もう一ヶ月以上前の東京話の続きです。ようやく3日目の話になります(;^_^A
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9月13日(月)
目覚めるとやっぱり胃の辺りが重く二日酔いでした(T_T)様々な失態を演じた昨晩の事を悔やみつつ、そろりそろりと居間に向かうと、既にお父さんは仕事に行っておられ、お母さんが朝食の用意をしてくださいました。
「昨晩は色々とお騒がせしました(-。−;)」
「いえいえ」
ちなみに私は寝ている間の寝言も隣の部屋にまで聞こえるほど、大きかったようです(-。−;)失態その7。
それはそうと、土産物をさてどこに忘れてきてしまったやら。私の記憶では、披露宴後に引き出物をテーブルの下から取りだした覚えがありませんでした。だからホテルに忘れてきたのではないか、と思っていました。朝食を食べ終わると、早速結婚式のあったホテルに電話をしてみることに。
「あー、調べてみてあったら連絡します」
とのことだったので、お昼まで連絡を待ったのですが、全く音沙汰ありません┐( ̄ヘ ̄)┌
その日は夕方から10年以上会っていなかった友人達と会う約束だったので、とりあえず外出する事にしました。そのまま家にいるのもバツが悪いですし・・・(-。−;)
そんなわけで逃げるように外に出て、ひとまず昨日駅を降りてからの道順を逆に追ってみる事にしました。もしかすると引き出物を持って、道のどこかで落としてしまったかも知れないし。しかしイマイチ記憶が曖昧なので、どこをどう通って嫁の実家に辿り着いたやら(・・;)こういう時こそiPhoneのGPSで足跡を追えれば万全だったのですが、酩酊状態でそこまで気が回るわけもなく(-。−;)
とりあえず降りた駅に行って、生まれて初めて落とし物案内を尋ねてみることにしました。私自慢じゃないですが、基本落とし物しない人なんです。しっかり者ですから←説得力0(-。−;)
「あのー、すみません。こういう白い紙袋の引き出物をひょっとしたら電車の中に忘れてしまったのかも知れないのですが・・・」
「少々お待ちください」
パソコンで早速検索してくれるJRの女性駅員さん。まあ多分無いんだろうな、とダメもとで尋ねて、諦めかけていたその時。
「あ、お客様のおっしゃられるのと同形状のものがありました!(^^)」
「えっ、本当ですか!?(××)それどこで引き取る事ができるんですか?」
まさかの展開!私はどうやら電車の中で置き忘れてしまったようでした。
「あのー、それが終着の籠原まで行ってしまっているんで、籠原まで行っていただくことになります(;^_^A」
「えっ!?籠原!?(××)」
それは高崎線終電の終着駅でした。私が東京で暮らしていた時に散々乗ってきた高崎線の行く先として表示されていた、未踏の土地の名前でした。(つづく)
さて、前人未踏の日経平均は金曜反発。前日のNYダウは企業の好決算を背景に、一時年初来高値更新。それを受けた日経平均も朝方から買いが先行。ただG20を控えた中では様子見ムードが強く、商いは低調。出来高は14億株台と閑散とした取引でした。
投資判断は「買い」。前日はガイトナーさんによる「これ以上のドル安は必要無い」発言による援護射撃を受けて一時株・為替共に急速に切り返す動きを見せましたが、効果は一時的。トレンドは間もなく元に戻り、金曜も特段強含む動きには繋がりませんでした。やはり為替は一旦80円を割らないと、明確な方向性が出てきません。
金曜のNYダウは小幅安となったものの、週間ベースでは3週連続の上昇と強い動きが続いています。中間選挙前にもかかわらず強いというのは異例で、これが相場の回復を見越したきちんとした買いなのか、それとも戦後初めての中間選挙後の下落の前触れなのか、少し判別が付かないような形になってきて、やや薄気味悪い感じに映っています。
ドル安によるアメリカ経済回復という捉え方をすれば確かにそれもあるのでしょうが、今までのアメリカはドル高を背景にした海外からの投資資金を呼び込むことで成り立ってきた社会です。それが急に真逆の「ビジネスモデル」に変換されるものでしょうか。そう考えると少し不自然な気がします。
いずれにしてもアメリカという大樹の木陰で暮らす日本ですから、大樹が一層元気を取り戻してくれること自体は良い事に違いありません。中間選挙後も、引き続きリーマンショック前の水準を維持してもらいたいと願います。
ところで証券優遇税制の来年打ち切りが決まりつつあります。これはどう考えても株式市場にとってマイナスです。法人税減税も必要だと思いますけれど、どうして片方では金融緩和で資金を流しつつ、もう片方の金融市場を押さえ込もうとするのでしょうか?私は理解に苦しみます。
もし本気で金持ち優遇と考えているのであれば、全くのお門違いでしょう。感覚で物を言っているか、それとも単なる増税目的の方便か。株式市場に関係の無い人は基本的にはいません。
年金や預金だって株式で運用されていますし、また結局毎日ニュースで流れる日経平均の数字が、目に見える景気の成績として間接的に国民の消費意欲に繋がっています。実際にリーマンショック後に連日「日経平均1万円割れ」「日経平均最安値」と唱えられて、株式投資をしていない人の消費すら落ち込みました。
一方で、日本はまだまだ裕福な国です。不動産や車などの資産を除いて、投資可能な資産が100万$以上持っている人は165万人も居るとのこと。つまり現預金・投資金額が1億円近くある人数が、国民の1%以上いるわけです。それなのに消費にお金が回らないのは、こういうアナウンスメントによる逆資産効果が高いからです。
投資という名の消費にすらお金が回らず、現預金という名の「死に金」が大量に滞留している状態です。預金も銀行できちんと運用されていれば良いのですが、中小企業への融資額は減り、有効な活用はされていません。「一に雇用、二に雇用」と言った人が最近確かおられましたが、実は何よりもお金の就業先を作り出す事が一番大事なのです。お金が日本に豊富に埋蔵されている「資源」であり、有力な「働き手」なのですから。
逆に言えば株高に持っていくためにあらゆる手を尽くす事が資産効果を高めて、景気を浮揚させる一番の材料と言えます。そうすることで投資資金を国内に増やし、ひいては海外からの投資の活性化にも繋がってきます。
百歩譲って優遇税制を廃止するにしても、段階的に税率を引き上げるか、もしくは代替的な減税案をセットにすべきです。そうでないとただでさえ個人投資家が FXや先物といったリスクの高い商品に流れていっているにも関わらず、それらとほぼ同じ税率になることによって、益々株式市場の魅力は薄れていくものになってしまいます。
タイミングもまだ株価が戻っていない中では最悪です。まだ実際に実行に移されるまでに時間がありますから、税制調査会には是非とも考え直してもらいたい事項だと思います。
新興市場は「強気の買い」。金曜は2指数共に堅調。ただし一層値上がり率ランキングには低位株の乱舞が見られるようになりました。最近この流れがずっと続いています。IPOも無く、足元安値水準が続く新体制の新興市場の、これが一つの生き延び方なのかも知れません。これで随分と助かっている個人投資家がいるのも事実でしょうし。幕間を繋ぐような形で個人投資家の資金を呼び続けていれば、新興市場の本格回復の芽も出るでしょう。
【ポートフォリオ銘柄】
プロミス(8574)は反発。相変わらず乱高下の展開が続いています。株価は400円前後で推移しており、未だ反転上昇の明確な兆しは出ていません。ただしどう考えても株価水準は売られ過ぎ。NY上場も視野に入れる親会社三井住友FG(8316)がバックアップすると言っているにもかかわらず、この株価に落ち着く理由が見あたりません。
日本国内では国策として消費者金融株を締め出しているのですから「国策に売り有り」という感じでしょうか。それでも同社は日本がダメなら海外に出て行くという方向に既に向かっています。実際に中国では同社の孫会社が7月から営業を始めていますし、大手銀行というバックアップの元で、他国への海外展開も他の消費者金融に比べると行い易い状況です。国内でも武富士というトップが倒れましたから、シェア拡大に出易いでしょう。
貸金業は歴史のある業種でもあります。需要がある以上、無くなるわけがありません。喉元過ぎて熱さを忘れられれば、株価は一気に戻ると思われます。
ヤクルト(2267)は反発。しかし週足の下値支持線を前日に一旦割り込む動きが出ました。同社に関してもここまで売られる理由が見あたらないのですが、トレンドとしては売り転換してしまいました。残念ながら来週2400円を上回らなければ損切りとします。
GCAサヴィアングループ(2174)は堅調。オリックス(8591)が1000円カットの「QBハウス」を運営するキュービーネット株を売却する際のアドバイザーとして同社を選定との事。売却金額は100億円という事で、同社の取扱額としては大きな方です。来週の第三四半期発表前に良い支援材料が出ました。足元M&A案件が国内外共に伸びている事により、業界環境はかなり良いと見られます。
【注目銘柄】
田中化学研究所(4080)は大幅続伸。テクニカル的に種種の上値抵抗線を突破してから、とにかく力強い動きが続いています。電池関連銘柄として再評価される動きもあって、かつての材料が蒸し返される格好に。
こういった銘柄は4月末頃に高値を付けて、その半年後の信用期日通過から、再度盛り上がる展開になっています。そういう観点から、半年前の高値銘柄を狙い撃ちしてみるという手も一考かと思います。
とかなんとか書いている間に、今回もまた文字数いっぱいになりましたのでこの辺で。
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