KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

浮き足立たないために

今週のお題「ブログと私」
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以下直近一ヶ月で挙げた銘柄の一例です
(※それぞれの株価は提示値、提示投資期間終値等による実際の売買値です。)
★3/9  ジーンズメイト(7448)    303円→350円   上昇率15.5%
★3/3  日本ミクロコーティング(6624)172円→200円   上昇率16.3%
★2/28  アルファ(3434)       1030円→1105円  上昇率7.3%
★2/22  アイレックス(6944)     88円→109円    上昇率28.4%
★2/15  日本ケミコン(6997)     525円→564円   上昇率7.4%

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見通しが立て辛くなった株式市場に一筋の方向性を示します。

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民放各局が少しずつ通常モードの番組構成に戻しつつある中で、昨晩も東海地方で大きな地震、本日も茨城で大きな地震と、地震列島ここに極まれり、という感じです。何か震源地が少しずつ西に来ているようで、いよいよ日本一自然災害の少ないと言われる我が富山県も少し心配になってきました。

ところで前回も注意喚起しましたけれど、チェーンメールを回すのは止めましょう。それが引いては名簿業者などにも回って、あなたの大切なご友人に今後迷惑メールが送られたりするきっかけにもなります。発信者の不透明な無責任なメールや、文末に「できるだけ多くの方に回して下さい」というメールは、例え内容が良さそうなものであっても、無用な混乱を招く恐れがありますから止めましょう。是非秩序立った冷静な反応をお願いします。

これは政府の発表を信じられない、という悲しい事実が生んでいる事象かも知れません。「重大な何か隠しているんじゃないか?」という疑念が、デマやチェーンメールを信じ込んでしまう、という事態を加速させているのではないかと思います。

結局人は「信じたい事を信じる生き物」です。私自身政府が何かを隠しているかどうかなんて判別のつけようもありません(ただ今はWikiLeaksFacebookのようなもので情報が一個人にもダダ漏れ、隠しようが無いというか隠したら後日余計に一大事になるという抑止が働きますし、また結局今まで原発に全く無関心だった国民に突然専門的な情報を津波のように流しても仕方ないのかなと思っています)。ですからその時の自分の置かれている立場や精神状態などの様々なファクターで、情報を無意識に選別してしまいます。これは被災地から離れた私の周辺でもそうなので、被災地に近い方は一層その傾向が強まるのではないかと思います。

ただそこにつけ込むのがデマです。今は昔に比べて通信手段が発達し、噂は千里も万里も駆けめぐるようになりました。下手をすると第一発信者そのものが、全く善意で発したのかも知れません。それだけに余計にタチが悪いのかも知れません。

繰り返しになりますが、チェーンメールを回すことはお止めいただきますよう、お願い致します。混乱は何も生み出しません。

さて、混乱が続く日経平均は本日大反発。前日のNYは日本の原発問題や株式市場の混乱を受けて、ダウは一時300ドル近く下げる形に。ただ日本の下落が限定的だとの見方やFOMCが景気見通しを上方修正した事もあって、急速に下げ渋りの動き。何とか下げ幅を半分近く縮小して終えました。

その流れを受けた日本株市場は朝方から買いが先行。外国人中心の買い戻し注文が入り、寄り付き前の段階では2000万株を越す買い越し注文が。朝方は今までとは一転、買い気配で値付かずの銘柄が多く目立ちました。

中でも特徴的なのが原発関連の代表格とされて、前日にもストップ安比例配分となって9000万株近い売り注文を残した東芝(6502)が買い気配スタートだったということ。ただ寄り付き後は乱高下となり、やれやれ売りが断続的に出てきました。

日経平均の方は前場そのまま買い気配の銘柄が値を付けるまでの間、値を伸ばし続ける展開に。一時500円高となって、9時台は高値持ち合いの動きとなりました。ところが10時頃にNHKのカメラが福島第一原発四号機付近から白い煙が上がっている様子を映し出すと、また先物が売られる流れに。

加えて「まだ原発問題は拡大するか・・・」というような流れで、少し離れて停止中だった5・6号機の水温が上昇するという内容も伝わると、昼休みの間に先物は急落。前引けと比較して140円下落する場面も。

特に最近は昼休みに何か起こる、発表されるものですから、昼休み時間中の先物の動きがめまぐるしいです。丁度かつてライブドアショック後に東証が昼の再開時刻を13時とした時のように、先物と現物の取引時間に差が出て、現物株ホルダーが手の出ないうちに場が蹂躙された「魔の時間」と同じ状況になっています。また、本日は後場から追証の投げ売りも見込まれ、それも前引け時点よりも気配を悪くする一因となりました。

ただし後場に入ると市場は落ち着きを取り戻し、再度上値を取りに行く動きに。特に引けにかけて先物が9000円に近づくと、そのまま現物も9000円を回復。500円高にまでは届きませんでしたが、何とか500円近く上昇して引けました。

出来高は昨日よりは減ったものの49億株台ということで歴代2位。一方売買代金は3兆円超えで、昨日より膨らみました。ストップ高は145銘柄という事で、昨日のストップ安銘柄と一桁違う数字には、個人的にはやや物足りなさを感じます。値幅も本日の方が小さくなっている銘柄が多かったはずなのに。

投資判断は「強気の買い」に。今までは状況が不透明な中で様子見を決め込んでいましたけれど、そろそろ水準的にも日柄的にも投資姿勢を示した方が良いと思っています。

今の段階で投資をするのは引き続き「賭け」の部類に属するかも知れません。それでも個人的には前回も述べたように、既に大幅な下落・出来高を実現し、株式市場が売り玉と買い玉の需給の均衡点で成り立つというルールの下で価格形成が成されている以上、その期待値の最大化という点ではそろそろ買いの水準であると思います。

ただこれは投資期間が長めである程成り立つものです。例えば明日までという期間であればその「賭け」の部分の割合が多くなり、対して「投資」という部分の割合が小さくなってしまいます。

従いまして総合的に、蓋然的な感覚としては個人的には様子見の期間は終わり、ここからは火中の栗を拾いに行くだけの見返りを期待できる段階と見ています。意外に先物も分足チャートに沿った値動きをしており、比較的理性的な印象も受けます。

ただしすんなり買い上がれるような状況で無いのも確か。戻りには戻り待ちの売りが出てくるでしょう。ですから大部分の銘柄が同じような動きをするのは、明日の前場位までで終わり。その後は個別毎に銘柄の特性(今回の震災での被害の度合い、テーマ性、需給バランスの崩れ方等)に応じた値動きに分かれてくるでしょう。なのでここからようやく個別銘柄分析の出番になってくると思います。

狙い目はやはり「本来売られるはずではなかった銘柄」「今後業績の伸びが期待できる銘柄」という点に絞られてくるのではないでしょうか。特に前者はネット関連の銘柄や西日本中心の商圏の銘柄など。単にリスクヘッジのため換金売りの対象になった銘柄と言えそうです。後者は震災特需をテーマにしていて、まだあまり大きく買われていない銘柄という事になってくると思います。

特に四季報が折角出たのに、全く個別企業では材料視されていません。また本来この時期は配当利回りや優待利回りが意識される頃合いなのですが、残念ながらそれも無視されています。後者は残念ながらタイムリミットが迫っていますから、このまま無視される可能性も強そうですが、前者はちょっとずつ相対的に効果が現れてきて、株価の明暗を分けてくる材料にもなりそうです。

為替動向に関しては円安の方向性が出るには、後少しだけ時間が必要という感じでしょうか。早ければ今週中にもその流れが出てきそうですけれど、期末を超えるまではなかなか動きが読み辛いかも知れません。ただ介入警戒感もあって株や債権以上に安定している印象は見受けられます。

東京電力(9501)に関しては、株式的にはもうどうしようにも無いですね。配当目当てで保有されていた方はご愁傷様ですとしか言いようがありません。私は株式投資をやっている以上、安全な株式なんて有り得ないと思っていますから、配当目的や優待目的というような投資法はどうなのかなと思っています。一方で「配当利回りや優待目当ての買いが入ってくるという理由」で、キャピタルゲインを狙っていくのは当然ながら有効な作戦だと思います。

東電の株価は本日のストップ安で28年ぶりの安値を記録し、まだ記録を塗り替える手を緩めてはいません。この辺り配当も無配転落はほぼ確実でしょうし、今後の火力発電稼働を含む業績の悪化や、JALと同じような国有化の路を歩む可能性を考えると、ちょっと小遣い稼ぎのリバウンド狙い程度しか見込めません。なので突っ込み買いも当然お薦めはできません。

新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に大幅高。個人的には株価回復は東証1部銘柄に遅れて効果が出てくるかと思っていましたが、昨日売り気配で終わった銘柄もリバウンドに乗ってきて、特にマザーズ指数は大きく反発してきました。

更に本日引け後にACCESS(4813)が前期黒字転換の上方修正を出してきましたから、まだまともな相場ではない以上素直に反応するかどうかは微妙ですけれど、明日以降の新興市場やネット関連株にとっては少しは追い風かも知れません。

個別銘柄のコメントに関しては、本日は一転買い一色で特段コメントできるものは無いので今回も省略します。

ただ一銘柄買いポートフォリオとしてあさひ(3333)を取り上げたいと思います。

今考えられるテーマ株はやはり何と言っても太陽光ですが、他にも例えば被災した時でも情報を得られるスマートフォンや、通勤の不便を解消する自転車銘柄というところが、狙われてくると思います。

特に自転車に関しては、今回の首都圏での帰宅手段確保で、自転車が一晩で軒並み売れたという特需もあります。個人的にはこれは一過性のものではなく、今後高くなっていくであろう原油価格に併せて、またブーム化再燃の動きも加わってくるであろうと見ています。いよいよかつての中国のように、日本人が自転車で大移動・・・することも有り得るかも知れないですね。

目標株価は1600円。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。