KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

シリアのきな臭さが東京にも漂う

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日経平均は本日続落。前日のNYは耐久財受注が予想を下回り、緩和縮小懸念の後退から堅調に推移していたものの、シリア情勢に対する国務長官の厳しい姿勢が伝わると、情勢懸念により急落。薄商いの中マイナスに転じ、安値圏で引けました。

それを受けた日経平均も朝方から売りが先行。為替が有事の円買いで円高方向に振れたことも逆風になりましたが、13500円手前から買い戻しの流れに。一時プラス圏に切り返す場面もありました。

ただ14時頃からはいつものパターンで外資による売りで崩れ、結局寄り付き水準まで押し戻されました。注目の国産ロケット「イプシロン」も発射中止となり、全く手掛かり材料の無いしょーもない一日。売買高は17億株台、売買代金は1.4兆円台と昨日に続いて今年3番目の閑散相場でした。


投資判断は「やや売り」。チャート的には先週末に折角三角持ち合いの中に戻ってきたものの、再度下限に押し戻される流れに。23日の上昇で開けた窓を埋めにかかる動きとなっています。注目していたユーロも結局133円の高値抜けは3度目の失敗の様子。為替が上値を抑えています。

それもこれもシリア情勢なる「突然出てきた」マイナス要因にネガティブ反応をしてしまった結果です。個人的にはこれは単なる「きっかけ」に過ぎず、過去の中東の地政学リスクは(程度の差は当然ありますが)ここまで大きくマイナス材料になることがなかったようにも思えます。単に下げたいけれど材料が無かったところに、下げ要因と「言えそうな」材料が出てきただけ、というのが正解ではないでしょうか。

と言うわけで、この悪材料自体は喉元過ぎればすぐに忘れられる話と見ます。丁度キプロスに債務問題が発生した時のようなものでしょう。株価上下の本質はそこではなく、FRBの次の議長が誰に決まるか、とか、消費増税がどう決着するか、といったそれぞれの国内要因でしょうから。

日経平均に関しては単純に月足で見ると4月末13860円→5月末13774円→6月末13677円→7月末13668円と、じわりじわり値を下げていますから、金曜終値13660円辺りが今月末の終値として丁度非常に居心地の良い水準であるのではないかと見ます。

当初は月火高→木金安の行って来い相場を想定していましたが、すっかり逆になったので、とりあえず明日で今週の底打ち→木金高を想定。一応明日から実質的に9月相場入りすることで、ちょっと流れが変わる方向に期待したいところです。


新興市場は「やや買い」。本日は高安マチマチ。本日はガンホー(3765)が大きく切り返してJASDAQの指数を牽引しました。別に何か材料が出たというよりは単にここまで売られた買い戻しに過ぎず、同様なパターンは東電(9501)やJトラスト(8508)といった銘柄にも表れています。つまりは薄商い相場の典型パターンと言えるでしょう。売られたから買われただけ。

基本は以前も書いたように、東証1部が落ち着いて小型株も落ち着くパターンを想定しています。なので、新興株の本格反転にはもう少し時間がかかりそうです。


ポートフォリオ銘柄】
三井海洋開発(6269)は反発。地合に押されて下げていましたが、14時44分に読売新聞から「新潟県沖など、メタン大量埋蔵か」と伝わると引け間際に反発に転じました。ただ、正直この手の材料に対する反応も鈍くなってきましたね。

実際にきちんと埋蔵量が確認できて、採掘の道筋が出来て・・・という「現実」の段階にならないと、株価的には厳しいのかも知れません。丁度バイオ株も今同じ段階に差し掛かっているような感じです。

チャート的にも崩れてきており、もっと刺激的な材料が欲しいところ。ただバイオ株と違って本質的には業績が良い銘柄ですから、このまま反転のきっかけを待ちたいところです。


船井電機(6839)は続伸。地味に下値切り上げの動きが続いています。ただ直上には一目均衡表の厚い雲がたなびいていますから、ここを抜けるにはもう少し時間が必要な気がします。逆に1050円辺りを明確に上抜けてくるようなら、相当強いのだと思いますが。正念場。


ニトリHD(9843)は反落。昨日はそのまましっかりした上伸を見せて空売りも入ってきたのですが、本日は地合に抗えず。足元円高基調で推移しており、同社にとって好ましい環境であるはずですが。


・・・そして余裕かまして外を走ってきたりしたらこんな時間になってしまったので、今日はこの辺で。


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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。