KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

強烈な春一番で薄商い

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足下の反発局面は投資のチャンス!
天与の買い場を逃さないようにしましょう。


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日経平均は反落。前日のNYはISM製造業景況感指数が予想を上回ったことで堅調。ダウは4年3ヶ月ぶりの高値となりました。

相場の核となっているAppleは遂に1001ドルを目標としたアナリストが出たことで大きめの反発。かつて原油が200ドル、というレポートが出てから下がったこともあるように、極端な目標株価はやがて興冷めを生みそうですが。

それを受けた日経平均は前日終値を挟んだ値動き。為替が円高に振れたこともあって上値が重く、年金筋の換金売りも上値を抑える要因に。商いも薄く出来高は16億株台と低調で、一日の値幅は43円程度と小動きでした。東京の強風により、ディーラーがさっさと帰ってしまった、ということも一部影響した模様。

投資判断は「中立」。業種別騰落率を見ると、昨日の値上がり、値下がりをひっくり返したような形。本日は特に不動産や証券で値下がり率ランキングに顔を出す銘柄が目立ちました。

このところは前回「特に225に採用されているような金融系・不動産系の大型株は避ける」とした流れに沿っているかと思います。昨日は新年度入りということで、機関投資家の新規資金がこれら金融・不動産の大型株に入りましたが、早速買いが一巡し、再度売り圧力が強まっている格好のようです。

それにしてもようやくあの山水電気(6793)が民事再生法で退場へ。売上は3期連続の1億円割れの見込みであり、今期に至っては1500万円。私がかつて会計事務所で監査していた地方の中小企業よりも売上の少ない企業が東証1部、というねじれ状態がずっと続いて、1円2円のバーコード株価が常態化していました。

最後には株主総会すら開くお金が無くなり、遂にお亡くなりになられた、という感じ。これが他の銘柄に及ぼす影響は皆無ですが、個人投資家的な視点から見ると一つの時代が終わったような哀愁も少しありますね。次は一体どの銘柄でしょうか。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。ドイツの太陽電池メーカー大手Qセルズが破綻ということで、エヌ・ピー・シー(6255)やフェローテック(6890)、ウエストHD(1407)といった太陽電池関連の新興大型株が大きく売られ、指数を押し下げました。

為替が円高に向いたことで相対的には新興市場に妙味がある形でしたが、新興市場に買いが入らず。この辺りは今までとは流れが違うような感じで、ちょっと地合の悪さを感じます。個人投資家がメインプレーヤーの新興市場ですから、個人投資家が買い越しに転じてきているのであれば、もう少し底堅い動きが出ても良いと思いますが。


ポートフォリオ銘柄】
GCAサヴィアンG(2174)は続落。引き続き一部大口がやりたい放題の注文を出しており、75日線を割り込んでの急落に。決算発表後の安値となってきました。

これはしばらく上昇も見込めそうにないですね。下値はさすがに昨年安値72400円を割ることはないでしょうが、何らかの材料が出るか、もしくは日柄調整の横ばい推移で値固めを見ないことには、いかんともし難い感じです。それまでは近づかない方が良いでしょう。


コンドーテック(7438)は続伸で年初来高値更新。値上がり率上位に顔を出していました。内需好業績銘柄ということで、今の地合の中で消去法的な買いも入ってくる形に。

とにかくチャート形状が完璧で、昨年末のJトラスト(8508)や今年のトリドール(3397)に酷似。それぞれ1000円行く、としていましたが、トリドールの方も無事1000円を越えてきました。であれば次は同社の番です。


さて、本日は一銘柄買いポートフォリオに入れたい銘柄があります。三和HD(5929)です。先日有料メルマガで取り上げていましたが、まだまだ上値余地があると見て、ポートフォリオ銘柄としても取り上げます。

シャッターで首位の同社ですが、業績は第三四半期までの進捗率は低いものの、例年最終四半期に売上の1/3を稼ぐ季節要因があり、会社計画の達成は問題なさそうです。

国内では復興需要、海外でも現地通貨ベースでの売上も順調で、円高の影響を相殺して今期は増収増益の見込み。豊富な受注残から来期も一段の増収増益が見込まれます。

テクニカル的には今年に入ってから上昇基調が続き、年初来高値圏をキープしています。一目均衡表では三役好転の形で、ストキャスは暗転しているものの割安圏に。

なまじ26日にUBS証券の強気投資判断を受けて強含んだこともあり、やや需給が歪められてしまいましたが、まだ上値余地は十分ありそうです。

目標株価は09年、10年の高値である360円に。しかし10年、11年よりは明らかに業績が回復してきているため、その高値も最終的には上回ってきても不自然ではないでしょう。明日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとします。


【注目銘柄】
夢真HD(2362)は続伸。こちらは3/24にも当欄で取り上げた銘柄ですが「1/26に付けたザラ場の年初来高値217円を抜ければ、04年〜06年に節目となっていた250円まで節が見あたりません。値動きの軽い銘柄ですから、短期資金を巻き込んで急騰する可能性は十分にあると見ています」とした通り、無事250円まで上げてきました。

一時ふるい落としの200円割れもありましたが、上昇率は23.8%に。また250円を超えてきたら追い掛けても良いかも知れませんね。


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お陰様で日々たくさんのお問い合わせをいただいており、会員数もようやくの大台乗せに。この場を借りてお礼申し上げます。ありがとうございます。

他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。