KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

奈良ならでは その6

ツンデレの巫女さんと言えば萌え系路線の定番ですが、リアルな現実社会では残念ながらツンのみの巫女さんでして(・・;)そんな巫女さんからEnglishバージョンの鹿みくじを購入。

ちなみにここ春日大社では巫女さんの修行も受け付けているようで、ひょっとしたらまだ修行中の巫女さんだったのかも知れません。修行中なら無視も仕方無いか。修行中なら。←なかなかしつこくて小さい男(-。−;)

ところでここの巫女さんは皆、頭に藤の花のかんざしを付けているのが特徴的です。というのも春日大社はかつて権勢を誇った藤原一族の氏神として創建されたという背景があり、そのシンボルとして藤の花があちこちに植えられて、藤の名所にもなっているからです。

早速鹿の口から取り外し、スルスルっと開いてみると・・・そこにはGREAT GOOD FORTUNEの文字が。つまり大吉って事ですよね!?それで良いですよね、皆さん!(;^_^Aわーい、わーい。しかし今し方巫女さんに無視されて、既にあまり大吉な感じがしないんですけど(-。−;)

iPhoneではピントが合わずピンぼけですが・・・


そしてそれ以外にも多分良いことが書いてあるのですが・・・何となくわかりますけど、何となくわからない部分もありました(・・;)大人しく日本語のにすれば良かった・・・まあGREAT GOOD FORTUNEという位だから、かなりの破壊力を秘めているには違いありません(;^_^A

・・・というような件を終えまして、我々は春日大社を跡にするのでした。(つづく)

さて、件を終えた日経平均は本日反発。休日の間にEUで緊急支援策の枠組みが5000億ユーロ規模になると伝わり、朝方から安心感が広まる格好に。

それを受けた日経平均は金曜のNY市場が連日の大幅安となった事もあって売り買い交錯のスタートとなりましたが、連日急落の反動もあって徐々に買い戻しの動きが鮮明化。前場中頃には加えてIMFからもEUの支援策に2500億ユーロの出資が伝わると、更に安心感が拡がる展開。為替も円安に振れ、日経平均は終日高値圏を維持。10500円を回復して引けました。

投資判断は「買い」。ホッと一息の展開となりました。この辺り総パニックの中でも非常に常識的な感覚で対応した者勝ちというような感じです。つまり今回のように市場からのプレッシャーを受けている中で、ギリシャ国債をデフォルトさせるような(アメリカのリーマン潰しが失敗だったような)真似は、いくら各国で支持率が落ちている与党達でも(いや、だからこそ)できないということを読みとり、買いを入れた者が勝ちという事です。

ギリシャの公務員数の多さ、放漫政治がやり玉に挙げられており、ドイツの拒否反応が強く報じられていますが、誰だって自国の政治にすら不満を持っているのに、他国の政治に対しては難癖を付けたくなるでしょう。どの国もその国に応じた事情・文化・生活慣習・やり方があるのです。

上手くいっている間は問題ありません。それがダメになった時にケチをつける部分はいくらでも浮かんできます。アメリカだって中国だって、構造上や金融政策の失敗はいくらでもあるでしょう。実際に金融危機はアメリカに端を発しているのですから。当然我が日本も。

私がそんな事を言っても詮無いですが、ドイツはそれらをひっくるめてユーロ圏創設に賛成したはずなのに、都合が悪くなったら支援しないというのは、ドイツの方こそムシが良すぎると言わざるを得ません。なので、やはり常識的に考えれば、ドイツもそれなりの支援をすべきなのです。それで危機を食い止められるなら尚更です。

話を日本株に戻しますが、本日のリバウンドは正直弱いものです。ただ前回もコメントしたように今週は週末のSQも視野に入ってきますし、毎年5月15日はヘッジファンドの解約に伴う売りが意識されるところでもありますから、今週末の需給を警戒して簡単に買い上がれないムードだったのは致し方無しでしょう。

ちなみにこれを書いている今、ヨーロッパの指数はかなり上がっています。それぞれ5%以上の超暴騰でユーロ高となっています。フランスなんて9%近い上昇で、ものすごいテンションの上がり様です。明日の日本株にも良い流れが回ってくるでしょう。

日経平均に関してはチャートが崩れてしまっているのでテクニカル的に論ずる事はあまり意味の無い事かも知れませんが、週足で見ると昨年3月及び11月安値を結んだ下値支持線の延長線に接する形になっており、また52週線も近辺に推移していますから、それぞれ強い下値支持帯として機能しているようです。TOPIXも似たようなポイントで論ずる事ができると思います。なので当面は下値不安の後退した強い流れが続きそうです。

新興市場は「強気の買い」。本日は3指数共に堅調。東証1部相場の落ち着きに合わせてリバウンドの動きとなっています。こちらも東証1部銘柄につられる形で、また再度騰勢を強めていくものと思われます。ただ目先の主役は大型株になりそうで、東証1部銘柄よりは勢いが弱いかも知れません。個別では値動きの良い銘柄が買われていますから、投資家の関心は引き続き高い状態が続いています。

ソフトクリエイト(3371)は反落。本日引け後に決算を発表。前期の結果は会社予想をやや下回りましたが、それでも第三四半期までの数字から考えればかなり健闘した方と言えるでしょう。今期の数字は四季報予想を上回る数字を出しています。

主力であるecbeingの売れ行きが好調での数字ですから、この会社の成長は当分安泰という感じでしょう。EC業界全体の成長も継続している事から、十分実現可能な保守的な内容と思います。

残念ながら増配や自社株買い・業務提携・海外進出などその他の好材料はありませんでしたが、決算前に少し売られた状況を見ると業績そのものを弱気に見ていた投資家も多いと思います。明日以降はそれらを払拭でき好感した買いが入ってくるのではないでしょうか。

PERも来期予想を考慮すると7倍台まで低下。十分割安過ぎです。あまり派手な動きはなさそうですが、ジワジワと高値更新の買いが続くと見ています。

ソフトバンク(9984)は反発。iPadの販売権を獲得した事を受けて朝方から買いが先行。引けも高値圏で引けました。販売権の獲得は非常に妥当な線でしたが、ひょっとしたらドコモ(9437)か、という事前の観測もあったので、素直に好材料視される格好に。

日本ではAmazonのkindleがあまり流行っていませんが、iPadの方が安く購入でき、また端からiPad狙いのユーザーも多いでしょうから、今回の期待値の高さも妥当なところでしょう。私個人はiPhoneがあれば十分なので要りませんが、将来的には総合家電を制御する端末と化けるかも知れません。まあそうなったらその時に買えば良いのでしょうけれど。

とにもかくにも本日の材料だけでこのまま反転上昇とは正直考え辛いですが、金曜の大幅安の中で2000円割れから底堅い動きをしたのが「相場の意志」を感じさせる展開です。確かに日経の動きにも左右されてしまうのですが、水準的な割安感を直感的に考慮して良い段階ではないかと見ています。週足では一目均衡表の雲上限が下支えする格好に。日足でも下にアイランドリバーサルが出来た形ですから、基本的には調整は終了と見て取れるでしょう。

ダイハツ(7262)は反発。本日は為替の落ち着きと共にGSによる目標株価引き上げもあって買われる展開に。週足の三角持ち合いの中に再度戻ってしまう歪な形になりましたが、再度上放れのタイミングは近いと見ています。

みずほFG(8411)も反発。ただし上値は重く、高値から押し戻される展開に。ギリシャ不安の後退から金融株全般的に買い戻しの動きが強まりましたが、冷静に見てみると信用買い残の重石が需給を悪くしています。相対的には輸出株の方に妙味があるのもマイナス。テクニカル的にも52週線を越えるタイミングが無く、正直今銀行株を買う理由は見あたらない状況。このまま相場が力強く上昇していけば、出遅れ銘柄として脚光を浴びるタイミングはあるのですが。

そしていつものつぶやき銘柄について。キトー(6409)は粘った甲斐あってストップ高買い気配で引けました。いやー、信じる者は救われましたね。

セルシード(7776)も連日の陽線で、出来高も意外に落ちていません。本日も大半はVWAPの価格を超えて推移していたので、需給面ではだいぶ回転が効いている状況と見てとれます。初値1400円もきちんと超えた水準ですし、6日寄り値の1464円水準にも大した売りものがありませんでした。しこりはそれ程無いと言え、上場来高値更新も狙えるでしょう。

前回のつぶやき銘柄ブロードメディア(4347)は本日残念ながら反落。かなり典型的な良いチャートだと思ったんですが、10円高が限界でした。ただ25日線も接近して来ていますから、もうワンチャンス位狙っても良いのでは。これだけ落ちてきたのですから、5日線を越えての大幅高はまだ期待できると見ています。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→906円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→243100円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2163円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→730円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→872円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→171円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

トヨタ(7203) 3月4日より 3390円→3520円 目標4800円

ACCESS(4813) 4月3日より 156000円→149700円 目標18万円
 
売り銘柄

ファーストリテイリング(9983) 4月18日より 14300円→13470円 目標12000円

JT(2914) 5月2日より 320000円→320000円 目標30万円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。