KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

新日本理化(4406)が予告された通りの値動きに

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足下の反発局面は投資のチャンス!
天与の買い場を逃さないようにしましょう。

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日経平均は反落。前日のNYはバーナンキFRB議長の発言で、追加金融緩和の期待が薄いと捉えられたことで軟調

それを受けた日経平均は、為替が円安に振れたこともあって買いが先行。昨日引け間際の急落に対する反動もありました。朝方はまた先物主導で突然高し、昨日の高値に迫る場面がありました。

しかしその後は急速に伸び悩むと、後場はマイナス転換に。円安の一服感が重石になりました。一方下値では押し目買い意欲も旺盛で下げ渋り。結局は小幅安で引けました。

売買高は26億株。ただうちの2.5億株はエルピーダ(6665)によるもので、実質的には24億株弱。売買代金は1.5兆円弱でした。一日の値幅はちょうど200円ほどに。

投資判断は「売り」。チャートは崩れ、アメリカも追加緩和期待が後退して軟調と、少しずつ外堀が埋められているような感じがします。月替わりもしましたし、ちょっと雰囲気が変わってしまうのは仕方ありません。

前回ブログでも投資判断を引き下げた手前、ヤキモキしていましたが、最終的には何とか面目を保つ程度の下落は見せました。「一方でチャートを見ると、高値で俗に言う「切り込み線」が出ていますし、先物でも高値で包み陽線となっています。それぞれ安値圏で出た場合は明らかな「買い」サインですが、高値圏で出た場合は、個人的な経験則で言うと相場の波乱要因になります」とした通りの高値波乱の動きとなっています。

普通に考えれば連日高値陰線を付けたことで、チャート的にも明らかな一服感が出ています。5日線は割り込みませんでしたが、二日続けてほぼ同値の高値を付けてきたことで「毛抜き天井」の形となっており、相場の天井を示しています。明日は週末ですし、来週はメジャーSQを控えて、色々と思惑含みな動きになりそうです。

こうなってくると、ちょっとの間買いは控えて様子見に転じた方が良いでしょう。ただ前にも書きましたが、調整幅・期間はそこまでは深くならないとは思っています。少しずつ値を下げ、高値から500円下の2/17に開けた窓を埋める9300円辺りを目指すのではないでしょうか。

なのでこの相場に乗れず、エントリータイミングを測り損ねていた人は「やっと調整した!」と飛びつくのではなく、まだ少し様子を見た方が良いと思います。少なくともSQは9500円というラインを意識し、震災の暴落から1年という節目辺りまでのところで反発タイミングを見極めるべきでしょう。

アメリカに眼を向けてみると、今月にもiPad3発売観測が出ていることで、アメリカApple株が一段強含みました。遂に時価総額は5000億ドルを突破し、マイクロソフトシスコシステムズインテルの3社合計額と並びました。アナリストの評価も56人中51人が買い推奨しているのだとか。

とりあえずiPad3発表までは買いが続きそうですが、発表後は出尽くしから売られる流れが予想されます。買い推奨の後には投資判断引き下げしか残りませんし、過熱感は明らか。そして今はApple株の指数に与える影響が強くなっているので、下落に転じた場合アメリカの指数が弱含む恐れがあります。

個別株では新日本理化(4406)が頑張っている割には他の仕手株には特に波及せずですが、その新日本理化も遂に1300円寸前。結局「時々の鐘の音」のHPで予告されたように「3月、1300円」がいよいよ実現しそうです。

いわば予告ホームランを打たれたような感じで、特に現代のようにネットを駆使したりする投資スタイルになっても、仕手株はちゃんと仕手株として機能することが証明されました。むしろここまできたらあと12円の差なんてどうでも良いでしょう。

今だから言いますが、私なんか11月1日にHPで暗示されている銘柄が新日本理化である、と見抜いてメルマガで配信したところまでは良かったのですが、当時「大体800円が良いところ」と書いてしまったので、残念ながら「天から合格証」はいただけなかったようです。やれやれ、参りました。

それにしても相変わらず加藤氏健在、ということを思い知らされました。以前も書きましたが、氏の登場は明らかに相場の流れ変調を示唆していました。実際に11月はどこまで下落が続くのか皆悲嘆に暮れていたところで仕手株が盛り上がり、大証株が盛り上がり、その後に全体相場が底を付け、そして現在のように全体相場が復調してきています。

仕手株に関しては勿論賛否両論ありますが、色々なタイプの投資スタイルがあって良いわけで、エルピーダを5円で買って10円で売るのがダメとかそんなことは一切ありません。それが相場の自由度であり良いところです。

そして色々な方向から相場が盛り上がってくれば、結局はAIJのようにデリバティブに手を出さなくとも利益を追求することができるようになります。私はできるだけ多くの人に資産運用の楽しさに気付いて貰って、株式投資に参加されることを望みます。


新興市場は「強気の買い」。本日は2指数共に軟調。マザーズの方はオンコセラピー(4564)ががんワクチン開発計画の見直しを受けて連日のストップ安となり、指数を押し下げる要因となっています。仕方ないかも知れませんが、直前に1部指定候補としてSMBC日興が名を出したばっかりに、高値掴みをした個人も多いかも知れません。

結果マザーズ指数も連日の急落。今年に入ってJASDAQや2部指数が1部市場同様に強い動きを出している中で唯一取り残されています。ただ個人的には、これから相場全体が調整局面に入る中で、マザーズの出遅れ感に着目した個人の買いが入ってきやすいと見ています。

特に今回のように指数が1銘柄の影響で過剰に下げていることもあって、他の市場と比較して見た目の割安感が強くなっています。為替の影響を受け辛く、ちょっと資金をマザーズにシフトする動きがあると見ます。


ポートフォリオ銘柄】
GCAサヴィアンG(2174)は反落。昨日も頑張って高値追いで続伸しましたが、本日は力尽き。9営業日ぶりの陰線となりました。

チャート的にはさすがに調整入りと見るのが自然で、丁度2月10日の第一上昇波動の高値近辺と同じような形になりましたから、昨年10月のもみ合い水準や前回高値との兼ね合いを考えて97000円〜10万円で下げ止まるかどうか、というところでしょうか。そこがダメなら25日線までの調整を見ておくべきでしょう。

板の動きは相変わらずの「大口に管理された値動き」。ちょっと大口さんに生殺与奪の権を取られているので、割り切らないとちょっと新規エントリーは難しいですね。

それを無視すれば需給は引き続き良い形なので、方向性自体は上向き。ちなみに今では同社の時価総額もマザーズ4位と、日に日に存在感が大きくなっています。


オリエンタルランド(4661)は続伸。3月に入ったことで、買いは優待狙いや配当狙いといった「現物狙い」の動きにシフトしていくのが自然です。その結果、本日のような相場でも同社のような実質利回りの高い銘柄はしっかりしています。

テクニカル的には8400円を超えたところで下値も8400円で固い形。MACDも明日再好転してくることで、年初来高値を目指すラストスパートの動きになりそうです。


【注目銘柄】
クレディセゾン(8253)は続伸。こちらは前回も当欄で取り上げましたが、27日に有料メルマガにて取り上げ、以後連騰の動きとなっています。本日は日経で「不振子会社再編、特損590億円計上」とありましたが、特段嫌気する向きもなく、むしろ前向きに捉えられた格好に。

一山越えた感じですから、後は順調に目標株価までいけそうです。また目標株価到達などのあかつきには、取り上げ根拠などを当欄にて掲載します。


サノヤスHD(7022)は続落。こちらは一昨日に有料メルマガで売りで取り上げましたが、ちょっと売値の設定が厳しすぎて達する前に下落を開始してしまいました。

勿体ないので、また例によって取り上げ根拠を以下に示し、以後の参考として見てやってください。

「▼サノヤスHD(7022)  大証1部 売買単位100株
269円 出来高87600株

2/29売値 270円以上
3/9までの買い戻し目標 240円
損切り 280円超え

【評価】
業績       来期までは良いが、業界全体に2014年以降の受注が厳しい
テクニカル  悪い
需給      悪い
同業他社比 割高
その他ポイント 昨年大証銘柄としてはやされた割高感

造船を中核とした持ち株会社。先月末に発表した第三四半期では、通期会社計画に対する売上進捗率は73.7%、営業利益率進捗率は73.5%と若干遅れ気味。加えて最終利益は二度の下方修正から、結局4億円の見込みに。

来期はまだある程度受注残高が残っていることもあって今期並の売上・営業利益を見込むも、造船業界は全般的に厳しい状況。先般もIHI(7013)とJFEHD(5411)の造船事業合併が報じられたように、アジア勢が円高で苦しむ日本を尻目に受注を次々獲得して造船大国日本のおかぶを奪う状況に。

2014年問題と言われるような「再来年」の受注に苦慮する日本の造船業界の姿が浮き彫りになってきている。丁度韓国に負けたエルピーダ(6665)の姿が重なってくる。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120215-00000000-fsi-bus_all

テクニカル的には11/22,12月下旬近辺,2/8の安値を結ぶ下値抵抗線と、11/30,1/5,1/25の高値を結ぶ上値抵抗線で形成された三角持ち合いを昨日から下放れてきた。そして75日線を割り込むと、一目均衡表の雲も下抜け、三役暗転の格好になっている。MACDパラボリックも暗転し、ストキャスも暗転の形。

需給面では本来11/29と12/29の大陽線で大きく好転し、そのまま大相場に発展する可能性もあったが未遂に終わった形で、足下の株価水準は概ねそれぞれの下限に位置している。

三角持ち合いを下放れたことで需給は悪化しており、信用買い残は120万株の買い残と、同社の日々の出来高に比べると過大な数字に。なまじ、昨年11月大証銘柄が盛り上がったタイミングで膨らましてしまったがために、需給悪化の要因となっている。

予想PERは21.9倍で、同業の名村造船所(7014)の3.9倍との比較では割高。PBRも0.6倍で同0.4倍との比較では割高である。

目標株価は12月下旬の安値水準である240円に。損切りは25日線越えの280円超えで」


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他社さんに比べて派手さは無いですが、着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。

そして次回は2月の成績発表です。2月は地合が良かったことで、はっきり言って成績良いです。お楽しみに。

※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。