KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

超祖母ちゃんっ娘

母の心臓手術話の続きです。
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20120312.html


そういうリスクがあるのなら、日をズラして事前に十分検査して手術してくれればリスクが減るのではないかと思いましたが、医者側の判断としては一秒でも早く手術しないといけないということでした。

私は救急車に同乗してくれた先生が一緒に手術に立ち会ってくれるから、それらのリスクも緩和されるのではないか、と思っていましたが、どうやら状況を一通り説明するとそのまま救急車に乗って帰ってしまわれたようでした。確かに他の病院の手術にしゃしゃり出てくるわけにはいきませんが。

我々は色々と質問した上で、最終的には同意書にサインする他ありませんでした。今更リスクの小さいカテーテル手術に戻すこともできませんし、そもそも金沢側の医者の見立てでは、カテーテル手術では無理だという結論に至ったそうです。そういう意味では、結果的に我々には元々選択の余地が無く、結果的に上手く正しい方を選べたようでした。

手術自体は18時からの開始となりました。実は執刀医の先生は本日福井の方に出張されていたそうなのですが、母の緊急手術が入ったので急遽呼び出しているのだとか。手術まであと1時間くらいあるのですが、その間にできるだけ母の検査を行うということでした。

我々が再び待合室で待っていると、姉の旦那さんが仕事の途中で駆けつけてくれました。たった今医者から受けた説明を私が繰り返し、状況を説明しました。我々は4人で言葉を交わしながら、不安を取り除いていました。

その間に私は未だ仕事中の嫁に「こういう事態になって金沢に転院となったけど、特に心配は要らない」とメールを入れておきました。一方、姉の携帯には娘(つまり私の姪)から「祖母ちゃんの手術無事に終わった?」とメールが届きました。

姪は超が付く程の祖母ちゃんっ子で、暇さえあれば祖母ちゃんのところに遊びに来ます。毎週一度は一人暮らしの祖母ちゃんと一緒にご飯を食べて、母の相手をしてくれていました。当初地元の病院に入院した時点で、姉は「祖母ちゃん入院した」とだけ伝えて内容を詳しく言わなかったそうなので、余計に不安になって仕事中に号泣していたそうなのです。

当時私に「祖母ちゃん死んだりしないよね?」とメールが来たので、私は「死なんよ。今まで祖母ちゃん死んだことあるか?」と返信したりしていました。

なので、手術は姪にとってもかなり不安な出来事でした。ですから「金沢に転院した」とでも言おうものなら、動揺して急いで金沢まで来ようとして、車で事故でも起こされたら多重遭難です。

それが心配で、姉はメールには返信せずに後でパパから落ち着いて説明してもらう、ということに。そして私の携帯にふと目をやると、姪から「どうやった?」とメールが来ていました。姉からの返信が無いので、私に問い合わせたようです。私も敢えて無視することにしました(つづく)