が薄くてなかなか集め辛いところにあります。今回のクロスが単なる自己の税金対策や信用買いの期間延長によるものではなく、現在の大株主からどこかの機関投資家の手に渡るような取引であれば、これから先の需給面にはかなり期待できるのですが。
ソネットエンタテイメント(3789)も続伸。新興市場高を受けて約一ヶ月半ぶりに一時34万円手前まで。テクニカル的にはボリンジャーバンド+2σ突き抜けによる戻り売り圧力が想定されますが、伸び悩んだ場面は押し目買いの好機。絶対水準は全然割安。
USEN(4842)も続伸で25日線超え。最近の大幅上昇の出遅れ感が台頭し買われていますが、同社と楽天(4755)が新興市場でのそれぞれシンボルストック。これからの大幅伸長に期待したいところ。
任天堂(7974)は反落も6万円超えで推移。本日は全体相場の堅調さの割には逆行安となりましたが、一方で不気味でもあります。売られすぎの銘柄が買われる相場展開であり、今まで買われてきた銘柄には換金売り圧力が。6万円超えの水準は7月末にしこりを残したところですが、もしここを抜けてくると早そうです。引き続き損切りラインは61800円超えとしておきます。
新日鐵(5401)も続伸。上値目処としていた830円を超えて、高値は844円まで。丁度75日線と同値であり、ここが同銘柄のターニングポイント。そして同銘柄のターニングポイントであるなら、日経平均のターニングポイントとも言えます。この銘柄の動向が全体相場の行方を占うカギ。
JT(2914)も続伸で一時突発的に大幅高。外国資金が入ってきたか何かはわかりませんが、この銘柄に関してはドレッシング買いの動きが強いと見るべきか。その後は比較的落ち着きを取り戻した水準へ。テクニカル的にはボックス圏(60万円〜65万円)を抜け出す程ではなく。値動きの大きい最近の相場動向にディフェンシブ株は一番投資妙味がなさそう。
新光証券(8606)も続伸。昨日に引き続き、今まで売られていたセクターに買い戻しが入ってきている状況。個人的には証券株に関して今までが売られ「過ぎ」であったとは思わないのですが、雰囲気が変わってくるとなかなか抗しがたいものがあります。550円を損切りポイントとします。ちなみに昨日お伝えしたS-1は60位にまで上り詰めました(^^)
楽天(4755)も続伸。本日の高いところは45000円越えですが、引けにかけては売り戻される展開。確かに昨日からの上げが急過ぎるので一服は致し方なし。それでも9月初旬の高値を抜いてきているのはテクニカル的にも上げ潮ムード。
以下ポートフォリオの動きです。
買い銘柄
ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→1769円 目標10000円
ソネットエンターテイメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→336000円 目標75万円
USEN(4842) 1月16日後場より 1251円→731円 目標1500円
オプトロム(7824) 5月25日より 59円→41円(15時10分現在) 目標80円
楽天(4755) 9月7日より 42250円→44050円 目標48000円
売り銘柄
任天堂(7974) 8月15日より 51500円→59300円 目標3万円
日産自動車(7201) 8月21日より 1106円→1142円 目標1000円
新日鐵(5401) 8月21日より 775円→837円 目標650円
JT(2914) 9月4日引けより 628000円→634000円 目標59万円
新光証券(8606) 9月5日より 493円→534円 目標450円
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。