KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

2月の成績発表

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今日は2月の成績発表です。2月は中東の混乱に応じて原油価格が乱高下。それに応じて株式市場も乱高下となった月でした。そんな中で私のポートフォリオ銘柄はどうなったのでしょうか。早速検証してみましょう。

買い銘柄
ソフトクリエイト(3371) 
2005年12月2日後場より 3470円→1153円(先月)→1227円(19営業日保有 上昇率6.4%)
遂に悲願の1部昇格を果たしました。ただ2月は売出の値決めから乱高下の展開となり、昇格効果はあまり株価には反映されていない格好。楽天(4755)との連携も残念ながら材料視されず。認知されればこの銘柄にとっては大きな材料とは思うのですが。

今は売出による需給悪とのせめぎ合いですが、差し当たって今月末には権利落ちがありますから、そこまでは堅調推移が期待できるでしょう。配当利回りは4%超で、優待も加えると更に高まります。

ソネットエンタテインメント(3789)
2006年1月20日より 390000円→280700円(先月)→295900円(19営業日保有 上昇率5.4%)
2月は市場が弱含む中でも順調に値を伸ばし30万円到達。足元でも高値圏を維持しています。業績は子会社エムスリー(2413)の好調もあって増益基調。ただし本業の方はIPv6対応のため、やや費用負担を警戒しないといけないかも知れません。市場の方ではまだあまり懸念されていないみたいですが。

一方で株価的には月足で見る上値抵抗線を先月上場来初めて上回ったことで、長期的なトレンドは明らかに上向き。さて毎回恒例の同社持ち株で評価した1株辺りの価値は56.8万円。子会社の頑張りにより先月より乖離が拡大。まだまだ割安です。

みずほFG(8411)
2008年4月15日より (1000分割考慮)433円→162円(先月)→169円(19営業日保有 上昇率4.3%)
2月はやや勢いが失速し上値が重い印象。それまでが強過ぎましたから致し方無い部分もありますが。テクニカル的にも10月からの下値支持線を割り込んで一服感。ただ配当利回りはそれでも現水準で3.5%、しかも期末で全額支払いですから、権利取りの動きもこれから期待。やはり今年の本命は銀行株。

トヨタ(7203)
3月4日より 3390円→3460円(先月)→3785円(19営業日保有 上昇率9.4%)
2月はアメリカでの電子制御不具合問題が濡れ衣と公式的に認められ、株価も過去の失墜分を取り戻しに向かう動き。しかも為替水準が82円台でこの水準ということは、これから円安に向かうと水準はあっさり訂正してくることを意味します。4000円まであと少し。

ファーストリテイリング(9983)
11月17日より 12980円→12820円(先月)→12680円(19営業日保有 下落率1.1%)
先日出た2月の既存店売上も不調。景気回復局面では弱いという同社の特性も影響か。値動きもそれ程日経平均に連動していないため損切りとしました。残念。

国際石油開発帝石(1605)
12月25日より 486500円→538000円(先月)→600000円(10営業日保有 上昇率11.5%)
中東の混乱に乗じて原油価格は100ドルを突破。その間にも原油関連銘柄が買い進まれ、その代表格である同社もあっさりと目標株価を上抜けてきました。その後はあまり原油価格に連動せずに落ち着いているため、とりあえずは良いところで売れたのではないかと思います。

むしろ今度はタイミングを見計らって売りで対応すべき段階ではないかと見ています。原油価格の上昇は短期的にはプラスでしょうが、長期的には需要減を招き、また中東の混乱は同社の海外展開にとってはマイナスですから。

日本オラクル(4716)
1月18日より 3925円→3765円(先月)→3850円(19営業日保有 上昇率2.3%)
何とか一旦は底打ちを確認して落ち着いているレベル。テクニカル的には一目均衡表の遅行線が実線を抜いてくる事から、雲の薄い部分をすんなり突破できそう。ただ値動きが小さく、ややつまらない印象。

酉島製作所(6363)
1月24日より 1634円→1686円(先月)→1500円(12営業日保有 下落率8.3%)
決算悪から売られ、そのまま値を崩してしまいました。今年は水関連銘柄が原油の裏返しで熱い・・・と思ったのですが、同じ水関連銘柄の栗田工業(6370)も弱い流れ。一方それによって結果出遅れ感が強まってきましたから、また底値を見計らってどちらかを買い入れたいと思います。

ロート製薬(4527)
2月19日より 986円→965円(10営業日保有 下落率2.1%)
ディフェンシブな薬品セクター、そして大証の銘柄も一つ入れてみたいと思いポートフォリオ入れ。しかし比較的高値圏でのエントリーとなってしまいました。 1000円到達から目標達成感も出ている格好。ただ足元5日線を上抜いてきたこともあって、短期的な底打ちは確認できたと見れましょう。下方には上昇してきた25・75日線が揃っており、下支えとなりそうです。

売り銘柄
大東建託(1878)
2月9日より 6270円→6840円(16営業日保有 上昇率8.3%)
業績の上方修正とTOBを材料に株価が急騰し、調整モードに入ったところで売りエントリー・・・としたつもりでしたが、結果最も安いところで入った形になってしまいました。その後株価は急騰し、かなり苦しい展開に。ただ7000円より上は上値が重く、自社株買い消却や増配などの好材料が出ても突破する兆しなし。チャート的には三尊天井を形成した可能性もあり、25日線を一旦割り込むと売り圧力が一気に強まると見ます。

ブイ・テクノロジー(7717)
2月22日より 653000円→690000円(5営業日目保有 上昇率5.4%)
こちらも東証1部上場が決定し、09年以来の高値更新から陰線を付けたところでエントリー。エントリーのタイミングは良かったのですが、勢いがあり過ぎて私が東京に行ってブログをお休みしている間に急反転。その流れに対応できませんでした。エントリー2日で10%以上下がっていたのに、結果損切りに。

ちなみにその後は更に買いに勢い付く結果に。損切り自体は間違っていませんでしたが随分勿体ないことをしました。残念。

以上の結果から、1営業日当たりの騰落率を計算すると

結果-0.10(%/営業日)という結果が出ました。

計算式は各銘柄の保有営業日日数√騰落率を合計し、出された数字を銘柄数の合計11で割り、平均値を算出します。つまり全ての銘柄に同額投資したとして、一営業日当たりの平均上昇率を導き出し、そこから一営業日当たりのポートフォリオの平均上昇率を出すわけです。

ちなみにその間
日経平均 2/4終値 10543円→10693円(19営業日 上昇率1.4%) 0.07(%/営業日) 

TOPIX 2/4終値 935→955(19営業日 上昇率2.1%) 0.11(%/営業日)

今月はベンチマークに負けてしまいました。こんな状況で空売りを挑んでしまったのが無謀でした。特にブイ・テクノロジーが痛かったですね。短期での損失ですから、マイナスバイアスが大きく出ました。

そしてKA指数の発表です。KA指数とは、ブログで初めて銘柄を紹介した2005年8月23日の寄り付き前を100として、今は何ポイントになったかということです。

KA指数362.2ポイント
となりました。何とか傷口が小さかったのがせめてもの救い。今月はもっと機動的に対応して、来月は高値更新といきたいところです。

さて、3月以降の相場の見通しに関しては、差し当たってメジャーSQ前後で流れがガラリと変わる展開を予想しています。

来週末がそのメジャーSQ週ではありますが、ここがGW位までの流れを占う上で重要なポイントになってくると思います。さしずめ金曜のNYは雇用統計が良かったものの中東情勢の不安による原油高を受けて、また前日の反動もあって軟調推移となっていますから、週明けの日本株も売り先行のスタートとなるでしょう。

またメジャーSQの値も概ね10500円というところを目標にした攻防となるでしょうから、来週は比較的軟調な展開を予想します。ただその後メジャーSQ を通過してからは株価は調整を終了し、SQ値を下支えとした堅調推移。そのまま11000円突破の流れになると見ています。

その根拠の最たるものは為替の動向です。金曜の日本市場に一番大きく影響したのはECBのトルシェ総裁による来月の利上げ発言でした。原油高によるインフレ圧力を懸念して、中央銀行による政策金利の引き上げが取り沙汰されましたが、これによって円安ユーロ高が進展しました。

対して日本は万年デフレの国であり、利上げは当分見込めそうにありません。そうなるとどうしても円安に向かいます。特に足元では有事の円買いの流れもあって円買い圧力も強まっていました。その反動が円売りに働きそうです。

また国内企業が決算に向けて海外資産を円転する、という「期末円高説」は以前もこのブログで書いたように、私の経験則から言うと例年2月中旬までにピークアウトし、その後はGW辺りまで円安トレンドとなる傾向があります。結局企業は期末直前に円転するのではなく、それまでに決済を済ませてしまうというところなのでしょうけれど、今年は2/4の高値81円10銭辺りがそのピークだったと見ています。実際今回の中東の混乱による円買いをもってしても、そのラインはキープされています。

従って、3月以降は外需企業が牽引役となって日本株を持ち上げていく・・・と言いたいところですが、実は内需も十分魅力的で、外国人投資家の買いを集めていくものと見ています。つまり内外需、また新興市場も買われる全面高の流れになると見ています。

ですから私は来週いっぱい辺りが目先の底、そこを積極的に買っていく事で今年の上昇相場に乗っていけるものと見ています。ここで様子見などと言わずに果敢に高値を取りに行く動きを取れるかどうかで、今年の投資パフォーマンスは大きく変わってくるでしょう。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。