KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

結構毛だらけ その4

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以下3月で挙げた銘柄の一例です
(※それぞれの株価は提示値、提示投資期間終値等による実際の売買値です。)
★3/31  竹内製作所(6432)      975円→1100円    上昇率12.8%
★3/28  デジタルガレージ(4819)   352000円→390000円 上昇率10.8%
★3/22  ニッセンHD(8248)      460円→518円    上昇率12.6%
★3/15  ブイ・テクノロジー(7717)  550000円→700000円 上昇率27.3%
★3/9  ジーンズメイト(7448)    303円→350円    上昇率15.5%
★3/3  日本ミクロコーティング(6624)172円→200円    上昇率16.3%

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前回の東京話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/man-dollar/KA.Blog/20110309.html

ネットで調べたところ矢切の渡しは今でもやっていて、手こぎの船に乗って県境の江戸川を渡り、千葉の松戸まで運んでくれるのだとか。片道100円と値段も非常にリーズナブル。ここまで来たのだから是非とも乗ってみたいと思いました。

それにしても細川たかしの名曲「矢切の渡し」の舞台になったのがここだったとはつゆ知らず。小学生の頃「矢切の〜たわし〜♪」なんて皆で替え歌を歌っていたのが、ここで体験できるなんて(;^_^A

・・・しかし、ここでもまた手抜かり。3月中旬までは土日しか運航しておらず、我々が行った2月末の平日は誰も居ませんでした(・・;)寒風吹き荒む江戸川のほとりで打ちひしがれる我々。

梨のつぶてでトボトボと帰路に着こうとした我々が歩いていると、川の傍に寂しさを一層演出する一匹のトンビ。・・・ん?しかし何か変です(・・;)訝しんでいると、その下で何やら手繰っているおじさんが一人。よく見てみるとそれは非常にリアルに作られたトンビの凧でした(××)

「よくできているでしょう(^^)」
と、おじさん。自慢気に凧をスイスイと操ると、みるみる上空へ向かって昇っていきます。あっと言う間に本当のトンビと見分けが付かないほど高く上がっていってしまいました。私は凧なんて揚げた事が無いものですから、ひたすら感心。にしてもわざわざトンビの凧を作るなんて。さすが柴又、変な人が多い←失礼

この時点で結構な時間になったので、我々はそろそろ柴又を離れる事にしました。(つづく)

さて、離れられない日経平均は金曜続伸。前日のNYは宮城での震災後最大の余震発生を受けて一時急落。しかしその後は落ち着きを取り戻し、小幅安で引けました。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。SQ値は前日に好決算を発表し指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983)が強かった事もあって9612円と上で決まると、上値を抑えられる展開に。10時半頃までは幻の状態が続いていました。

しかしそこから突然先物中心に大きな買いが入り出し指数は急騰。手口を見てもイマイチ犯人が掴めず、一説によれば日銀によるETF買いが先立ったとも。東京電力(9501)が計画停電の見送りを発表したことや委託保証金率の引き上げ、またみずほ証券による目標株価900円を受けて最終的にはストップ高した事も指数に対する安心感に繋がり、日経平均は一時9800円に。

ただあくまで買い戻しの範疇を出ないという見解が優勢で上値追いの動きも一段落。終値では9800円を維持する事はできませんでした。

投資判断は「中立」。本日の上昇は意外でしたが、来週もアメリカの決算シーズンを控えて、また上値の重い展開が続きそうです。

この重苦しい状況を打破できるのは結局は円安しかありません。一番望ましいのは「緩やかな」円安です。急激な円安は商品高や原料高に繋がり、震災で復興しようとする日本の片方では足かせになってしまいます。物価高は北アフリカや中東などに見られるように国民の不安を増幅させ、国の礎を揺るがします。

しかしある程度国が落ち着いて、いざ本格復興の段階に入ると、経済の充実が当然必要になってきます。まずは腹が満たされる事が大事で、お腹がいっぱいになって満足しないと次の事に思いを馳せる事はできません。その時初めて1ドル100円超えの円安が求められ、多少の物価高も容認されます。

結局日本復活の究極のウルトラCは円安しかあり得ません。円安による物価高が35兆円とも言われる需給ギャップを埋めてデフレに終止符を打ち、それでようやく賃金にも上昇の目処が立ち、再度日本も成長に乗る事ができるのです。おそらくは政治家が減税やら公共事業やら国債の日銀引き受けやら様々な施策を講じるよりも、1円でも円安になる方が余程日本の経済再建に役立ちます。物価高を許容して外需を獲得する、これが日本の生きる道です。

新興市場は「強気の買い」。金曜は2指数共に堅調。東証1部銘柄が急回復した事を受けて、新興市場にも買い安心感が強まる格好に。ただ上昇力はやや弱い感じ。東証1部がもう少し腰を据えるまでは我慢が続くか。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は続伸。全体相場の上昇に併せて銀行株にも買い戻しが集中し、業種別値上がり率2位。それがまた指数を押し上げる相乗効果になりました。NT倍率の縮小に向けてTOPIX寄与度の大きい銀行株が上昇というのは自然な流れでしょう。

アコム(8572)も続伸。前日と同じようにメガバンクの株価回復が消費者金融株の買い安心感を誘う形。業種別値上がり率も1位に。ただあくまで自律反発の域を出ず、順番的には外需株の上昇に続いて内需株という流れになってくると思います。

さて、本日は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。古河スカイ(5741)です。

4日引け間際に株式取得のニュースが伝わると急伸。しかし発表されたアメリカのアルミニウム製造アーコ社の買収金額が巨額で、元々有利子負債の大きい同社等にファイナンス懸念が高まると翌日から売りが殺到。期待感の剥落もあって、株価は高値から約2割下落しました。

ただ買収総額6.8億$は、まず5社で分担され、一方でメガバンクのコンソーシアムが4.3億$のローンを引き受けてくれるという話ですから残り2.5億$。そのうち同社の引き受けは35%ですから、残り8750万$、すなわち約74億円の用立てが必要となります。

第三四半期時点の現預金残高は約48億円、売掛金等の換金性の高い債権は約600億円ありますから、74億位の買収資金は何とかファイナンス無しでも切り抜けられるのではないかと見ています。よしんばファイナンスがあったとしても、高値から2割の下落は、既に20%分もの希薄化を織り込んだと言っても過言ではありません。

それよりも買収によるメリットに着目すべきでしょう。今回アーコ社を売却するのはイギリスBP社の小会社。つまりあのメキシコ湾で大規模な原油流出事故を起こして、巨額な賠償金を準備しなければならないあの会社です。今回の株式譲渡は火急の資金需要に迫られたBP社側にとって不利な提案である可能性が高く、これを買収できる日本企業には、南北アメリカ市場を拡大できる大きな費用対効果があると考えられます。

結果的に75日線で跳ね返された格好になってしまい、また現在の相場環境が悪いために売られてしまいましたが、長期的に見てこの買収は同社にとって大きなプラスと言えましょう。目標株価は260円。月曜の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。


【注目銘柄】
夢真HD(2362)は大幅高。これは4/6に有料メルマガで取り上げましたが、本日場中にフルキャストテクノロジー(2458)へのTOBが伝わると、両社共に売買一時停止。売買再開後はフルキャストテクノロジーはストップ高まで行き、同社も買い気配スタートの大幅高となりました。

無論今回のTOB話を事前に知っていたわけではないですが、おかげで無事目標株価を達成。上昇率は16.8%となりました。取り上げたのには当然根拠がありますので例によって以下に抜粋します。
「建築現場における施工管理技術者派遣が主力。一方で子会社を通じて電子看板(デジタルサイネージ)や保育所運営も手がけ、また自社研修施設として夢真村を保有し米作りを行うなどユニークな会社。

業績は月次売上からも読みとれるように、主力の施工管理業務が足下で急回復してきており安定感あり。様々な方面に手を出しつつも、利益はきちんとあげる形になっていてぬかりない。

先日の震災による影響は無し。また仙台復興支援拠点の開設を先日発表。ボランティア的な要素も大きいものではあるものの、今後の需要取り込みを期待して株価は急騰。出遅れ建設関連株という位置づけも見直されつつある。

足下は急騰からの調整局面にあるため、下値で拾っていく作戦で。株価は低位株ということもあって、震災後は2週間で倍の水準まで急騰。その調整はもう少し続きそうな雰囲気がある。金曜の引けも最後に110円に乗せただけで、その下ひげの形成は作為的。もう一段下があると見るのが普通。

ただし下値は案外底堅そうだ。25・75日線が102、103円の水準に位置し、一目均衡表の雲も薄いながらも今週から105円のラインに位置する。遅行線と雲の位置関係も良好。2月上旬に横這ったのも106円前後。また先月15日の安値は市場混乱によるトラッキングエラーとして無視するとしても、前後の安値85円辺りから124円まで上昇した水準の半値押しも105円辺りに位置する事になり、下値にはとにかく抵抗線が多い。

懸念は信用買い残の多さであるが、これは過去の流れを見るとむしろ減少傾向にあり、先週の急騰局面でもそれほど日証金は膨らんでいないため、あまり問題は無いと見る。値動きさえ良ければ、それを無視できるだけの短期資金の流入も期待できる」

実は私は昔同社の夢真村で作った米をもらった事があるのですが、それをきっかけに経営者の魅力に惹かれました。M&Aにも積極的で、しかも無理な業容拡大が無いにも関わらず、また震災復興関連銘柄であるにも関わらず、こんなにも低位に放置されているのが不思議でなりませんでした。今回の一件は自分の見解が間違っていなかったという事が証明されて良かったです。

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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。