KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

無用な不安は「不用」

今週のお題「ブログと私」
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以下直近一ヶ月で挙げた銘柄の一例です
(※それぞれの株価は提示値、提示投資期間終値等による実際の売買値です。)
★3/9  ジーンズメイト(7448)    303円→350円   上昇率15.5%
★3/3  日本ミクロコーティング(6624)172円→200円   上昇率16.3%
★2/28  アルファ(3434)       1030円→1105円  上昇率7.3%
★2/22  アイレックス(6944)     88円→109円    上昇率28.4%
★2/15  日本ケミコン(6997)     525円→564円   上昇率7.4%

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事態がなかなか好転してこない中で、原発に対して命がけで戦っておられる各組織の作業員、隊員の方々には本当に頭の下がる思いです。あなた方のお陰で国民の不安は幾分か和らいでいます。また被災地に物資が届かない中で、非常に不安な思いをされている被災者の方々にも繰り返しお見舞い申し上げます。

物流のための道路やインフラには問題無いとのことながらも、ガソリンが無く運べないという、非常に残念な機能不全に陥っています。そのため、折角全国から善意で集まった救援物資が届かないという状態になっています。

ネットでは乾電池たった4本が2万円を超える価格で出品されているところがありました(そもそも本当に必要な方にどうやって届けるのか疑問です)。いくら自由主義経済とはいえ、露骨の人の足元を見るやり方に、ネット上でも非難囂々。当然私も許せません\(*`∧´)/

そんな中、遂にこちら富山でも乾電池が店頭から消え始めています。昨日ちょっとヤマダ電機に寄ってみたら、ゼロではないですけれど、普段あんなにも山積みになっている乾電池の棚がスカスカになっていました(××)

幸いこちらは電気も普通に供給される状態で、また特段無理して今日・明日中に防災グッズを揃える必要もなさそうですから私自身は買わなかったのですが、目の前でおばさんが一生懸命買っていました。不安心理というものは、実は同じく目に見えない放射能よりも怖いものなのではないかと思ったりしました。

この富山での乾電池不足の背景には、無論被災地への供給が優先され追加で入荷されないという事情がありますが、それに加えて恐らくオイルショック以来抜けない「商品棚の状態が異常(普段あるはずの品物がない)」という異変が不安感をかき立て、本来緊急性の無い富山県人までも買い貯めに動いているものと思われます。確かに電池なら腐りませんから、いくら買っておいても良いだろう、というのもあると思います。

私は株式市場を日々見ているので、ほとんど毎日が不安心理との戦いです。不安を解消するには情報を得るしか無いのですが、その情報なら何でも良いわけではありません。むしろ情報量だけで言えば、ネットの発達によってほぼ無尽蔵に得られるようになりました。

ここで至極当たり前の結論を言えば、結局はそれを扱う分析力や判断力が個々に求められます。だから情報を集めれば不安心理が取り除かれるか・・・というと、決してそんな事はありません。むしろ余計な情報が不安心理をかきたてて、日々の平穏な生活を破壊したり、その行動が他人に余計な不安を与えたりします。

うちの母親なんぞは特にその傾向が強いので、小さい地震が来ても驚いたり、関東に住む親類に「放射性物質よけのカッパを送ったらどうか?」なんて私に言ってきたりします(-。−;)

「カッパくらい大抵持ってるやろー」と言いますと「何個あっても良いじゃない?」と言います。「いや、放射性物質は水で洗い流せるんやぜ?何個も必要無いよ」と言うと「あら?そうなの?でも・・・」と言います。

結局うちの母親みたいな「情報不足」と「過剰な心配」が物資不足を生んでいるのだと思います。オイルショックを経験した世代ですら、パニックから何も学んでいないのかも知れません。結局情報化社会と言っても、実情は脆いものです。正しい情報が正しく伝わるとは限りません。

新聞などを読んでいますと、コンビニの物資不足について店主が「皆いつも余計に一個だけ多く買っていっても、それだけで品不足になる」とコメントされていました。これは今までは「在庫」というものを余計に抱えていた店や本部が、利益確保のために極力在庫を減らし、効率を上げるシステムが出来上がった功罪でもあります。

本来であれば店舗から商品が無くなったら、すぐに本部や一元管理している倉庫に連絡が行き、その日のうちにトラックがきめ細かく補充しに来ました。今まではそれが効率の良い最上の方法でした。

ただ、今となってはそれが裏目に出てしまっています。勿論私はそれをもって「だから昔のように在庫を抱えておくべきだったのに・・・」何て言うつもりはさらさらありません。あくまで結果論ですから。正直万が一の時のために、日常の効率を悪化させる方がどうかとすら思います。

ちなみに前述の店主のコメントの続きで「日本人の特性として、ご近所さんの分もついでにもう一つ、と買っていく人もいて、それが品薄を加速させている」とも。これは日本人の美しさかも知れませんが、その行為が返って全体的なアダになっているようです。ですから、ここでも「ご近所さんは本当に必要としているのか」という「情報」を得て、自身で正しく分析する必要が出てきます。

話は変わりますけれど、友人・知人を始め、様々な人から私のところに「原発どうなるんだ?」という不安が寄せられます。言っておきますが、私は平穏に過ごす一市民であって、原発の知識なぞはそんなにあるわけではありません。そもそも神ならざる身、どうなるかなんてわかるわけがありません┐( ̄ヘ ̄)┌

ただその人の聞いてくる「目的」を読んで、それぞれに分けてこう応えています。例えば「生活に対する危険性による不安」で聞いてくるのであれば「大丈夫。チェルノブイリみたいになったり、キノコ雲が出たりする事は無いよ。そんなに不安なら水くらい貯めとけ」と言います。全く根拠はありませんけれど、上述のようにこれ以上不安を煽っても何もなりません。

もし「相場に対する不安」であれば「機動的に対応できないのであれば、ポジションを減らして万一に備えた方が良い」と言います。こちらもこれ以上状況が悪化する根拠はありませんけれど、市場がこれだけ混乱している中でボラティリティは高くなり、その人ごとで市場に対する対応速度が異なる以上は、これ以上適切なアドバイスはできないからです。

そんなわけで、情報を発信するという行為は内容が正しい事が第一義的としても、受け手がそれをどう受け取るか、というところに思いを馳せて発する事が大事とも思います。これをもっと上手くこなす事ができれば、宗教家か政治家のどちらかにはなれそうですけどね(;^_^A

さて、情報を発信していきたい日経平均は本日反落。前日のNYは日本の原発に対する不安から大幅安。そこまではまだ良いとして、NYの終わりで外為市場では為替が80円を割り込む円高水準となって、市場最高値に接近していました。

それがNY時間が終わった直後の参加者の少ない板の薄い時間帯で、投機筋と見られる仕掛け的な買い注文が入り、ドル円相場がオーストラリアドル並みの76円台まで急騰。あっさりと歴史的な高値水準を更新してしまいました。ただその後は東京時間が近づくにつれて79円台まで回復する流れに。

ただ歴史的な円高水準には相違なく、またシカゴ225が8300円台と前日日経平均終値から600円以上低い位置で取引されていた事もあって、朝方から日本株には輸出株中心に売りが殺到。あっという間に400円近い下げ幅となりました。

その後9時48分から昨日中止となった陸上自衛隊ヘリによる第一原発三号機に対する海水の投下がなされると、安心感が拡がって下げ幅を縮める展開。そのまま前場の高値圏で前引けとなりました。

最近は昼休み時間中に先物の値が下がる事が多々あり、本日も一時120円安の水準まで売り込まれました。しかし後場が始まる前には回復。単なる先物の仕掛け的な売りは未遂に終わりました。後場はアメリカの年金筋による買いが観測されると徐々に下げ幅を縮め、一時日経平均は前日の終値付近まで値を戻す場面も。しかし最後はやや力尽き、9000円を割り込んでの引けとなりました。

投資判断は「強気の買い」。ただ明日は3連休前ということで、どうしてもリスク回避の売りが優勢になると思います。未だ予断を許さない原発の情勢を踏まえると、まず持ち越しのリスクは避けようという動きが強まるでしょう。連休中に何も起こらなければ来週の火曜は大幅高でしょうが、万一の事態が起きようものならまた売り込まれる結果になります。

それでも、私は前日にも書いたように、投資期間を長めに取るほど、今の水準は買っても良い水準に達したと思います。為替動向という攪乱要因が加わってしまった事は残念ですが、そちらに関しては明日のG7緊急電話協議において一つの結論が出ると思われますから、落ち着きが見られるのではないかと思います。

新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に堅調で、東証1部銘柄よりも強い動きとなりました。この流れは個人的にはやや意外感もあったものの、昨日書いたようなACCESS(4813)の好業績による買いが相場を牽引した模様です。

この個別銘柄毎の事情によって、銘柄が選別されてきたこと、また本日は本来震災の影響を直接的に受け辛いはずのネット関連株が買われたことは、市場が少し落ち着きを取り戻しつつある事の証左だと思います。

ただ個別銘柄のコメントに関しては、文字数の関係もあって、また省略します。

代わりに一つ。個人的に気になったのでダイセキ環境ソリューション(1712)に「御社は放射能汚染された土壌の調査・洗浄は請け負われるのですか?」と質問したところ「しません」と非常に端的に否定されました(;^_^Aまあ当然でしょうね。こんな前代未聞な事態に、普通対応できません。全くバカな質問をしましたが、一応これも適切な情報の収集行為ですね。

ただ株価の値動きやネットを見ていると、そのように誤解されている投資家さんも多いみたいでしたので、一応ここに情報提供しておきます。その代わり、今回の災害でそれ以外の事情で土壌が汚染されている可能性のある場合、同社にとってのビジネスチャンスもありそうですから、一概に株価の上昇が否定されるものでもありません。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。