KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

イナゴの伊那郎

ところで長野に行く前にうちの母親からわざわざ電話があり「長野は富山の2倍新型が流行っているから、必ずマスクして行くんやでー」と言われました。ただウチの母親は一体何を根拠に長野は富山の2倍流行っていると言ったのかは不明です┐( ̄ヘ ̄)┌そんな2倍の長野旅行記はもう少し続きます。

松本城を見た帰り道。同僚と地元の居酒屋の暖簾をくぐり、入る前から分かっていた事ではありますが、3時間ばかり会社の愚痴のオンパレードとなりました。串物を食べながら日頃の鬱憤を酒で晴らす、これぞサラリーマンの特権です(;^_^A

そこの居酒屋には「利き酒セット」なるメニューがあり、地元のお酒を50mlずつ飲ませてくれるものでした。それを頼んで色々飲んでみましたが・・・どれもさっぱり味がわからん┐( ̄ヘ ̄)┌私、体型とは真逆に舌が痩せ細っているんで、どのお酒も同じ味に感じます。無意味、利き酒セット(;^_^A

その後、酒も入ってほろ酔い気分になってきたので「思い出を作ろう」とかいうノリになり、生まれて初めて「イナゴ」を食べてみる事に。長野の地元の味だそうですが・・・

げげっ、こんなにたくさん盛って来なくて良いよー(××)と、引く位に大量のイナゴが目の前にデンっと。イナゴと言えばかつて光栄のシミュレーションゲーム、シブサワコウプロデュースの「三国志」で災害イベントの一つでしたが、現実的にも災害イベントそのもの(T_T)イナゴの大発生・・・。

「これを食べたら驕ってやるよ」
と言われたので、なんだかんだで全部食べましたよ(-。−;)味は普通に佃煮でしたけど、いかんせん見た目が・・・。そして量も・・・。お隣に「蜂の子」もメニューに並んでいましたが、蜂の子はさすがにグロテスク過ぎてNo more(-。−;)

そして閉店までわいわい騒ぎながら残り、店内が片づけモードに入る頃、最後の2名になった私たちはようやく居酒屋を出たのでした。こうして松本での夜は更けていきました。ところで余談ですが松本駅前ってソフトバンクの電波が異常に弱くありません?駅前なのに・・・(-。−;)松本市民の方、ご意見募集します。(もう少しつづく)

さて、明けない夜は無い日経平均は本日続伸。前日のNYダウは住宅関係の指数に堅調なものが出て続伸。ドル安を背景に資源価格も上昇し、年初来高値を更新してきました。10500ドルは実に昨年10月の急落前の水準で、1年以上かけてようやく金融危機入り口の水準に戻ってきた事を意味しています。

一方の日経平均は昨日「日銀の緊急会合で新型の資金供給オペ導入を決定」と伝わって後場から急反発。久しぶりにビックリしたジェットコースター相場でした。本日はその中身が見え、材料出尽くし感から下げるという見方が大勢でしたが、前日のNY株高も支援材料となって何とか堅調推移を維持。意地を見せた格好になりました。

投資判断は「中立」に。今週に入ってからの反発は久しぶりに見た日本株のパワーでした。今回は素直に脱帽し、投資判断をやはり戻して中立とする事にしました。ただ基本路線は下降傾向であるとし、9000円割れはもう無いと思うのですが、来週末のメジャーSQまではグズグズする展開になると見ています。

ところで日銀の政策には「不十分」とか「期待外れ」とか上から目線で色々エコノミスト達が言っていますが、じゃあ今の段階で採れる100点満点の政策で、しかも将来にも禍根を残さないものって何なんだ?と思いますね。文句を言うならお前がやってみろ、と。ただそれでも統制できないモンスターが「世界経済」なのです。これを制御できればノーベル賞5個分、いやそれ以上の功績だと思いますし、誰にもできない事だと思います。

為替は一気に87円まで戻してきました。この辺りFXの一日の取扱量が過去最高を記録したという報道もあったように、個人投資家もだいぶ潤っているのではないかと見ています。一般的には円売りポジションに傾けているようですからね。

それにしてもアメリカは昨年10月の急落初動の水準にまで戻して来ましたが、日経平均は当時11000円位でしたから、その乖離はまだまだ大きいものがあります。当事国が戻ったのに、また日本はサブプラ関連の金融商品を先進国の中ではあまり保有していなかったのに、結局回復に遅れてしまっています。この回復力の鈍さは、一概に世界同時不況だけが日本の成長を妨げた要因ではなかったことを表していると思います。

ただそのお陰で、出遅れ感はそろそろ海外投資家の目を引くでしょう。もう少しだけ時間がかかりそうですが、やがてアメリカの上昇が止まった頃に日本株が買われる時期がやってきそうです。円高は引き続き上値を抑える要因になりますが、年末に向けて個人投資家のヤレヤレ売りが一巡すれば、上値は一気に開けると見ています。

ところでドバイショックを何とか封じ込めようと、各国のフォローは必死です。特に日本にとっては実は怪我の功名だったのかも知れません。少なくとも政府がようやく市場の放つ悲鳴に耳を貸そうとしました。今回のように市場への対話に道を拓こうとした事は、それを正当化しようと動く結果、ドンドンと後になって効いてくるものです。今回の一件はパンドラの箱を開いた・・・という程大袈裟なものではないでしょうが、今まで少なくとも為替市場という「市場」に対して及び腰だった政府の足かせを外した出来事でもありました。

ちなみに余談ですがアラブ首長国連邦GDPは2008年ベースで神奈川県の80%にしか満たないらしいですね。今日聞いてビックリしました。さすがは資源立国というだけありますが、そんな国があんなに背伸びをして世界一高いビルなんて建ててはいけません。

新興市場は「強気の買い」。本日も3指数共に堅調。本日は楽天(4755)こそ反落してしまったものの、アメリカで始まったクリスマス商戦の初戦であるブラックフライデーは、ネットでの売上高が前年比11%増とオンライン販売の好調さを裏付ける数字に。やはりネットは不況下に強しという構造を見せつけています。そんなネット関連ビジネスを営む企業の多い新興市場株は、これからも突発的に上昇する要素を多分に秘めています。

ソネットエンタテインメント(3789)は堅調。子会社DeNA(2432)は引き続き止まるところを知らず、本日はミクシィ(2121)にゲームを提供するというニュースもあって、遂に一ヶ月で株価が2倍近くに達成しました。この一ヶ月ドコモ(9437)との合弁会社設立もあり、立て続けに好材料が出てくる会社はやはり業績期待感が否応にも高まります。

そんな子会社の好調さに引っ張られるように同社も息を吹き返してきました。それでもまだまだ乖離は大きく、こんなところで過小評価されている場合ではありません。テクニカル的にも52週線を抜けたら上値を抑えるような要因は見あたらず。まずは20万円突破が目標。

みずほFG(8411)は続伸。引き続き銀行株には買い戻しの動きが続いている格好です。ドバイショックを通じて日銀の緩和策もあり、かえって元気になってきていますが、テクニカル的にはMACDも好転してきて、もう少し進捗がありそうな感じです。180円程度までは見ていけそうですが、一方で目先短期的な過熱感が出ている事も事実。本格反騰まではもう少し時間がかかりそうですが、この辺りの水準は素直に買い持ちで良い水準だと思っています。

SEH&I(9478)も続伸。9000円を下値に短期反発トレンドに。信用の投げ売りが一巡してきて、上値が軽くなっている印象です。テクニカル的にもMACDが好転して良い流れ。最近ミクシィアプリが人気を博していて、ミクシィ株上昇の一因ともなっていますが、同社の子会社SEモバイル・アンド・オンラインが出している「つり人生」も結構人気化しているようです。業績への影響度は極めて小さいでしょうが、この辺りふとしたきっかけで材料視される可能性もあります。旬な話題ですから。

東芝(6502)も続伸。フランスアレバの送電線部門買収が失敗に終わったとの報道を受けて、増資リスクの後退からかえって上昇の動き。この辺り短期的にはプラスでしたが、長期的には残念な結果でした。足下為替の一服感もあって反転上昇中ですが、テクニカル的には各移動平均線の位置関係やストキャスの過熱感を背景に、上値を重くする段階になっています。ちょっと来週にかけて調整モードに入るのではないでしょうか。本格反騰はやはり来週のメジャーSQ通過後と見ています。

ヤクルト(2267)も続伸。3000円目指してまっしぐらという感じです。引き続き空売りが入り込み、上げ潮の需給を逼迫させてくれています。こういう状況下では一気に仕掛け的な買いが入り込んで大幅高するものですが、今のところまだそういった現象は見られていません。3000円にもう少し近づくと、雪崩のように起こるでしょう。

そして次回は11月の成績発表の回とします。11月は正直全然ダメでしたね。それでもきちんと評価して、年内最後のラストスパートに備えたいと思います。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→805円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→194900円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2100円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→580円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→841円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→166円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→10000円 目標2万円

東芝(6502) 8月18日より 455円→479円 目標700円

ヤクルト(2267) 10月3日より 2240円→2790円 目標3000円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。