KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

9/2の市況概要

日経平均は続伸。前日のNYダウは製造業景況指数を始めとする内外の景気指数が好調だった事を受けて買いが先行。薄商いの中で大幅高となりました。

それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。ただしいつものパターンで寄り高後は上値が重く、9000円割れの水準まで売りに押される展開に。相変わらず日本の力だけでは上がれない症状です。引けにかけては切り返して、下髭を付けた十字線の形で終わりましたが、商いは膨らまず、買いの勢いは感じられない一日でした。

投資判断は「強気の買い」。多分この時期にずっと強気の買いと言っているのは私くらいしかいませんが、それでも私は買いで考えています。ただ今日、明日から上がるというわけではありません。円高も来週くらいまでは継続しそうです。一方で下値余地は限られており、ここからは下がるよりも上がる方が可能性が大きいということです。

明日は雇用統計も控えて一旦調整も入るでしょうが、来週のメジャーSQ明けから、私はいよいよ「アホみたいに上昇していく相場」が展開されていくものと見ています。年初からの日本の下落率は相変わらず突出しています。アメリカもなんだかんだで年初とほぼ同値水準をキープしているのです。「円高だから下げるのは当然」という論理は、財政破綻危機を迎えたヨーロッパ各国の指数の堅調っぷりを説明できません。程度が全然違うのに。

多分逆に日本の財政破綻がいよいよ現実となって為替が円安に振れても、日本はここまで買われません。結局我々日本人がこの乖離を埋めるべく、積極的に投資していくことが外国人投資家を動かすのだと思います。政治に期待してはいけません。投資家が日本企業に自信を持って投資すれば良いのです。この相場はほんの少しの雰囲気の変化で、風景が一変すると見ています。

恐らくはいつトレンドが変わったのか大部分の投資家はわからないまま、今回の下落トレンドは終了すると思います。そしてその時は間もなくやってくるものと考えています。

新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。特にマザーズ指数は今まで堅調だった主力株の下落を受けて軟調推移。新興市場の雄である楽天(4755)は一時ファイナンスの噂が広がって5000円以上売られる場面があったものの、会社側からファイナンスが否定されたと伝わると急速に切り返し、長い下髭を作る動き。

値上がり率ランキング上位を見ると相変わらず低位株が上位に顔を連ねています。ミクシィ(2121)やサイバーエージェント(4751)といった大型ネット関連株が下落に転じて、それぞれ主役不在の手がかり難を象徴する内容でした。

ポートフォリオ銘柄】
ダイハツ(7262)は反落。連日の年初来高値更新後の下落となりました。本日は市場全体が買われる中で、先んじて買われていた同社は相対的に売られる動き。そして引け後にはムーヴ58万台のリコールを発表。内容自体は方向指示器のレンズが熱で変色してしまうかも知れないということで、非常に大したことのない話なのですが、これが格好の利食い売りのきっかけに繋がってしまう可能性は十分にあります。

引き続き長期的には変わらぬ強気で見ているのですが、短期筋は売りのタイミングを探っています。短期的には足元1050円で反発してくるかどうかを見極める必要がありそうです。

トヨタ(7203)は続落。8月の米国自動車販売の減少率が前年同月比34%と大きく、全体相場高の中で売られる動き。またホンダ(7267)との株価逆転も話題に。はっきりいって時価総額ならともかく、株価が逆転する事は何の意味も無いのですが、一つ象徴的な出来事かも知れません。

それを言い出したら私はそもそもホンダよりもスズキ(7269)にすら抜かれると思っています。これからの勝敗を決めるのはやはり新興国での出来でしょうから。しかしそれはもう数年先のお話。いくらなんでも今のトヨタの株価は過小評価され過ぎと思います。PBR1倍割れも含めて、トヨタの割安を示す指標はたくさん出てきています。日本株の戻りに併せて、同社の株価も復権してくる事を期待。


【注目銘柄】
メガネトップ(7541)は大幅高。昨日発表された8月の既存店売上高が8ヶ月ぶりにプラスに転じた事で買われる動きに。今まで売り込まれていただけあって、反発力が強く出ました。

その主因は「フリーフィット」という新商品。軽くて付け心地の良いフレームとして品薄の状況が続く程の大反響。実はたまたま先日嫁が新しくメガネを新調したいということで近くの眼鏡市場に行ったのですが、その時にもフリーフィットの見本の展示と共に「人気で品薄のため、できあがりに時間がかかる」という旨のお詫びが併記されていました。

株価も約560円を底値に踏みとどまっていたので、75日線を抜いてきたら買いポートフォリオ入れしよう・・・と思っていたのですが、引っ張り過ぎてしまいました・・・。残念。

この好調はまだまだ続くと思われるため、株価は基本的には反転してくるものと見ています。ただし下落過程で溜まってしまった信用買い残によるやれやれ売りが上値を押さえ込んでしまいそうな印象も持っています。一旦600円程度までの調整を待って、そこから仕込んでも遅くはなさそうです。またタイミングが来たら、ポートフォリオ入れすると思います。


さて、本日の「旬の話題で連想しよう」のコーナー。本日のお題はコレ「NHKが秋場所から相撲中継を再開」です。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20100902-00000571-san-spo

まあ私なんてどんどん中継したら良いと思っていますけどね。だって野球賭博にかかわった人達は既に処分されたのに、かかわってない力士達はとんだとばっちりです。それで不服ならば、関与して十両に降格になった力士とかの髷も剃って、坊主で相撲とらせりゃお詫びになって良いのかも知れません。

それはともかくとして、関連の本命はやっぱり永谷園(2899)でしょうか。懸賞も復活させるとか言ってましたし。対して民放各局は夕方の時間の視聴率が奪われるという事でマイナスでしょう。

それじゃつまらないのでもう少し「無茶な」連想をすると、大相撲がテレビでやって一番都合が良いのは実は介護施設の職員さんです。彼女らは夕食の時間になると広間に入居者を集めないといけないのですが、テレビで相撲をやっていると入居者が集まり易いんですね。広間の大画面のテレビに皆群がるから。そしたら職員さんも手がかからずに万々歳というわけです。

となると職員さんが楽→離職率の低下→介護施設の教育費等がかからない、という事で、ケア21(2373)何かが良い、という事に・・・まあ、ならんですわな。

ということで、このコーナーは引き続き、こんな感じでとにかく連想力をつける事を重視して緩くやっていきます。箸休め的な感じでお付き合いください。


今晩の海外の予定
・欧州中銀政策金利発表
・米新規失業保険申請件数
・7月米製造業受注指数

明日の日本の予定
特になし

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

★☆★☆【銘柄診断】リクエスト受付中!
あなたのご希望の銘柄レポートを以下のような感じで作成します。
↓過去のレポートはこちら
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/report.html

▼下記よりお申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/service2.html


またテクニカル的な分析を元に「損をせず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガ【テクニカルで1銘柄】もお申込を受付中!
1ヶ月2,980円〜長期割引もあります。
是非是非下記URLからご確認後、お申込ください。

↓サンプル版
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/sample.html

忙しすぎて銘柄をチェックできないあなた、てけてけをあなたのアナリストとして雇って分析と時間の投資経験を手に入れませんか?


※なお、最近多数のお申込をいただいているのは大変有り難いのですが、ご登録された携帯アドレスにPCメールが受信できない設定になっておられ、こちらからのご案内がお送りできないケースが生じております。心当たりのある方は再度PCメールなどでご登録いただきますよう、宜しくお願い致します。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。