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足下の株価急落は投資のチャンス!
間もなく天与の買い場がやってきます。
今の内から情報を集めて、反転のタイミングに乗り遅れないようにしましょう。
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日経平均は金曜反落。前日のNYはバーナンキ議長による講演で具体的な金融政策に言及が無かったことにより、前後から売りが強まる展開。引け後に予定されているオバマ大統領の演説に対する警戒感も強まった様子。
そして日本の市場が開く前に、オバマ大統領の演説で4500億ドル規模の雇用対策を発表。事前に伝わっていた数字の1.5倍の規模となりましたが、実際に実行できるのかどうか疑問視する声も。
それもあって日本株の方は売り先行のスタートに。SQ値が2年半ぶりの9000円割れである8732円に決まると、そこを下値に底堅い動きとなって、一旦はプラス圏に切り返す場面もありました。しかし後場は週末要因などからジリジリ売られ、結局安値圏で引けました。ただ何とかSQ値は上回って終わりました。
投資判断は「中立」。メジャーSQやアメリカのイベントを無事通過したことで、投資判断を一段階引き上げようと考えていたのですが、金曜の海外市況がまた暴落。ECB専務理事の辞任を受けてECBが一枚岩ではなく、欧州支援に対しての統一見解が出にくいのではないかとの懸念から、ドイツのDAXがまた4%の下落。それを受けてアメリカも大幅安となりました。
閉幕したG7でもとりたてて前向きな合意があったわけでもなく、これで次の20日、21日開催のFOMCまでまた不安定な相場が続きそうです。ちょっと相場が読み辛いのでとりあえず中立を継続しておきます。
ただシカゴ225は8510円ということで、また底値割れの危険性を孕んできました。心理的節目8500円を割り込むと、次は震災後安値8227円まで支えがありません。金曜に下支えしてくれたSQ値が今度は上値を抑えてくる恰好になり、需給バランスは正直悪いです。
また木曜引け後に出た機械受注の急速な伸び悩みも痛いところでした。それを受けて機械株は金曜の業種別値下がり率1位に。結果、日経平均寄与度の大きいファナック(6954)が大幅下落。この一銘柄だけで日経平均を35円押し下げました。これがTOPIXよりも日経平均の下落が大きくなった最大の要因でもあります。
そんなわけで、実は気分的には「売り」の気分でもあります。ただ、希望の光があるのも確かで、とりあえずG7で日本の為替単独介入に関しては容認されました。これで円独歩高に一つの歯止めが効くであろうことが、ささやかな好材料でもあります。
もう一つ、アメリカの4500億ドル規模の雇用対策自体は本当はもっと評価されて良い好材料だと思います。確かにアメリカの議会がねじれている面もあり実現性に欠け、他の歳出を削減することが大前提ですから、額面通り受け取るわけにはいかないと思います。
また以後に政策が出てくる余地が狭まったともいえ、株式市場的にはネガティブなのかも知れません。それでもその効果が次第に出てくるであろうことを期待すると、昨年のQE2という金融政策に続き、大規模な財政政策が施されることになります。
これが本当に実現できるかどうかはオバマ大統領のリーダーシップに因る部分も大きいのですが、実施されれば少しずつ株式市場の上昇トレンドを確実なものにしていくことができ、私は大いに歓迎すべき話だと思っています。これは本来かなりのプラス材料のはずです。
例えば日本の復興対策の予算は今後5年で19兆円というものです。対してアメリカの場合は1年だけでほぼ倍の35兆円です。日本の復興は道義的にも大義名分的にも誰も反対はしません。一方アメリカの失業率は9%で、日本は5%弱ですから、当然アメリカの方の雇用対策も急務ではありますが、仕事というものは当然1年だけあれば良いわけではありません。長期的に仕事の需要を生み出さないと、失業率の改善は結局一時的なものになってしまいます。
ということは、規模の大小はその時その時の情勢や事情によって変化するとしても、アメリカは以後毎年継続的に何らかの雇用対策をやっていくのは必然でしょう。であれば、今回一気にこれだけドンと大きな数字を持ってきたのですから、当然それなりの勝算(以後も継続的に行う)があってのことだと思います。今年さえ良ければ良いなんて思って政策は立てません。本当にそう思っているとしたら、大統領なんて私にすら務まるでしょう。
逆に言うとアメリカがそれだけ背水の陣の覚悟を示してきたのが今回の数字と言えます。これは実際にはもっともっと評価されるべきです。そして私はむしろ日本の方がもっと予算を捻出しないといけないと思っています。勿論予算の大小が問題ではないですが、前回も書いたように大小が一つのアナウンス効果を付加することも確かです。
そのためにインフレやむなしでお札をバンバン刷って、財政支出拡大策を採るべきと思います。財政の規律を引き締めて増税で返済なんて、引き締める余地がまだあって経済成長が見込める時にしか効果がありません。ぶっちゃけ返済なんて無理です。そもそも御覧の通り日本がどんなに頑張ったとしても海外が混乱すれば、結局共倒れになります。ギリシャ一国で上がった火の手で、世界が右往左往しているのですから。
であれば、できる時に借金して、返せなくなりそうだったらインフレで相対的に金額を小さくして返すしかないと思います。そしてもっと海外に日本の国債を保有させて、何かあった時に助けてもらえるような「保証」を得るべきです。日本の借金返済にはその手か、もしくはメタンハイドレード実用化に目処がついて、一転日本が海洋資源国になるという逆転劇しかありません。本当は後者が一番望ましいのですが。
ちなみに今の太陽光に対する期待・投資はそれで良いのですが、これは最終的にはエネルギー資源のデフレを呼びますから、原油などの資源が高く売れるのはここ10年ほどの話ではないかと思います。ですから、メタンハイドレードもさっさと実用化できるようにしないと、せっかくの宝も持ち腐れになってしまうと思います。本当はここへの研究開発費をもっと付けるべきで、それで雇用創出というのも悪くないはずですが。
随分話が逸れましたので今回はこの辺までにしておきますが、日本ももっと本気を出せば正直現在の株安なんてあっという間に解消されるものだと思っています。
新興市場は「強気の買い」。金曜は2指数共に下落。以前より指摘しているように、為替が円安に向く中で内需銘柄中心の新興市場は東証1部銘柄よりも相対的に魅力が低下しています。イベントをそれぞれ通過しましたが、それでもJASDAQの値上がり率上位は低位株ばかり並びました。
足下でまたリスク許容度の低下から、リスク資産である新興株は一層敬遠されそうです。また買われる銘柄も中間権利落ちを見越して優待や配当を狙いにいくものに限られ、そうなると新興市場銘柄はその部分の薄い銘柄が多いですから、ちょっと物色圏外になる可能性が強いと見ます。水準的には悪くありませんが、旬ではない感じです。
【ポートフォリオ銘柄】
ソフトクリエイト(3371)は反発。少しずつですが商いが増え始め、権利取りに向けた動きが出てきています。その証拠に空売りも増えてきています。こういう銘柄は目先市場が暴落しても底堅いですから、9月いっぱいは値持ちもしっかりしていると思います。
売りポートフォリオのゲンキー(2772)は続伸。ディフェンシブ性もあって底堅い動きとなっていますが、6月決算期銘柄ですから特段9末の権利取りの買いも無く、25日線と75日線のデッドクロスが間近。市場全体の弱含みもあって、MACD好転失敗から、再度の2000円割れを見込みます。
9/14に株主総会を控えていますが、優待を廃止したことで個人投資家からの不満は噴出するでしょう。なので前後の会社の動向には警戒が必要でもあります。ただ出せるとしても自社株買いでしょうが、株価水準の高い今の相場で出してくるとも思えません。となると、結局当面は何も出せないと見ています。
金曜の寄り付きから売りポートフォリオ入れとなったエヌ・ピー・シー(6255)は大幅続落でマザーズ値下がり率1位となりました。これは上手いタイミングで入りましたね。一気に年初来安値を更新し、目標株価の半分まで値を下げました。業績、チャート、需給、株式価値のどれを見ても上がる要素が見あたらず、ある意味鉄板の下げと思います。次は上場来安値更新を目標に。
【注目銘柄】
ラウンドワン(4680)は大幅反発。前日に発表した8月の既存店売上高は前年同月比4.2%増と5ヵ月連続でのプラスを確保、土日祝日の数が1日少なかったにもかかわらず、前月の同4.3%増と同水準の伸びを維持する格好に。会社計画の第2四半期既存店売上高は前年同期比1%増であるとみられ、上振れ期待などが高まる状況となって買われました。
また金曜引け後にはジーンズメイト(7448)が小幅ながらも赤字縮小の上方修正を発表。こういった内需系銘柄で値動きの良いものが、来週も引き続き物色対象となりそうです。また四季報の発売もありますから、個別では短期資金が集中するような相場つきになりそうです。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。