KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

海外の重要イベントを控え、様子見の売りに押される

今週のお題「2012年の秋、やってみたいこと」
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日経平均は本日続落。前日のNYはFOMCを前にして、高値警戒感からの利益確定売りが優勢に。それを受けた日経平均も朝方から売りが優勢。為替が円高に振れていることもあって、上値の重い展開になりました。また昨日公開価格が決定したJAL(9201)の募集に対する換金売り最終日という需給要因も重石に。

一方、相変わらずの薄商いの中で下値も限定的。前場にTOPIXが1%以上下がったことで、後場は日銀のETF買い期待も膨らんで一層閑散に。一日の値幅はわずかに45円と、超が付くほど動きのない相場でした。売買高は13億株台、売買代金は7000億円台で、引けでは何とか8800円を維持しました。


投資判断は「強気の買い」。海外の重要イベント(ドイツの最高裁が欧州安定メカニズムへの同国の参加について判決、及びFOMC)を明日以降に控え、明日も恐らくこの様子見ムードが続きそうですが、とりあえずJAL応募のための換金売りが止みますから、本日の反動もあって基本はしっかりしてくると思います。

海外のイベントに関しては、ドイツの司法判断も問題無いとの見方が優勢で、私も9割方大丈夫だと思っています。その翌日のFOMCに関しては、QE3の期待値が高まっていますが、個人的にはQE3と呼べる程の規模の緩和は無いと見ています。

アメリカの株高、穀物価格の上昇、またそこまで悲観的ではない雇用統計の数字、そして最後の切り札は切り札のまま取っておきたい、というところから考えると、むしろQE3を行うリスクの方が大きいような気がします。

市場も期待と猜疑の半々で、あったら短期的な株高要因にはなりますが、長期的にはどうかという感じでしょう。次は弊害の方に目が向きやすくなります。日本も円高になられると困りますし、むしろ行われない方が中期的にも良いと思います。

いずれにせよ、今は生殺し状態で放置されている感じがあり、どっちでも良いから早く結論を出してくれ、というのが投資家の本音。本日は日銀がETFを255億円分買ったそうですが、それでも引け間際に一瞬下ブレかける場面もあり、思った以上に弱かった印象でした。本当に買い手不在という状況です。

その日銀のETF買いの枠も残り2000億円強ということなので、とりあえず次の金融政策決定会合で枠の増額は十分有り得るでしょう。ただ日銀がいつまでも最後の買い手として控えているのも健全ではありません。金融政策ばかりでなく、空転する政治の方を早く何とかして、日本国としての成長から株高が期待できるようにしなければなりません。

あと、何かと評判の悪いJALですが、主幹事証券の頑張りもあって何とか仮条件の上限で値が決まりました。あとは頑張って売りさばかないといけないですが、指数連動型の投信やら機関投資家の買い需要が見込まれることで、一定の買い需要は見込まれています。

そんなわけでIPOに対する需要はそれなりにありますが・・・まあ実際にどうなんでしょうね?確かに前回上場時よりも様々なしがらみを取っ払って、かなり筋肉質な体質になっているわけですから、あくまで前回上場時との比較であれば買いです。

ところが同業のANA(9202)との比較や、世界の航空会社の収益性・成長比較を考えると割高感は拭えません。また今回上場の目的も、いわば国に対する「借り」を返済する意味合いが強く、売出のみでJAL自体に資金は入りませんから、IPOを機に一段の成長することもありません。単にリスクを負う投資家の移転が行われるのみです。

個人的にはLCCとの競合に関しては一巡感があり、過度な懸念は後退したと思います。あとは景気回復と共にどれだけ航空需要を回復できるか、というところにかかっています。コストカットも余地が小さいでしょうし、売上を増やさないことには何ともしようがありません。しかしそれが企業努力だけでは難しいところ、という事業環境でしょうか。

・・・とまあ、私でなくても大体の人が感じていると思うので、事前人気は芳しくないみたいですが、後は実際のIPOへの申込状況次第ですかね。IPOには申し込んだけれどキャンセルする人が多ければ、セカンダリで市場で買い付ける人がその分減るわけですから、上場後の動きは悪くなります。

私はやっぱり無難にセカンダリの動きを見て、良さそうなら短期で乗ってみる程度が一番と思います。基本長期で持つべきものではなさそうです。買いたい人が一巡した後に、更に買いたい人が現れる状況になるとはなかなか考え辛いので。


新興市場は「強気の買い」。本日は両指数共に軟調。昨日上昇の反動もあってサイバーエージェント(4751)が軟化しマザーズ指数は弱く、JASDAQも楽天(4755)や日本マクドナルドHD(2702)などの主力株が弱かったことで軟化しました。

地合的にはまず東証1部がしっかり上がってから、出遅れ感で新興株が買われる流れになるものと思われますので、新興市場に物色が集まるにはもう少し時間がかかりそうです。また本日の仕手株総崩れも、間接的に新興市場に影を落としそうです。


ポートフォリオ銘柄】
GCAサヴィアンG(2174)は続落。東証1部上場後はじり安が続き、下値切り下げの動き。折角上向き始めた200日線を割り込んでしまいました。うーん、なかなかトレンド転換しませんね。とりあえずストキャスの割安感は出てきたので、地合好転による反発に期待です。


NEC(6701)は反落。昨日は終値ベースで115円に乗せ、何とかここからまた上ブレ始めるか・・・と思ったのですが、地合に足を引っ張られた形。スイッチオンになったはずが、暖気運転からなかなか抜け出さないですね。チャート的には煮詰まり感待ったなしの状態なので、明日以降の上放れに期待。


ソフトクリエイト(3371)は続伸。相変わらずの地味銘柄ですが、25日線支持から反発の値動き。昨日日証金の融資残が急減したことで、上値が重い雰囲気が払拭できました。権利落ちまであと2週間ありますから、まだしばらく上昇トレンドが続くものと期待できますが、最悪でも年初来高値は更新してくると見ています。


【注目銘柄】
ケネディクス(4321)は反落。こちらは先週有料メルマガにて買いで取り上げ。昨日は大幅高となり一気に9000円を回復してきましたが、本日は利益確定売りが出ました。それでも5日線に乗った形で大崩れしませんでしたから、やはり買い需要はしっかりしていると言えます。

当然目標株価はまだまだ上。目標達成後にまた取り上げ根拠などを示します。


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他社さんの方が成績が良くてどうも地味ですが、当方は着実に利益を重ねていくことで無理なく、焦らない投資法を伝えるのが強みです。まだまだ長期上昇相場は続くものと思われますし、乗り遅れたということはありませんから、これを機に一度お試しいただければと思います。


※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。