KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

勇気と希望

今週のお題東北地方太平洋沖地震
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以下最近一ヶ月程度で挙げた銘柄の一例です
(※それぞれの株価は提示値、提示投資期間終値等による実際の売買値です。)
★3/9  ジーンズメイト(7448)    303円→350円   上昇率15.5%
★3/3  日本ミクロコーティング(6624)172円→200円   上昇率16.3%
★2/28  アルファ(3434)       1030円→1105円  上昇率7.3%
★2/22  アイレックス(6944)     88円→109円    上昇率28.4%
★2/15  日本ケミコン(6997)     525円→564円   上昇率7.4%

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震災が発生してから10日以上が経過しました。被災地の方々は未だ厳しい生活を続けおられますが、日本全体は少しずつ明るさ取り戻しつつあります。いつまでも暗いままだと本当の意味での復興はいつまでたっても遂げられませんから、前を向いて明るく進んで行かなければいけません。

先日は9日ぶりに救出された16歳の少年と80歳のお祖母ちゃんが国民に大きな希望を与えてくれました。毛布で寒さを、冷蔵庫の飲み物で飢えを凌いで救助を待ったという事ですが、この厳しい環境の中でよくぞ生き延びていてくれたという感じがします。正直16歳であれば生命力が強く生き延びられるかも知れませんが、80歳で堪え忍んでこられたというのは更にすごい事です。やはり女性は強い(;^_^A

更に我々の心を暖かくしてくれたのは、孫のお祖母ちゃんに対する優しさ。がれきの下のお祖母ちゃんに食べ物を運んで、自身は寒空の中外に出て、いつ来るかわからない救助を求めていたとのこと。そして遭難したように低体温症になって、また救助を呼ぶために大声を上げ過ぎて、気管もやられてしまったのだとか。少子化、若者の就職難と我々の下の世代の大変さばかりが聞こえてくる世の中で、日本の若者に対する頼もしさ、未来に明るさを感じられる出来事であったと思います。

ただ他にも何とか震災の直接的な被害は避けられたのに、救助隊にも見つからず力尽きてしまった方も実際多いのではないかと思います。津波で海に漂流し、海上自衛隊に助けられたという人もおられましたが、本当に運が良かったですね。行方不明のままでは既に死亡したと扱われて当たり前の状況ですから。

そんな中で救助隊の方々は大変な苦労をなさっていると聞きます。あまりの惨状で精神的に参ってしまい、同じ救助隊は3日以上活動する事ができないのだとか。そんな中でせめて今回のように、助かる命があればモチベーションも上がるのでしょうけれど、2週間前とは全く違う、数100Km先の同じ日本のものとは思えない街の景色に、徒労感が募るばかりと思います。

余談ですがフランスに住んでおられる60代の人で、今まで地震なんて一度も経験した事が無いという方もおられるそうです。そういった方々にとっては私たちが学生の頃する避難訓練は、とても驚きだそうです。

その成果があって、自然被害はマグニチュード9.0という天文学的な暴力の前に、これ以上の拡大を食い止める事ができました。そうして自然災害を少しでも克服し「生きてるだけで丸儲け」と考えて、明るい未来を取り戻していきたいものです。

さて、復興に向けて進む連休明けの日経平均は本日大幅続伸。前日のNYダウは通信大手AT&Tの巨額買収話により盛り上がりを見せて続伸。それを受けた日経平均は連休中に海外環境が良かったこと、また国内の原発に関しても事態が悪化しなかった事などを受けて朝方から買いが先行。寄り前の外資系証券の注文動向では5770万株の買い越しという、約7年ぶりの大幅な買い越しが観測されました。

ただシカゴ225の値が9500円超だったのに対して、先物の寄り付きは9470円とやや落ち着いたところで始まり、その後は利食い売りの動きが出て9400円辺りで推移する動きに。しかし後場になると徐々に上値を追い始めて、そのまま日経平均はほぼ高値圏で引けました。

投資判断は「やや買い」に。当面のリバウンドを果たしたため、投資判断を一段階引き下げました。引き続きボラティリティの高い状況に変わりはありませんから、今度は下げ方向に関して再度注意すべき状況ではないかと思います。

何と言っても東京電力(9501)ストップ高比例配分になるほどの、単なるリバウンド狙いの短期資金が集まっているところが警戒すべき点です。これだけ世界を騒がせた企業の株価が、たった3日間ストップ安になるだけで落ち着くとは考えられません。

様々な今回の一連の混乱における補償問題に関しては、当然政府と折半という結果に落ち着くでしょう。それでも当然株主の責任が問われないという事はありません。株価下落によって既に大きな代償を払っているかも知れませんが、JALよりも全然大きな問題であって、原発処理が一段落を見せた暁には、一時国有化を含めた抜本的な議論に発展していくものと見ています。

当然ながらここからの買いは見送るべきでしょう。むしろ売り仕掛けても良いのかも知れない程です(ちなみに別途優待利回りの良い飲食店運営の株も空売りのタイミングだと見ています。具体的な銘柄に関しては明日以降挙げられたら挙げます)。

それにしても今回の原発問題によって被る計画停電に対して、管轄内の皆さんは大変な努力をされていると思います。本日からヤフーのトップにも東京電力の使用割合が表示されていて、昼頃に一時99%まで上昇した場面もありましたけれど、その後は何とか落ち着いてきています。ただしこれはあくまで1、2時間前の数字なので、今の数字が落ち着いているから電気をいっぱい使って良いという事にならない点は注意が必要です。

今後も懸念されている電力供給に関しては、火力発電所も稼働に向けて動き出し、また国民一致団結した節電によって、被害は想定よりも小さく食い止められそうです。ここは日本国民の底力と誇って良い点だと思います。

ところでそれに関連して、個人的なプロ野球ファンとして一言言いたいのは、セリーグの開幕問題はそれら国民の努力を台無しにする暴挙です。これだけファンも選手も止めろと言っているのに、一部オーナーの非常識さ・世間感覚の無さが腹立たしい限り。延長廃止なんて、単に中継も延長が無いし、やるだけ経費の無駄だからやらないと言っただけのことで、節電目的でも何でも無いただの誤魔化しです。

閑話休題。大混乱の一週間を挟んで、市場は随分値を戻してきました。ただ、日本国内が落ち着いてくると、今度はリビアを含めた北アフリカ・中東情勢に国内でも焦点が移ってくるでしょう。個人的にはアメリカ・イギリスが攻撃を開始した事で、今後産油国でのデモは更に広がりを見せて、またしても欧米VSイスラム圏の構図が色々な火種を残しかねず、不安要因になってくるものと思います。

一方、そんな中で日本は震災の事もあって、上手く蚊帳の外におかれており、公式的には欧米寄りの発言をする一方で、実体的には中立のフリをすることが可能になっています。その辺りは上手く立ち回るべきですが、さて、混乱続く日本政府がどう対処できるかに注目です。

日本株に関して外国人投資家の目には現在「事件は売り、事故は買い」の格言通り、後者に映っているようで、売り一巡後は怒濤の買いが入り込んできています。バロンズもバフェット氏も買いと言っている中で、肝心の我が国民が日本株を買わないでどうする、とも思います。

また市場ではアドバンテスト(6857)の米社に対する巨額買収話もあって、日本企業はやっぱり元気だ、という印象を強める事ができました。これは今回非常に有り難いニュースでした。他の企業にもっとこの流れが波及していけば、株式市場は益々明るさを取り戻します。この株安局面で他社を買収してやろう、というような抜け目の無さが欲しいですね。広義的な意味で自社買いにもなる自社株買いも可能でしょう。

本日はとにかく全面高でしたから、何を買っても上がったと言っても良いのですが、明日以降そろそろ銘柄の選別に差が付いてくるものと思われます。つまり水曜以後買われる銘柄は
・理由無く戻りの鈍い銘柄
・3月権利の利回りの高い銘柄
・復興関連などのテーマ性のある銘柄、逆に自粛ムードのマイナス影響を受けにくい銘柄
・為替動向に振らされない内需銘柄
のいずれかに該当する必要があり、該当箇所が大きければ大きいほど上昇率も高そうです。ただし権利取りに関しては、権利落ち後の反動もありますから、狙うにしても短期売買に徹する必要がありそうです。

業種別指数で見ると鉱業・建設業・金属製品というところは既に急落前の水準をクリアしており、また石油もほぼ良いところまで戻ってきています。ですから、上記に挙げた一つ目の条件に関してはこれらは外して考えるべきでしょう。

一方で出遅れが感じられる業種としては、震災が起こる前の11日の高値と本日終値を比較した中で下落率の大きい業種順に電気・ガス、保険、水産・農林、紙・パルプ、小売り、その他金融、不動産・・・と並びます。このうち電気・ガス、保険は震災での下落理由が明確なため除外するとして、水産・農林〜不動産までの業種は下落率が大体9%前後で並んでいます(ちなみに日経平均は同7.4%、TOPIXは6.2%の下落に止まっています)。

そんな出遅れ業種の中で、今回の震災の被害を直接受けなかった銘柄を抽出すると、比較的簡単にサヤが取れるのではないかと思います。個人的にはリース会社も多く含んでいる「その他金融業」辺りが狙い目ではないかと見ています。

新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に大幅高。この辺りはリスク許容度の高まりが、新興市場の値動きの良い銘柄を再度活き付かせる形となっています。上記のような形で震災前と本日終値の比較をすると、マザーズ指数は9.4%、日経JASDAQ平均は7.1%の下落となっていて、新興市場自体のボラティリティも加味して考えると、まあ大体1部銘柄と同じ程度のリバウンドは見せているという印象です。

今週は上述したように「期末権利取りの動き」が出る事を考慮すると、ちょっと新興市場にとっては分の悪い週かも知れません。あまり権利妙味の無い銘柄が多いのが新興市場ですから。ただし一方では「内需銘柄」が多い市場ではありますし、個別では引き続き値動きの良さで短期資金が集まる銘柄は多く見られると思います。


それで個別銘柄のショートコメントに移ろう・・・と思いましたけれど、本日もほぼ全面高で個別の上昇要因が見出し辛いですし、文字数制限も迫ってきたので、今回はこの辺で。明日以降、ようやく前フリも含めて通常モードに戻せるのではないかと思っています。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。