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株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

本日の株式市況と注目銘柄

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以下最近一ヶ月で挙げた銘柄の一例です
(※それぞれの株価は提示値、提示投資期間終値等による実際の売買値です。)
★4/6  夢真HD(2362)        107円→125円     上昇率16.8%
★4/5【売り】ブイ・テクノロジー(7717)718000円→660000円 下落率8.1%
★3/31  竹内製作所(6432)      975円→1100円    上昇率12.8%
★3/28  デジタルガレージ(4819)   352000円→390000円 上昇率10.8%
★3/22  ニッセンHD(8248)      460円→518円    上昇率12.6%
★3/15  ブイ・テクノロジー(7717)  550000円→700000円 上昇率27.3%

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本日の日経平均は続伸。前日のNYは決算を控えて不安定な値動きの中でも小幅高で終了。一方の日経平均は為替がやや円高に振れた事を受けて軟調推移。朝方から弱い動きが継続しました。しかし後場になって円高がやや一服すると、下値では買いが入る展開に。ジリジリと切り返しの動きを見せると、やがてプラス圏に浮上。底堅さを見せました。

投資判断は「中立」。9600円回復は難しいと思っていたのですが、意外に強い動きでした。背景には日銀のETF買いもあるのかも知れません。明日は週末ですからさすがに上値は重いでしょうけれど、明日大きな下落さえなければ来週からの相場展開には期待して良いのかも知れません。

その根拠として一つは震災後から25営業日が経過してくること。これによって、大半の銘柄において下落トレンドである25日線が上向いてくる事から、多数の銘柄が少し下値を買い支えられる事になります。

また、最近では震災後に下落した業種に対する前向きなアナウンス、例えば自動車部品メーカーに対してはサプライチェーンの回復報道や、不動産に関しても本日「3月の首都圏における新築マンション販売戸数は、前年同月比横ばい。大震災の発生に伴う買い控えがあった一方、一部地域における大量の物件販売などにより前年同月水準を確保した。また、月間契約率については79.7%と前月から5.1ポイント低下したが、好不調の分かれ目とされる70%を下回ることも懸念されており、想定ほど落ち込まなかったとの見方に」等と出て、業種別での攻守交代が進展しそうだからです。

ただ個人的には今上放れてしまうと、決算シーズンに逆に下落リスクが高まるので、あまり良い傾向ではないようにも思います。一番理想的なのは今9500円前後で値を保ち、決算発表シーズン頃から主力株中心で上昇、というのが相場が長持ちする流れだと思います。

テクニカル的には両指数共に前回指摘したような一昨日に開けた窓の窓埋めの流れが継続した格好になっています。日経平均は25日線を抜けてきたもののTOPIXの方はまだですから、明日以降のTOPIXの動きに警戒が必要です。

新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に堅調。本日は相対的に東証1部銘柄よりも堅調な値動きが見られました。背景には東証1部の底堅さと、為替がやや円高に向いている事が内需の多い新興市場銘柄の物色に流れているのだと思われます。ただ明日東証1部が軟調だと、やはり新興市場も苦しい展開を想定しなければなりません。逆に東証1部が本日のように底堅いのならば、本日引け後の為替は一時83円を割り込む程円高に向いていますし、新興市場を狙っていくべきなのでしょう。


ポートフォリオ銘柄】
アコム(8572)は大幅続伸。一部報道では、「過払い金利息」の返還に備えて、前期決算で1000億円規模の追加引当金を積む方針とのこと。前期の赤字幅拡大につながるものの、ほぼ想定線であったと捉えられ、短期的なアク抜け期待が先行する格好に。

相変わらずニュースに一喜一憂する株価推移ですが、こういった震災後の回復力が弱い銘柄に、今回のようなニュースで好反応するといったところにも今の相場の底堅さが見え隠れします。地合が地合なら、売り材料にされていたでしょうから。

古河スカイ(5741)は堅調。5日・25日線が上にある割には、引き続き底堅い値動きに。そもそも今回の米アルミ会社の共同買収の筆頭格である住友軽金属(5738)の方は既にファイナンス騒動を織り込んで反発に転じてきており、発表前の高値からの下落率は1割程度の水準まで戻してきているのに対して、同社の下落率は15%と溝を開けられています。

今回財務懸念を最も心配されたのは一番負担額も有利子負債も多い住軽金の方なのに、この差はちょっと納得がいきません。少なくとも単純に考えて5%程度の上値余地があると見ます。


【注目銘柄】
ダイセキ環境ソリューション(1712)ストップ高まで。本日は環境管理センター(4657)、神鋼環境ソリューション(6299)と名前に「環境」が付く全ての銘柄がストップ高という珍事。特段業績がどうの、実際に復興に関連するかこうの、というところは関係がなく、この辺りに株式市場の適当さを感じます。

特にダイセキ環境の方は昨日決算を受けて、それが好調とか言われていますけれど、前期が悪かった分今期の業績変化率が高くなっただけですし、そもそも2年前の水準すら回復していません。ストップ高になったというだけで解説は「業績がV字回復で・・・」とコメントされます。そして復興にはほとんど関係が無く、決算書の翌期見通しの欄を見ても復興に関連する文言は全く見あたりません。

実際には空売り禁止措置が採られた事による需給のタイトが原因でストップ高になったというのが正しい解釈と思われます。個人的には売りで見ていたのに踏み上げられて残念でした。逆日歩も300円と大した事無いのに、何故売り禁になったのかも解せません。


オプトロム(7824)は大幅高。名証セントレックス上場の低位株ですが、本日急騰。値上がり率は35%超でしたが、一時は70%超という場面も。特に何かが出たというわけでも無いのですが、同社はE-coolというCCFL蛍光灯も取り扱っており、それが省エネ関連として低位株に火を付けたという見方が優勢になっています。

他にも実は色々材料と思われるものがあって、提携先のフォンツHD(3350)が音楽不況の中でまさかの好業績を出してストップ高。それに伴って同社の本業であるCD製造に恩恵がありそうなこと、また震災による巣ごもりからDVDの売れ行きが好調という話もあって、本業の方の採算が少しは改善しそうというところも挙げられます。

同社の本社、工場は宮城にあって、何度も大きな地震・余震の直撃を受けながらも健気に頑張っています。投資という形で応援してあげたいですが・・・ちょっときわどい銘柄ですから、あまりお勧めはできませんね。

しかし不安な財務面は中小企業整備基盤機構の債務保証制度を受けた事で資金繰りは改善しています。上手くいけば政府や自治体から被災地域企業として、税金面等の優遇もあるかも知れません。上場来日陰の下落銘柄となっており、大株主のOakキャピタル(3113)さえ余計な事をしなければ、万年赤字の同社も突発高で脚光を浴びれるかも知れないですね。どうせ今の株式市場は業績なんて二の次ですから・・・

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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。