本日の日経平均は続伸。中国株が警戒されて朝方は売り先行で始まるも、その中国株が上昇してスタートすると安心感が拡がり上昇。ただ本日からNYで本格化する決算を見極めたいとの思惑から、買い一巡後は上値が重くなる展開に。結局引けでは小幅高で終わりました。
投資判断は「買い」。最近は商いはそこそこ膨らむものの、腰の据わった買いが入ってきません。なので個人投資家は低位株物色に資金を移している格好で、足元では低位株が賑わっています。値上がり率上位を見ても100円程度のものがズラリ。この辺りは決算が出揃うまで致し方ないのかも知れません。毎年この時期の風物詩でもあります。
新興市場は「強気の買い」。しかし遂に2指数共に軟調。2指数共に軟調というのは、私の記憶が正しければ11月27日以来の出来事です。アメリカアップルの決算を控えてネット関連株に様子見ムードが漂う動き。ところがそのアップルはカリスマ経営者スティーブ・ジョブズCEOが健康不安により一線を退くと報じられて、先行きに不安感が漂う印象。
同氏の影響力は極めて大きく、前回2年前に半年ほど休職している間はアップルは新製品もパッとせず、存在感が一気に弱まりました。そして09年7月の同氏の復活と共に株価も大きく上昇してきました。その後の快進撃は言うまでもなく、株価の上昇率は1年半で2.4倍に達し、時価総額ではマイクロソフトを上回ってきました。
アメリカ市場が休場だったため、昨晩のドイツ市場でアップルは約8%下落。「決算よりもジョブズ」という投資家の見方がよく表れている様子です。これを機にアップルの株価も反転する恐れがあります。
それを受けて日本もネット関連銘柄の多い新興市場に利益確定売りが広がりました。明日以降は今晩のNYでのアップルの動向次第で、新興市場の流れが決まってくると言っても過言ではありません。要注目です。
【ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は反発。本日のシティを始めとして、米国市場では大手金融機関の決算発表が本格化してくることから、先週末のJPモルガンの決算内容からみて、好決算期待などが先行する格好に。またヘッジファンドによる金融株を中心としたバスケット買い観測などもあった様子。
ただ本日発表の信用倍率は案外改善しておらず、同社のみの需給要因では一旦170円辺りで日柄調整を要しそう。上手く各アメリカ金融機関の決算が押し上げてくれれば、上値は一気に開けてきますが。
新日鐵(5401)は軟調。本日の日経で「鉄鉱石や原料炭など資源価格の上昇により、今期連結経常利益が前期比19倍の2200億円程度と従来予想を約300億円下回る見通し」と伝わり売られる展開に。同様に報じられたJFEホールディングス(5411)も売られました。
今年の上昇分を吐き出すような形で、チャート的にはダブルトップ懸念。本日は長い下髭で何とか踏みとどまったものの、チャート的には苦しい形に。日証金ベースでは空売りがたくさん入ったようですから、まず明日どの位戻すかに注目。
国際石油開発帝石(1605)は反発。マッコーリーでは投資判断「アウトパフォーム」継続で、目標株価を46万円から60万円に引き上げ。原油価格見通しの上方修正に伴って同社の業績予想を上方修正した模様。また原油価格、競合する世界の原油関連銘柄との比較で、株価は大きく出遅れているとも指摘。
本日はその甲斐あって直近高値を抜いてきました。空売りも増えつつあり、需給は良好に。上値は一層軽くなってくるでしょう。
【注目銘柄】
本日はこちらで買いポートフォリオ入り銘柄を取り上げたいと思います。それは日本オラクル(4716)です。
データベース管理ソフトの最大手である同社は、企業のIT投資減速から9月の決算発表の際通期見通しの下方修正と減配を発表し、株価は大きな窓を開けて急落。その後、底を固めて戻りつつあった先月22日に出した中間決算は、前期比の下落幅を大きく縮める好内容。それを好感して24日は出来高を伴って75日線と決別してきました。
業績自体は下期も企業のIT投資回復期待から順調な進捗が期待できそうで。株価は急落前の水準に戻しておかしくなさそうです。
足元は4000円に位置する一目均衡表の雲上限に阻まれて下落してきました。ただその厚い雲も、明日自然な形で突破する事になります。週足のパラボリックが好転した事も強気に見られる材料。
今回特に大きなポイントは何と言っても上方に開いている窓の大きさ。9/24に開けた窓は4125円〜4445円までポッカリ空いており、その引力に株価は吸い上げられると見ます。一度窓に手をかけてしまえば真空地帯に突入するため、上値追いの動きが断続的に入りそう。
目標株価は窓埋め終了のラインと週足の一目均衡表の雲上限が合致してくるであろう4400円で。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。
有料メルマガでは今回のような形でテクニカル分析を元に銘柄を配信しています。以下確定した有料メルマガのパフォーマンスをまとめたものです。ご確認の上、お申込をお待ちしております。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/performance.html
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
★☆★☆【テクニカルで1銘柄】【銘柄診断】各サービス受付中!
テクニカル的な分析を元に「損をせず無理なく細かく儲ける」をコンセプトとした有料メルマガ【テクニカルで1銘柄】お申込受付中!
(注:ブログ本文にある【ポートフォリオ銘柄】とは別のものです)
5営業日以内で上昇率10%超の大幅高連発中!
以下12月に挙げたもののうち、10%超えをしたものの一例です
(※それぞれの株価は提示値、提示投資期間終値等による実際の売買値です。)
★12/6 BBT(3776) 71500円→80000円 上昇率11.9%
★12/7 アクセル(6730) 1998円→2240円 上昇率12.1%
★12/14 日本触媒(4114) 814円→900円 上昇率10.6%
★12/15 田淵電機(6624) 104円→120円 上昇率15.4%
★12/16 fonfun(2323) 285円→329円 上昇率15.4%
★12/27 ダイト(4577) 780円→900円 上昇率15.4%
★12/30 メディア工房(3815) 62000円→68700円 上昇率10.8%
この他、もうすぐ10%高達成も含めて絶好調!成果は随時ブログ上で報告致します。
1ヶ月当たり3,150円〜。
既存会員様の評判も上々で、ここ3ヶ月の更新率は9割超。更新される方のほとんどは初回よりも契約期間を長くして再更新していただいております。
あなたもお仲間に加わりませんか?
▼下記URLからご確認後、お申込ください。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/service.html
個人向け国債の償還や、定期の満期で戻ってきた資産を投資で運用しませんか?足元好調な株式市場はそのチャンスです!100年に一度の危機の裏側にあるこの100年に一度のチャンスを逃さないためにも、是非ともご検討ください。
※なお多数のお申込をいただいているのは大変有り難いのですが、メールアドレス間違い、ご登録された携帯アドレスでPCメールが受信できない設定等の原因により、こちらからのご案内がお送りできないケース等が生じております。
基本お申込後24時間以内にはご連絡を差し上げますので、心当たりのある方は再度PCメールをご確認の上ご登録いただきますよう、宜しくお願い致します。
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。