KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

ECB理事会待ちで様子見

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日経平均は反発。前日のNYはFOMCで追加緩和策が出なかったことから、失望感により小幅安。それを受けてドル円がやや円安に振れたことで、日経平均の方は朝方から買いが先行。一時8700円に乗せる場面もありましたが、本日のECB理事会を控えて買いは続かず。後場は次第に上値を抑えられ、辛うじてプラス圏を保つのが精一杯でした。

日経平均は指数寄与度の高いファーストリテイリング(9983)が月次発表を控えて警戒感から売られたことで上値を抑えられた一方、TOPIXの方は銀行株がしっかりしていたことで、相対的な強さがありました。売買高は16億株台。売買代金はギリギリ1兆円に乗せました。


投資判断は「中立」。とりあえずここまではほぼ想定通りの動きを見せています。本日のECB理事会の方は何らかの緩和策が出ると見られていますが、あまり事前に期待値が高まると、何か出たとしても下落リスクが高まります。

なので、この辺りも市場の期待通りに出たとして株価が上がっていくとは限らない。無論内容に因るので決め打ちはできないのですが、どちらかというと8月も緩やかな下落が続く可能性を想定しておくべきではないかと現段階では思っています。

難しいのは、ヨーロッパで緩和があったとして、日本が上がるためには日本も緩和をしなければなりません。そうしないと、純粋に金利差から円高が進むからです。そうでなくとも8月は円高に振れやすい時期です。

緩和推進のハト派の審議員も増えたことですし、ヨーロッパで緩和が決まれば来週の日銀政策決定会合で日本も緩和をしてくるのではないか、とは思います。そもそもその前提が無いと、緩和を受けて海外マーケットが上がったとしても、そのまま日本も連れ高する約束はされません。

ちなみに、足下でアメリカで起こっている干ばつ被害拡大によって、アメリカは緩和策が取れなくなるわ(商品市況への投機マネー流入懸念)、日本も円高の有り難みが出てくるわ(輸入穀物の価格を抑制する効果)で、短期的な通貨政策が左右される恐れがあります。少し気には留めておきたいところです。

あと、本日は投資主体別売買動向が発表されましたが、まだ外国人投資家が売り越している、という点は気がかりです。これで5週連続の売り越しで、前週よりも増えています。しかも、今までは先物の方は買っていて、差し引きでは金額ベースで買い越しだったのに、先週は双方売り越しという状況。特に先週は後半から盛り返しを見せたのですが。

結局、この辺りがNYが高値追いの動きを見せても、日本株が底辺を這い続ける原因のようです。どうもこれだけ色々考えても、上がる材料が見つかりません。反転には日銀による緩和策がどうしても必要。バレンタインプレゼントからやがて半年経ちますが、そろそろ市場が渇望するものを出してくれてもバチは当たらないでしょう。


新興市場は「強気の買い」。本日は高安マチマチ。マザーズの方は主力株であるACCESS(4813)がアメリカ企業とのライセンス契約締結を材料にストップ高。一方JASDAQの方は引き続き売買代金が低迷し、決算や重要イベントを控えて様子見ムードが強い状況に。

特に本日は為替が円安に振れたことで外需銘柄が買われやすい地合でもありました。買い越し基調の続く個人投資家が好む新興市場ですが、来週からの動きはまた各国の政策次第です。


ポートフォリオ銘柄】
ソネットエンタテインメント(3789)は反落。昨日に第一四半期決算を発表。本業の利益もしっかり大幅に伸ばしてきたことで好調な出だしとなりましたが、市場には評価されず。出尽くし売りとなりました。

先日のエムスリー(2413)の好決算で既に織り込んでいたということもありますが、今の決算シーズンはひねくれていて、良い内容の銘柄が出尽くしで売られ、悪い数字の銘柄が出尽くしで買われたりする傾向が強い印象を受けます。一方、下方修正・上方修正は素直にそれぞれ反応するのですが。

そんなわけで、先般も「決算には警戒が必要」としていたわけですが、正直思ったほど売られませんでした。ストキャスが高値圏なこともあって、もう少し売りは続きそうですが、直近安値31万円を割ることは無いと見ています。


みずほFG(8411)は続伸。本日はやたら強い動きが見られ、TOPIXの上げを大きくしていました。この買いが続くかどうかは今晩のECB理事会の政策次第、ということになるでしょう。現段階では正直この動きが継続するかどうかは微妙です。


任天堂(7974)は反発。本日は話題のソフト「ドラクエ10」の発売日でしたが、特に大きな動きはなく。発売元のスクウェア・エニックスHD(9684)はむしろ売られ、出尽くし感が台頭。同社の場合は地合や為替の円安が買い要因になって、小幅高を維持しました。

個人的にはもう少し買い戻しの動きが強まっても、と思いましたが、やはり今晩のECB次第で為替が変わってきますから、なかなか腰の据わった買いが入ってきません。何とかユーロも円安反転を明確にしてもらいたいところ。


【注目銘柄】
キヤノン(7751)は続伸。こちらは前回も当欄で取り上げましたが、26日に有料メルマガで買いで取り上げ。国際好業績銘柄の配当利回りが5%近くなる、という異常事態から買い場を判断し、その後自社株買いが案の定入ってきたことで強い動きが継続。

チャート的にも見事なアイランドリバーサルを演出し、5日線も上昇に転じて強い形状になってきました。それで今まで同社が自社株買いをした際のデータをまとめてみたのですが、今回のように自社株買いが立て続けに2回連続で行われたケースでは、必ず1回目の最大上昇率を上回ってきています。

そして、その最高値のタイミングは自社株買いが実際に終わる直前辺りになっており、自社株買いが行われている間はジワジワと上がっていく形が見込まれます。1回目であらかた売りを吸収できてるので、2回目では自社株買いで買われた分上昇する、という感じでしょうか。

であれば7/30終値2504円×112.7%(6月の自社株買いの際の上昇率)=2822円を最低ラインとして、まだまだ上値追いを期待できそうな感じです。


ところで先日、当方の有料メルマガの内容が他の非合法サイトに掲載されている、という非常に残念な事例が発覚致しました。非常に腹立たしく思うと同時に、今後当然ながらこのような事例を発見し次第、厳格に法的措置も含めて対応していきたいと考えています。

大体私の書き方、取り上げ方は独特なので、もしお気づきがありましたら、当方までお知らせいただければと思います。

また金商法に基づき、投資助言を会員宛に料金を取って行うものは、金融庁への登録が必須になっております。HPに登録番号などの記載の無い業者にはご注意ください。


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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。

そして次回は7月の成績発表です。お楽しみに!


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、投資成果を保証するものではありません。