KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

今更のレビュー

今更ながら見ました。「容疑者Xの献身」(;^_^A今週お盆休みで4連休だったのですが、基本的には墓参り位しか行かなかったので、家でゴロゴロしていた私の唯一の娯楽でした。

ガリレオは最初から最後までずっと見ていました(2007/10/29のブログ参照)。ただ初回が一番面白くて、その後段々と尻すぼんで行き、最終回に至っては最悪な出来だったため「あーあ」とがっかり┐( ̄ヘ ̄)┌

それでも映画化された東野圭吾さんの容疑者Xの献身直木賞も受賞した本格ミステリーという事で、ある程度期待していました。堤真一さんも良い演技されますしね。

で、実際に見てみたんですけど・・・なんとこれが無茶苦茶良い出来で感動しました!(^_^)/ここ10数年観た映画の中でベストと言っても良い程の出来映え。当初は半分ずつ位2回に分けて観ようかなんて思っていたんですけど、2時間ほぼ微動だにせず一気に見入ってしまいましたよ(^^)

内容に関してはネタバレにもなりますから割愛しますが、タイトル通り容疑者の献身っぷりが切なく感じさせる内容。「ああっ、そういうことか!」「やられた!」という感じが心地よく残りました。「ここでよくこれだけしか映さなかったのに、視聴者にこれだけ印象付けられたなー」とか(場面説明ができないので、何の事やらさっぱり伝わらないとは思いますが)。特に原作の出来もさることながら演者である福山雅治さんと堤真一さんの演技に一点の非の打ち所も無く、演出も完璧。西谷監督を始めとするスタッフの狙いに見事にやられました。観てから数日経った今でも何となく心に引っかかっている私。

ネット上で見てみると、やはりどんな作品でもつきものの賛否両論があります。ただ私は完全に賛の側。むしろ絶賛ですね。ミステリー好きな人もそうで無い人も、まずはガリレオテレビ版の1話だけでも見て、是非容疑者Xの献身もご覧になられたら良いと思います。

さて、献身的に見ていきたい日経平均は金曜反落。前日のNYダウが堅調推移だったものの、93円台にまで進行した円高や中国の景気引き締め策を嫌気して大幅安の展開。一時200円以上下げる場面がありましたが、何とか10200円台を維持して引けました。

投資判断は「買い」。金曜のNYダウは中古住宅販売の数字が予想より良かった事と、バーナンキ議長の景気楽観論発言を受けて大幅高。年初来高値となる9500ドル台を回復して引けました。これを受けてシカゴ日経225先物の数字も10500円台となっており、とりあえず月曜の大幅高は約束されています。

テクニカル的にも25日線を支持線としての上昇となり、輸出関連主力株を中心として上昇していく形になるでしょう。来週は選挙前の盛り上がりで一段高になると見ています。週足の一目均衡表突破が一つの目標でしょう。

ただ再来週からは警戒が必要でしょう。8月いっぱいは大丈夫として、問題は9月から。新政権が誕生すると、まずは反動と催促相場の動きとなって1万円を割ってくるのではないかと見ています。ですから8月いっぱいまではガンガン買っていき、9月からは少しずつ主力株を外す作戦になってくるかなと見ています。

新興市場は「強気の買い」。金曜は3指数共に軟調。それでも東証1部銘柄に比べるとマシな下落でした。来週は引き続き東証1部銘柄中心の相場となりそうなので、新興市場株は少し距離を置かれる形になりそうですが、9月の秋口からは消去法的に新興市場銘柄に買いが集まってきそうです。

SEH&I(9478)は反発。また作られたチャートの感じですが、引けにかけて15000円丁度まで買われる動き。お陰で週足の形は完璧に近いものに仕上がっていますが、どこかに私と同じ気持ちを持ってこの銘柄に当たっている方がおられるようですね。大幅高は来週に持ち越しとなりましたが、いよいよ待ったなしの雰囲気になってきました。

幼児活動研究会(2152)は反落。金曜は選挙での民主圧勝予想報道を受けて民主党政策関連銘柄が堅調でしたが、同社は先行して木曜に大きく上げていた分、反動安となった形でした。ちょっとチャート形状は苦しくなってきましたが、来週は民主党銘柄の最後の上げのチャンスとなります。何とか踏ん張って目標達成といきたいところ。

さて、本日はまた一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。出ました丸山製作所(6316)です。

昨年もこの時期にポートフォリオ入れとしました。理由は昨年と全く同様。つまり「何故だか毎年8/24頃に動意付いて上昇するというクセを持っている」からです。ズバリ時限的な仕手株なのですね。過去の時系列を見られる方は過去5年程度の8月下旬の同社株価を見てください。どこかで跳ねている場面があると思います。

理由は基本この時期閑散相場となり、仕手株が跋扈するからですね。仕手の代表銘柄である同社の株価が跳ねる理由はそこにあります。今年は選挙や昨年の金融危機の影響もあって、例年通りの仕手株相場には今のところなっていませんが、底流に意識はされていると見ています。

とか何とか言いながら、昨年はポートフォリオ入れ当日こそ5%高を見せましたが、その後結局尻すぼんでトントン位で終了しました。ところが諦めた後の9/2に前々日比30円高となり、10%以上の上昇を見せました。完全に裏を付かれた形になってしまいましたが、正にこれぞ仕手株と言えるでしょう。

そんなわけで今年はリベンジです。うちのブログはあまり仕手株を紹介しないのですが、別に否定的な立場だからではなくて、イマイチ苦手だからですね。それでもこの銘柄に関してはタイミングが合えば悪くないなと思っています。

今回は目標株価を240円に設定。月曜の寄り付きからポートフォリオ入れとし、今年は9月に入るまで引っ張ってみようと思います。

以下ポートフォリオの値動きです。

買い銘柄

ソフトクリエイト(3371) 2005年12月2日より 3470円→835円 目標6000円

ソネットエンタテインメント(3789) 2006年1月20日より 390000円→183200円 目標75万円

ソフトバンク(9984) 2007年10月5日より 2400円→2000円 目標3000円

メディカルシステムネットワーク(4350) 2007年10月15日より 585円→678円 目標1000円(200分割考慮)

ダイハツ(7262) 2008年3月25日より 1141円→963円 目標1500円

みずほFG(8411) 2008年4月15日より 433円→224円 目標700円 (1000株単元変更考慮)

SEH&I(9478) 2008年5月28日より 13000円→15000円 目標2万円

幼児活動研究会(2152) 8月2日より 1780円→1720円 目標2000円

新日鐵(5401) 8月17日より 372円→368円 目標500円

東芝(6502) 8月18日より 455円→458円 目標700円

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。