成分分析とか脳内メーカーとかかつて色々流行りましたけれど、それ系で最近また新しいのが出たようです。その名も「初恋の人からの手紙」。
↓初恋の人からの手紙
http://letter.hanihoh.com/
画面の指示通り進んでいき、諸データやアンケート等を入力すると、かつての恋人だった人(風)の手紙が届きます。ただし変な感じで(;^_^Aその辺りがなかなか面白く、色々と変えてやってみると笑えると思います。それにしても世の中暇な人がいるものですねー(^^)
暇といえばネットの世界の住人はかなり暇だと思います。私を含めて(苦笑)。だって「Wikipedia」とかほとんどの人が無償でデータベースの構築に協力している世界ですから。お陰で世の中随分と便利になり、暇つぶしなんて考えなくてもネット上にタダで楽しめるものがゴロゴロしています。本当に不思議な空間と言えるでしょう。そしてそれは相手が顔は見れないけれど、やはり生身の人間であるから余計に面白いのでしょうね。
世の中を一変させる大発明によって、普及前後で世界がガラリと変わるという事は人生でそう何度も体験しないでしょうが、個人的な感想で思い起こしてみると最初はファミコンでしたかね。次に携帯・ネットと続くかも知れません。
勿論他にもすごいと思ったものはたくさんありますよ。ポストイット、アロエヨーグルト、サラダに付いてくる小さなドレッシングで真ん中でパカッと分かれて手を汚さずにかけることができる容器・・・等々。これらがあるのと無いのでは人生は大きく変わってきたでしょう。ひょっとして毎回ドレッシングが手に付いてイライラして死んでいたかも知れません←それは無い。
でもこれだけ世界を大きく変えたネットというものは改めてすごいと思います。もしネットがなかったら私もこんなブログをずっと続けていられませんし、自分を表現する場もなかったでしょう。時々悪者扱いされる「技術の進歩」ですが、私は素直に恩恵に与る事を喜びとしたいと思います。
さて、恩恵に与りたい日経平均は本日大幅反落。前日のNYダウはバンカメの決算自体は好決算だったものの、巨額な損失引当金が嫌気されて金融株中心に大幅安。それを受けた日経平均は朝方から売りが集まる展開。なかなか越えられない9000円という壁が意識され、全般的に見切り売りが殺到。それを先物売りが先導する格好に。
しかし午前中に300円安となったところで、GLOBEXのアメリカ株先物がプラス展開した事を好感し下げ渋る動き。少しずつ値を戻しましたが、為替が97円台に入ってしまった事もあり、結局は213円安で引けました。
投資判断は「買い」に。一段階投資判断を引き下げましたが、アメリカでのストレステスト結果待ちというところで、売買意欲が国内外共に低調になってくる事が引き下げ要因です。特にアメリカのチャート形状が少しダレてしまって、目先横ばいの雰囲気になってきたところが「強気」とは言えなくなった部分です。
日本株の方も需給的には4月のSQ値9140円という数字が、実際の価格帯出来高よりも心理的な重石になっています。この辺は9000円を突破できれば一気にクリアできる水準なのですが、9000円の壁との相乗効果が事態を厄介なものにしています。
また本日発表の信用倍率は、東証1部の金額ベースでの信用買い残が3週ぶりに売り残を抜いてきて、1倍を超えてきました。一般的に信用買いしかできない銘柄(信用銘柄)もあるため、信用買い残が幾らか多いのが正常な均衡水準ですから、実質的にはまだ売りの方が多い状態であるとも言えますが、一つの「売られ過ぎ」のアナウンスメント効果は解消してしまった格好です。
アメリカもバンカメの決算は決して悪くなかったのですが、売り材料視されてしまいました。引当金を多額に計上したという事は返金見込みの無い取引先が多いという見方もあるのですが、やはり将来の業績不安を保守的に見積もって、非常に健全であると言えるはずです。特に今のご時世会計基準の緩和によって御上から「黒字を出せ」と言われているようなものなのに、厳しく見積もっているわけです。この辺りをもっと評価してやるべきなのではないでしょうか。
この現在の鬱屈した雰囲気を変化させるのはやはり「GW明け」という日柄が注目点となるでしょう。まず大型連休を前に商いが細りやすいという環境面が一つの様子見要因となりますが、イベントの日程的にも各社の決算が丁度出揃って、アメリカのストレステストの結果も出てくる部分がGW明けとなります。
本日の下げは痛いですが、それでも下値で買い意欲が見えたところが明日以降の株価推移に希望を繋げました。テクニカル的には25日線に接近してきたところで、次なる上昇波動への調整は済んだという見方もできます。私は今回の急ピッチの上昇で買えなかった人にとっては、今の落ち着いてきた辺りが最後の買い場であると見ています。
新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に軟調。昨日は大型株が落ち着いている中で高かった新興市場株ですが、本日はつれ安の格好。ただ下げ幅は大型株に比べると限定的でした。ランキング上位を見ると、ここ最近短期間で急騰した銘柄が調整を経て再度騰勢を高める動きがあり、平気で1ヶ月前に比べて株価が5倍になっている株すらあります。個人投資家の人気を背負って、物色が強まる可能性は十分にあります。
ソフトバンク(9984)は反発。全体相場の軟調さに抗ってプラス引け。バークレイズが目標株価を2000円に若干引き下げてきましたが、それでも現在の株価水準の随分上。テクニカル的にはストキャスが好転し、短期的な底は打った格好。本日発表の信用倍率も引き続き1倍割れで需給は良好。
みずほFG(8411)は軟調。しかしながら前述のバンカメの決算を受けて、アメリカのS&P銀行株指数が大幅下落の割には底堅い動きと言えます。今市場で話題になっているのは同社に対するTCI(チルドレンズインベストメント)による空売りの大きさですが、やがて買い戻しに繋がる事を考えると、今の水準は黙って買っておくべき水準でしょう。
日本リテールファンド(8953)は大幅反落。特段不動産銘柄が強く売られたわけではないですが、同ファンドには強く売りが出た格好。本日の下げは丁度テクニカル的に前月23日〜24日に開けた窓(353000円〜362000円)を埋めに行く形に。これで窓は閉めましたから、後顧の憂いは断ちました。後は反転上昇のみ。
以下ポートフォリオの動きです。
買い銘柄
ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→649円 目標6000円
ソネットエンターテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→201800円 目標75万円
ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→1514円 目標3000円
メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 117000円→96000円 目標20万円
ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→875円 目標1500円
みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→195円 目標700円 (1000株単元変更考慮)
SEH&I(9478) 5月28日より 13000円→8090円 目標2万円
日本リテールファンド(8953) 8月31日より 450000円→354000円 目標55万円
コニカミノルタHD(4902) 2月5日より 785円→809円 目標1000円
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。