今週のお題笑顔のもと
ちょっとまだ新しいパソコンが届かず、引き続き長く文章が書けるような環境ではないので、今回はショートバージョンでお届けします。ちなみに明日届く予定らしいのですが、物流の混乱もあって何とも言えないそうです。
日経平均は反落。金曜のNYは堅調推移で寄り前の外資系証券の買い越しも9営業日連続となったものの弱い動き。日経平均は一時100円以上下げる場面も。TOPIXは引けでかろうじてプラスを維持したものの、日経平均は9500円割れとなりました。
投資判断は「中立」。明日は配当落ちもあって弱い事が予想されますけれど、注目はその後配当落ち分80円弱程度を戻してくるか、というところでしょう。もし戻してくるようならこの先の相場は相当強いと見られます。何故なら市場は翌期も現水準の配当が維持されると見ているという事になるからです。
ところが実際にはそうはいかないでしょう。その結果、本日まで続いた外国人買いは、明日以降むしろ売りに回るのではないかとすら考えています。
というのも、震災があろうがなかろうが豊富にあるキャッシュは、とりあえず配当という形で株主に還元される事が決まっていました。震災後早々と未定として方針変更をする企業もあって売られましたけれど、実際には「変更したいけれど今期はとりあえず維持しておくか」と、腫れ物に触れない企業の方が多数なのではないかと思います。
それを見越して外国人の買いは本当の意味での「配当獲り」。つまりハゲタカらしく日本から配当をかすめ取っていく作戦なのではないか、と思います(ただし私はこれが事実だとしても小ずるいとか言うつもりは毛頭無く、市場が合理的であるならば当然の行動だとも思います)。
一方で外部環境は良くなってきており、アメリカ株は景気楽観論を背景に2/18からの短期下落トレンド入りを拒否しつつある動きになっています。その後ろ盾もあって、日本株は一方で底堅さも見られると思います。
ですから売り買いが交錯し株価が横ばって行くという意味で投資判断は「中立」維持であり、外国株の上昇によって内外株価は乖離し、それをもって日本の震災によるGDP減少を織り込んでいく動きになると考えています。
ちなみに東京電力(9501)は24日に「年初来安値は再度更新する公算が高い」と書いたように、700円を割り込みストップ安まで。株式というものの性質を考えれば、明日の寄り付きから一段安した水準からは今度は一転小さなリバウンドを期待する流れになってくるものと思われます。800円位までは取れるでしょうか。ただし東電を取り巻く状況が二転三転しますから、場の見られない方は触らないのが得策でしょう。
新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に軟調。IPOが相次いで延期となっている事や、新興市場での人気銘柄アクロディア(3823)の大幅な下方修正などが相場の重石要因なっているようで、売買高そのものが少なく、売りに対する買いが見あたらない状態でした。
確かに前回「新興市場の本番は来月以降」としましたけれど、正直ここまで弱まるとは思っていませんでした。前回上昇時のサイバーエージェント(4751)のような、核となる銘柄が一つ欲しいところ。個人的にはTwitter銘柄であるデジタルガレージ(4819)辺りが担ってくれるのではないかと思っているのですが・・・
【ポートフォリオ銘柄】
ソフトクリエイト(3371)は続伸。本日が権利付き最終日ということで朝方から売り買いが交錯する流れに。売りの大部分は優待タダ取りのハゲタカ空売りでしたけれど、3月期末は他の銘柄にも魅力的な銘柄がありますから、出来高が5万株程度で日証金の貸株も27000株に止まりました。
この程度であれば明日の下落も1150円割れ辺りまでで済みそうです。以後は4月のTOPIX算入や、翌期以降の業績の相対的な良さ(製造業等に比べて操業停止リスク等が無く、巣ごもり消費の恩恵を受けられる等)が選好要因となって、緩やかに1600円辺りまでを目指す動きになりそうです。
日本オラクル(4716)は反落。先週末に出した決算を受けて、三菱UFJではデータベース&ミドルウェアが期ずれを背景に再び減収となったほか、旧SUN製品の契約主体をOISから同社へ移管する手続きが3ヵ月程度遅れ、ハードウェアプロダクトの会社計画達成に不透明感が増したことはネガティブと指摘。投資判断は「ニュートラル」を継続したものの、目標株価を4200円から 3600円に引き下げた事が嫌気材料に。
また決算の会見でも震災を受けてソフトウェア投資の額がどうなるかわからないとの会社側のコメントも出ており、一概に直接的にダメージが無い業種だからと言っても、無視できない影響が出ている事を示しています。ただ株価の推移は明らかに戻りが鈍過ぎる感触。売り一巡後の戻りに期待です。
コロワイド(7616)は続伸。こちらもソフトクリエイト同様、優待タダ取り狙いの空売りが尋常じゃなく入り込んできました。この辺りは3、9末の風物詩でもありますね。
ただ今回のは単なる優待時期のみの売りにあらず、今後の居酒屋業界に対する強烈な逆風に向けて売りの視点で見ていく必要があります。個人的にはあとやっぱり計画停電の影響著しいパチンコ業界銘柄も売りで見ていく必要があるのではないかと思います。
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★3/15 ブイ・テクノロジー(7717) 550000円→700000円 上昇率27.3%
★3/9 ジーンズメイト(7448) 303円→350円 上昇率15.5%
★3/3 日本ミクロコーティング(6624)172円→200円 上昇率16.3%
★2/28 アルファ(3434) 1030円→1105円 上昇率7.3%
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