KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

相場見通しと注目銘柄

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足下の株価急落は投資のチャンス!
間もなく天与の買い場がやってきます。
今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。

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日経平均は続伸。前日のNYは出てきた経済指標がそれぞれイマイチだったものの、それなりに悪くないと前向きに捉えられ堅調。一時マイナス圏に沈む場面があったものの、最後はプラス圏に戻して終えました。一方でドレッシング買いもあった模様。

それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。9000円を超えて為替が77円とようやく少し円安に振れると、一段の買いが入り込んでくる展開に。9100円手前まで値を伸ばし、ほぼ終日9000円台を維持する動き。引けにかけては伸び悩みましたが、9月相場は順調なスタートを切れました。

投資判断は「中立」に。引き続き寄り前の外資系証券の注文動向は売り越しが続き、24営業日連続となりました。チャート的には指数、個別株共に25日線と8/16の戻り高値を意識した、ちょっと上値の重い状態が続くと思います。ただし大きな下押しは当面見込まず、目先は9000円前後での推移と見ます。

本日も指数は上昇したのですが、その割には個別株を見るとイマイチ雰囲気が良いように見えません。出来高は17億株で売買代金は1兆円ちょっとと低水準で、市場に9000円回復の熱は感じられません。値上がり率上位には低位株がズラリ。

本日から名実共に9月相場入りですが、9月は戦後の統計で勝率が4割、過去10年でも3勝7敗と成績の悪い月でもあります。その背景には8月が案外好調なことによる反動や、円高による売り圧力が指摘されています。為替に関しては以前も言及したように、基本SQ辺りまで円高トレンドが例年続きます。

ただそう考えると間もなく円高トレンドも終わり、ということで、そろそろ買い場であるとの見方もできます。なのでまだ買い出動していない方は最後の押し目を狙って、相場に入るタイミングをしっかりと見極める時期が近づいてきたものと思います。

NYは各指数共に節目(NYダウで11500ドル超え、S&Pで1210ポイント超え、NASDAQで2550ポイント超え、という8月中旬の戻り高値を超え)を抜いて、上昇機運が高まっています。丁度昨年同様、バーナンキ議長発言からトレンドが転換し、その後の経済指標の悪化も金融緩和に向けた期待に繋がるという形で、雰囲気が明らかに一週間前と一変しています。

こういう状況になったら、色々な投資家の懐疑心を巻き込んで、不思議と上昇していく相場になりそうです。今週もアメリカでは雇用統計などの様々な指標が控えていますが、多少悪くても好感される下地が出来上がっています。

ですから、海外要因は総合的にしっかりしてきました。また、国内の方も今のところは野田首相に対する期待感も高まっている段階で(日本的な政治感覚で言えば組閣時がピーク?)、少なくとも目先大きな悪材料は見あたりません。もしくは見えなくなっています。なので、個人的には日柄調整さえこなせば、先々の上昇トレンドは揺るぎないと思っています。

新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。マザーズではACCESS(4813)が赤字継続決算ながらも、赤字幅の縮小などを背景に値を上げる展開。ただ空売りのできない銘柄の宿命もあって、朝高後は売られ需給を崩した陰線となりました。

特に本日は為替が円安に振れたことで、人気はやや1部の外需銘柄にとられた格好。それでも完全に円安にトレンド転換したわけではなく、引き続きもう少し新興市場の方に妙味があると見ます。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は小動き。海外金融株の堅調に合わせて、日本のメガバンクも買われる流れに。全体相場が強含む中で未だ株価的には出遅れ感が強く、下値での買いが見られるようになりました。ただ、引けにかけては全体相場の上値が重くなってきたことに合わせて、変わらずに戻されてしまいました。

需給面では未だに信用買い残が多く残るものの、それでも日証金ベースでは1倍台と比較的安定してきており、良い傾向になってきています。まだ大底を打ったとは言えない段階ながらも、打診買いくらいは進めても問題ない水準と思います。

ジャックス(8584)は小動きながら、一時震災後高値を上回る場面も。金融株が安定していることでその他金融株もしっかりの展開に。目標株価280円も近づいてきました。これで大体良い線まで来たので、明日目標達成とできればそれで良いですが、できなくても引けで利食い終了とします。大体18%近く取れたので、成功と言って良いでしょう。

NECネッツエスアイ(1973)は続落。こちらは魔法が解けて上値の重い展開が続いています。もうちょっとで1300円の目標達成というところもあり、まだ望みは託せそうですが、動きが弱くなってきたところで為替の反転による外需買い・内需売りに対する警戒感から、損の無いところでポジションから外すことにします。やはり明日の引けで終了です。値持ちが良いので、相対的に売られる可能性を感じます。

ジェイアイエヌ(3046)は続伸。とにかく強く、連日の年初来高値更新となっています。8/15に買いポートフォリオ入れとしてから実に半月で27.5%の上昇に。これもやはり目標株価700円まで急激に接近してきたことから、明日の引けで利食い、終了とします。


【注目銘柄】
鬼怒川ゴム(5196)は続伸。こちらは8/24に有料メルマガで550円割れからのエントリー指示。その後結局目標株価640円には届かなかったものの、今週いっぱいの投資期間が接近していること、そろそろ高値警戒感が出ている事を背景に、本日の寄り付きで終了としてもらいました。

ただ上昇率は最も低く見積もっても8%超で終えることができ、最後はまごついてしまいましたが、まあまあの投資成果だったのではないかと思います。無事終了となったので、取り上げ根拠などを以下に記します。

「△鬼怒川ゴム(5196) 東証1部 売買単位1000株
552円 出来高3695000株

8/24買値 549円以下(今晩のNYが堅調ならば560円までの追いかけ買い可)
9/2までの売値目標 640円
損切り 525円割れ

日産(7201)系自動車ゴム部品大手。8日に出した決算は減益決算だったものの、上期の予想減益9%に対して2.5%減と、震災の影響を最も強く受けた時期のマイナスを最小限に乗り切ったところから翌日は好感されて大陽線。チャート的にはそのまま再度上昇トレンドに乗る予定だったが、世界的な株安を受けて沈み込む展開に。

足下の反発局面を拾いたい。月曜は7月まで特に好調に推移していた日産系自動車部品株の下落率が午後から大きくなったものの、ねらい打ち売りによる下落の様相を呈しており、後場の出来高は薄かった。熱の無い下げ方であるため、リバウンドとなれば早そうだ。

テクニカル的には75日線の下支えを期待すると共に、22日の下落で7/1に開けた窓(548円〜555円)を埋めてきたので、一つの達成感が出ても良いタイミング。本日は75日線でひとまず下げ止まった。また本日安値538円は6/27の高値であり、重要度は薄めな節目ではあるがきっちり戻してきた。一目均衡表では雲に入り込んでしまったものの、下限がせり上がってきており、下値支持線として機能してくれそうな形。

MACDパラボリックなどの指標はまだ暗転が続いており、もう少し下落が続きそうな流れを示しているが、割安圏には到達。ストキャスも反発直前で、いつ反発に転じてもおかしくはない水準である。他方ボリンジャーバンド-2σに沿った下落が続いているところはやや気がかり。

PBRは2倍台で割高感も感じられるが、PERは8.1倍と割安感がある。需給面では上値のしこりはやや気になる水準であるものの、信用倍率は1.07倍と売り買い拮抗で悪くなく、日証金は0.8倍と売り長。

かつての仕手株代表銘柄ということで、方向感のない地合に強みを持つところも買い材料として挙げられる。目標株価は8/12の高値まで。損切りは雲下限割れの525円割れで。買値はできれば550円を割り込んだところで仕込みたいが、今晩のNYが強ければ560円までの追いかけ買いは可能と見る。」

自動車部品株はまた為替が明確に円安転換してきたら買い場が来ると思いますが、一旦はどの銘柄も戻り待ちの売りが出そうな水準になってきました。なのでとりあえずは利食い、次の押し目を狙うという形が望ましいと思います。逆に為替が円安反転してきたら、自動車セットメーカーよりも上昇率は大きくなるので、狙い目と思います。

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そして次回は8月の成績発表です。8月は指数的には暴落の時期でしたが、私のポートフォリオは結構踏ん張ったと思います。次回お楽しみに。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。