昨晩のことですが、嫁が突然台所から「ダン、ダン!」と言いました。えー、ダンとは私のことですが、あまりに緊迫した呼び方をするので、すわ、ゴキブリか!?と思ったのです。
が、行ってみると台所の窓が緑白っぽい不思議な光り方をしています(××)どうやらこれ蛍ですよ。
丁度台所の窓の網戸にくっついて光っているようですが、スリガラスを閉めた状態だったのでぼんやりとしか見れません。我々は一旦外に出て見てみると、やはり間違いなく蛍の光方をしていました。
私の子供の頃は家の周りに迷い込んでくることもありましたが、最近は全く見なくなりました。昨年はわざわざ山の方まで見に行きましたが、ついに街の中のうちでも見られるとは。
ただ今回は一匹だけで、群れから離れてどこからか迷い込んできたのでしょう。この辺りは大きな公園の堀はありますが、川はありません。蛍は幼虫時代に餌にする『かわにな』が住めるような、綺麗な水のあるところにしかおらず、堀のように澱んだ水ではダメなはずです。ホタルはリバーサイド♪川沿いリバーサイド♪と井上陽水も歌っていました←違う
そして成虫になると何も食べずに光るだけ光って儚く死んでいきます。セミよりも儚く、日本人好みの虫とも言えます。
その幻想的な光をもう少し間近で見たいと思って窓をゆっくり開けて家の中から見よう・・・と思ったのですが・・・残念ながら飛び去ってしまいました(T△T)あぁ。それだけ警戒感があるので、ここまで外敵にも襲われずに飛んで来れたんでしょうけれど。
とにもかくにも一夏の思い出を運んでくれた蛍でありました。蜘蛛の巣なんかに引っかからずに、最期まで光り続けて欲しいものです。
ただ気になったのは、網戸に虫来ないをかけていたのに、蛍がガッツリと網戸にくっついていたこと(・・;)この前かけたばかりなのに。そう言えば最近やたら蚊が入り込んできているな・・・かいかい(T△T)