KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

嫌な予感は的中

今週のお題「この春、○○はじめます!」

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天与の買い場を逃さないようにしましょう。


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母の心臓手術話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20120312.html


まあ縁起でもないですが、母が車いすに乗せられて手術室に向かう間に、元気な母の姿を写真に収めておこうと思い、一枚パチリと写メを撮っておきました。さすがに手術を目前に控えて母は固い表情(・・;)

そしてそのまま手術室に運ばれていきました。我々は手術室の前で待つことに。大体2時間くらいの手術と聞いていたので、ここで2時間待つのか、と思いました。今までこういう経験はしたことが無かったですし、やはり我々も不安でしたから、色々と3人で話をして紛らわせていました。

すると30分後、手術室から先ほど説明をしてくださった執刀医の方が出てきました。「ご家族の方ですよね。一度中に入っていただけますか?」と言われ、我々は中に導かれました。3人とも緊張した面持ち。

そこは手術室に入る手前の小部屋で、様々なディスプレイが並べられていました。「これを見ていただけますか」と言われ映し出された画面を見ると、母の心臓が動いている造影動画が出ていました。

それを見ながら執刀医の方が解説。「やはり不安は的中して、一番難しい左冠動脈の根元(主幹部)の部分が詰まりかかっています」と言われました。確かに、その部分だけキュッと絞り込んだような状態になっていて、明らかに太さが違います。

「その他にも合計3カ所狭くなっている部分があります」と言われ、その他もそれぞれ部分的に細くなっているところがありました。つまりはここに血流の狭窄が出来ており、これらが完全に詰まると心筋梗塞ということになります。

「ここで一つご相談なのですが・・・」と、一刻を争う状況で要点だけ手際よく説明された先生から、この先の手術の方法について選択が迫られることになりました。(つづく)


さて、選択が迫られる日経平均は反落。前日のNYは中国の成長鈍化懸念を背景に軟調。ただ株主還元策を発表したAppleは好感され、連日の高値を更新してきました。

それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。日本も中国の成長鈍化懸念を嫌気し、商品市況の低迷を受けて商社株などに売りが目立ちました。アジア株安も重石に。一方、下値には出遅れた投資家の買いが入り、1万円はしっかり堅守。

投資判断は「中立」に。長期的にはまだ上昇トレンドは続くと思いますし、為替も円安、出遅れ投資家の下値買いもありますから底堅いと思いますが、一応投資判断を一段階引き下げておきました。あくまで見栄え的なもので、意味合い的には「やや買い」とあまり変わらない程度に捉えてください。

本日の下落はトレンドの変化をもたらすようなものでは無いでしょう。中国の景気減速懸念は、世界の株式市場の方向性を変えるようなものには成り得ません。存在感が増してきたとはいえ、株式的には新興国という枠組みを出るものではありません。やはり世界の株価を左右するのは先進国の景気動向です。

ただアメリカも日本も、チャートでは超短期的な一服感が出ています。日経平均TOPIXは共に5日線を割り込んできました。今週いっぱいはやや軟調な展開になって、来週もう一度上値を追うような展開を想定しています。今週の週足くらい陰線になってもバチは当たらないでしょう。むしろその方が健全です。

日本では明日の朝に2月通関ベース貿易収支が発表されます。また赤字継続となれば、為替が円安に振れることで株価の下支え要因となるでしょう。ですから明日は売り買いが拮抗し、ともすればわずかに買いが勝るという感じになるかも知れません。

貿易赤字なのに株高・・・というのは確かに違和感がありますが、貿易赤字はあくまで過去の話。円安で期待されるのは未来の輸出企業の収益。未来を映すと言われる株式市場が、どちらの影響を色濃く受けるかは明白でしょう。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に堅調。本日は小型株の方に優位性があり、新興市場は全体的に堅調な感じでした。良い感じで個人投資家の資金が循環しており、東証1部がダメなら新興へ、と上手く流れています。

日経JASDAQ平均は年初来高値を更新し、震災の傷跡はすっかり癒えています。マザーズ指数は引き続き出遅れが目立ちますが、東証1部が穏やかな値動きを続けていれば、やがて懐に余裕の出来た投資家に見直されるタイミングが来ると思います。


ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は反落。本日は前場146円まであり直近高値を更新してきましたが、後場は結局は地合悪に押される形に。金融株全般的に売られる形となりました。

背景には三井住友トラストHD(8309)のインサイダー問題。一昨年に国際石油開発帝石(1605)が増資を行った際、事前に知った傘下の信託銀行が運営するファンドが空売りを仕掛け、1400万円の利益をあげていたことが発覚しました。それで14時から同社株が売られると、他の金融株も売られる事に。

一方、情報を提供したのが証券会社ということで、同時に証券株も売られる流れに。ここ最近の株式市場の好調さに水を差す疑惑の事件となりました。ただし課徴金はたったの5万円。これがインサイダーの重みということでしょうか。

ただ、あくまで私自身の個人的感想としては、ある程度のインサイダーが許容されることで、逆に個人投資家も事前にその動きを察知することができるので、必要悪では無いかなとも思ったりします。モラル云々の話を言い出すと議論すら成り立ちませんが、チャートは嘘を付きませんから、シグナルになるのも事実。そりゃ当然公に認めるわけにはいかないでしょうけど。

それにしても、今回の一件だけでも他にも共犯がたくさんいるでしょうから、これはあくまで氷山の一角でしょう。話が大きくなっていくと、ちょっと市場を冷やしかねないですね。それでトレンドが変わる事はありませんが。


オリエンタルランド(4661)は続伸。年初来高値を更新してきました。MACDは暗転直前で切り返し、ストキャスも安値で好転してきたため、とりあえず権利落ちまでもう少し上昇できそう。目標株価は9000円としておきます。


帝人(3401)は小動き。ただ足下はさりげなく上昇が続いています。このところ炭素繊維増産報道で東レ(3402)が好調ですが、本日も日本カーボン(5302)が炭化ケイ素繊維の増産を好感し買われる動き。炭素繊維関連銘柄が買われる地合となっています。目標株価まで後少し。


【注目銘柄】
ネクソン(3659)は続伸。こちらは18日配信の有料メルマガで「本当はSNSゲーム関連は挙げたくないですし、無配にしてきた株主軽視の姿勢も気に入りませんから、私は嫌いな銘柄です。しかしチャートが無茶苦茶良い」と参考銘柄に取り上げました。

そして本日は引け後に第一四半期決算の上方修正を発表。第一四半期決算の上方修正というのはまた微妙ですが、それでも利益は前回予想の約1.5倍規模に。引き続き絶好調なSNS関連という感じです。

個人的にはやはり嫌いなのでどうしても色眼鏡で見てしまいますが、本日株価が上場来高値に面会わせしてきたので、一気の突破を図ってこういう「第一四半期決算の上方修正」という姑息な手段を使ってきたように見受けられます。それでもチャートはやはり滅茶苦茶良い。個人的な好き嫌いは押し殺して、投資に徹するべきでしょうね。


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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。