今週のお題「桜」
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足下の反発局面は投資のチャンス!
天与の買い場を逃さないようにしましょう。
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日経平均は続落。前日のNYはFOMC議事録の中身から、追加の金融緩和が遠のいたと見られて軟化。それを受けた日経平均は朝方から売りが先行。前日に大幅安した余韻が残った形で、本日もほぼ全面安の流れに。一時9700円を割り込む場面がありました。
後場にはアジア株の上昇や日銀のETF買いに対する観測から下げ渋り、一時10円安程度の水準まで値を戻しましたが、チャート上の窓を埋める程度までの力しか無く。引けにかけてはやや力尽きた感じとなりました。
投資判断は「売り」に。やや後追いの感は否めませんが、とりあえず昨日の大陰線を見せつけられると、調整局面入りを認めないわけにはいきません。比較的短期間の投資判断になる見込みですが、投資判断を引き下げることで一度現況を清算しておきたいと思います。
昨日の下げは一昨日の薄商いで手が緩んだところに爆弾低気圧が市場にもやってきた、という感じでしょうか。ある種予定通り「2日新甫は荒れる」という格言通りの流れとなっています。
さすがに暴落までは正確に予見できませんでしたが、兆候としては先般お伝えしているように外国人投資家の売り姿勢、そして個人投資家の買い転換という今までとは異なった流れが、今まで何となく続いてきた上昇相場の変化点を記していました。
しかし、やはり「外国人買いが終わってしまったと見るのは明らかに時期尚早でしょう。やがて買い戻しが入りますから、この先2ヶ月も3ヶ月も売りが続くようなことは無い」との見方に変化はありません。本日発表の投資主体別売買動向では早速外国人が買い越し、個人投資家が売り越しと元の状態に戻ってきました。
なのにこの下げ。実は先物を見ると外国人の売り越しが続いているのがわかります。従って、3月の最終週は外国人投資家は現物を買って先物を売っていた、という形です。それは恐らく権利取りに対するヘッジという意味合いが強かったものと思います。
ですから、多分今週はまた現物の売り越しに転じているのではないでしょうか。先週の売買はあくまで一時的なもので、流れは引き続き市場のメインプレーヤーである外国人投資家の動向に握られていると見るべきです。
一方で、期末ということで特徴的だったのが信託銀行の売り。季節柄、年金資金の売りが市場でも囁かれていましたが、その裏付けとも言える内容です。そしてピークは打ったとは思いますが、おそらくはこちらもまだ売り越しが続いているのではないかと思います。
じゃあ誰がその売り分に対して買い約定しているか。おそらくはその大部分を引き受けているのが個人投資家なのでしょう。
昨日は各銘柄の日証金の動きを見ると、融資が減少して貸株が増えている銘柄がほとんどでした。一昨日発表された信用残高では、買い残が6週連続で膨らんでおり、そのポジションの巻き戻しが昨日の急落によって強いられたのだと見ています。
ただ本日は一転、融資残が増えている銘柄が目立ちます。2日続けての急激な下げに対し、待ちきれなくなった個人投資家が「もう良いだろう」と買いを入れてきたようです。これはちょっと勇み足のような気がします。
執筆中の現段階では、海外マーケットが更に軟化し為替が円高に振れています。それによって夜間の225先物取引も急落。明日は週末要因も重なって、一段安という感じになりそうです。
まあこの動きを見てから書いているので後出しじゃんけん的な物言いですが、実はチャート的にも続落傾向が読みとれます。それは本日の後場になまじ戻してしまったことで、結構な銘柄で「入り首線」や「差し込み線」が散見されることです。
つまり昨日の陰線に対して、陽線で中途半端に重ねてしまった格好です。これは教科書通りに言えば追撃売りの急所ですから、明日はやはり下げるのだろうと思います。
ただ、ここまで先日来ブログで何度も繰り返しているように、この辺りはあくまで短期のお話。私は長期的には上昇トレンドに変化の無い話だと思われます。そしてやはり「短くて2週間程度、長ければGW開けの1ヶ月程度」調整場面が続くものと見て、まずは来週いっぱいまで少なくとも東証1部の大型株は手控える、のが妥当かと思います。
足下ではNT倍率が2000年のITバブル以来の水準まで拡大していたこともあって、その縮小が見込まれます。つまりTOPIXの方も下げるのだけれども下落幅は日経225程では無く、次第に差を詰めていくという感じです。
期間的な調整期間はそれとして、水準的なものとしてはまず3/7の安値9500円が一つの目処でしょう。丁度75日線もジリジリせり上がってくるので、現段階ではその辺りまでジリジリ下がっていくと見るのが本命かと思います。
来週日銀が追加緩和を出すなどして手前でリバウンドすることがあるかも知れませんが、とりあえず現在ではそれが無いと見ると(私は無いと見ていますが)、その辺りが節目になってくるものと思われます。
その後はアメリカの決算、日本の決算を見て、さてどうなるか、という先のお話になりますから、またその時に考えます。
新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。日経JASDAQ平均は14時頃から買われて、プラス転換してきました。この辺りは先日来「個人投資家が買っているので、円高耐性もある新興市場優位」と言ってきた通りの流れにはなっているものの、正直何が買われて指数が堅調なのかは定かではありません。
いずれにしても、上手いこと個人投資家には新興市場という逃げ道が用意されているので、引き続き出遅れ感の強いマザーズ指数などは買われやすいのではないかと思います。
【ポートフォリオ銘柄】
みずほFG(8411)は続落。高配当銘柄のため権利落ち後の調整が続いていますが、75日線までかなり接近してきたので、私は大体明日辺りが陰の極かと思います。125円前後が下値目処と見て良いのではないでしょうか。
そんなわけで、来週すぐに反発してくるかどうかは別として、125円辺りは再度の仕込み場だと思います。何度でも繰り返しますが、銀行株の復活無くして株式市場の復活無し。
昨日寄り付きより買いポートフォリオに入った三和HD(5929)はしっかり。本日は変わらずで終わりましたが、この地合の中では連日の大健闘と言えましょう。中身は空売りの買い戻しが主体のようですが、5日線を抜けてくることで、再度高値を取りに伺う動きになると思います。
【注目銘柄】
夢真HD(2362)は大幅続伸。こちらは前回も当欄で取り上げ「また250円を超えてきたら追い掛けても良いかも知れませんね」としたら、そのままこの地合の中グイグイ上がっています。うーん、やりますね。
チャートを見る限り300円を超えたら400円まで節が無いですから、この地合がもう少し続くのであれば高値追いの動きがそのまま続きそうです。
セリア(2782)も大幅反発。こちらも28日に当欄で取り上げましたが、分割権利落ち以後グングン成長しています。双方共にJASDAQ銘柄で、あくまで需給が全ての割り切り銘柄と考えるべきです。
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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。
※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。