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本日の日経平均は続落。前日のNYはパウエル議長の議会証言を受けて長期金利が低下。ただNASDAQが下落し、ダウやS&Pがプラスの展開になりました。また対立が続いていたサウジとUAEの減産を巡る合意が成立したと伝わった他、ガソリン在庫の増加を受けてWTI原油先物は73ドルまで急落し、エネルギー関連株が売られました。中小型株指数のラッセル2000は1.6%と大きめの下落率。
それらを受けた日経平均は朝方から軟調。その後も断続的に売られ、次第安の展開になりました。11時に中国のGDPが発表され、予想の前年同期比+8.0%に対して+7.9%とわずかに下回ったものの反応は限定的。
後場寄りは少し買い戻しが出ましたが、改めて売りに押されました。14時半にTSMCの決算が伝わると、半導体関連株に一段の売りが入る流れ。引けにかけてほぼ一本調子の下落となって今週の安値圏で引けました。売買代金は2.1兆円台と低調。
投資判断は「やや買い」。先週金曜の長期金利急反発は、今週が債券入札ウィークとなるので、投資家のポジション解消売りが出て来たのだろうと思います。これだけの低金利であれば入札が不調に終わり、債券価格が下落する可能性があるので。加えて高い金利水準の国債を欲する投資家が、金利水準を調整しようとしてきた面もあるのでしょう。
元々CFTCの米国債ショートポジションが溜まっていたところに、景気指標やFOMC議事録公表などを媒介として買い戻しが起こり、急速な長期金利の下落に繋がりました。その仮需による下落が一巡し、長期金利も元の水準に戻ってきたと考えるのが自然です。
アメリカの長期金利上昇は日本株にとってもプラスです。完全に連動しているとは言いませんが、特にTOPIXはアメリカの長期金利に連動しやすい傾向があります。実際、アメリカの長期金利は3月末をピークに低下基調にありますが、その前に戻り高値を付けた3/19を高値にTOPIXも今年の高値を付け、そして同じく下落基調にあります。
一つはアメリカ長期金利高→円安になるのでトヨタ(7203)や東京エレクトロン(8035)といった輸出関連企業の株価に影響を与えやすいからと説明できますが、足元で一段と円安が進んでいるのに日本株は買われていません。
一番大きな理由はやはり投資家、特に国内年金資金を筆頭にするクジラのポートフォリオリバランスによる影響が大きいのでしょう。米国債を売って日本株を買うという動きが3月高値を演出し、新年度に入ってからはその巻き戻しが日本株の上値を重くしているのだと言えます。
そのクジラの値動きに対抗するには、日銀なき今、2000兆円近い金融資産を保有する個人が一致団結して買い向かう他無いのですが・・・まあそれはどだい無理な話ですね。コロナに対してすら団結して対応できない以上、個人が皆で日本株を買い支えるというのは現実的ではありません。当たり前ですけどね。
その長期金利に関しては、長い目ではやはりしばらく低下していく方向にあると見ています。というのも、景気過熱の指標がこれ以上出てくるとは思えませんから。また(個人的には気にする必要は無いと思いますが)世界的なワクチン接種率の鈍化、感染拡大などを材料に、安全資産に資金が向かいやすいターンになってくると思います。
先週金曜は長期金利の急反発とドル安が同時に起きましたが、本来は長期金利の上昇=ドル高が基本です。最近の説明ではアメリカの期待インフレ率が低下することで実質金利(長期金利-期待インフレ率)が結果的に変化していない一方、ユーロ圏では低下しているので相対的にドル高に振れているということになっています。
ただ今週からFRBが取得した社債を売却していくと決めたので、少しずつ金利は全体的に上がっていく傾向にあるのでしょう。となると全般的にドル高圧力が高まります。
もう一つ気にされている原油価格に関しては、こちらも上述したような理由、すなわち景気指標の鈍化や感染拡大、またOPEC各国の増産姿勢などを受けて次第に上値は重くなってくると思います。WTI原油先物は18年の戻り高値水準まで来たので、達成感もあるとみられます。
先週金曜の空売り比率は50.4%と今年最高に。金曜はSQもあったので売買代金は3.3兆円台と膨らみましたが、需給が良いのは事実です。金曜は前引けでTOPIXの2%下落が阻止されましたが、もし本気に日本株ポジションを売却しようと思うのならば、わざわざ阻止する理由がありません。買ってくれる人が居るのなら、その人に買ってもらった方が高く売れるわけですから。
そうでないということは、もっと値を下げたいから、ということになります。つまりもっと安く買いたいか、あるいは買い戻したいか。超短期的に下落が発生しているのであれば、どちらかというと後者の理由が大きいと見られます。(特殊要因も重なりましたが)実際空売り比率が高かったです。
チャート的には日経平均は200日線や5月安値を意識して、上手くその手前で反発してきました。とりあえず今回の危機は脱したとみられます。
個別では例の東証新市場再編の第一次審査の結果を各企業のIRベースで公表が進んでいます。案外1部銘柄のプライム市場落選も多いということですが、これで終わりではありませんから、逆に落ちた企業の方が今後の株価対策に期待が持てます。
まあプライムじゃなかった企業は、多分結果に関してはだんまり決め込みそうですけどね。なので当落選上にあると見られているのに「プライム市場通知を受けた」と発表しない企業の方が、買い妙味があるように思います。
明日のスケジュールは日銀金融政策決定会合の結果発表。現状維持は現状維持として、四半期の展望リポートが発表される節目です。アメリカでは小売売上高の発表。この辺りもインフレ率を推し量る材料になります。
新興市場は「やや買い」。本日は両指数共に軟調。マザーズはコアETF(1563)が5%安となって東証1部下落率ランキング上位に顔を出す程の弱さでした。メルカリ(4385)やフリー(4478)といった大型株が売られる一方、買われるのは直近IPOなどの指数に組み込まれていないか、寄与度の小さな小型株ばかり。アメリカラッセル2000の弱さが影響したような感じもあります。
【ポートフォリオ銘柄】
エネクス・インフラ投資法人(9286)は反発。アメリカの長期金利低下がまたインフラファンドの相対的な優位性に繋がっている感じがあります。そして引け後には中間決算を発表しましたが、同時に来期以降に他のインフラファンド同様に6ヶ月決算に移行する方針を発表。年2回分配金になるので、これは朗報ですね。
テスHD(5074)は反落。本日も上場来高値を更新しましたが、7営業日ぶりの陰線で終えました。9時ジャストに同業のウエストHD(1407)が上方修正したものの、レノバ(9519)やイーレックス(9517)含めて太陽光関連株が一斉安に。そろそろトレンドが転換しそうな感じがします。
というわけで、同社も目標株価2500円まで手の届く距離にきましたが、志半ばで明日の寄り付きで利食い終了とします。また落ち着いてきたら何らかの太陽光関連株を取り上げたいとは思います。
・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。
なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。
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※株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。
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それらを受けた日経平均は朝方から軟調。その後も断続的に売られ、次第安の展開になりました。11時に中国のGDPが発表され、予想の前年同期比+8.0%に対して+7.9%とわずかに下回ったものの反応は限定的。
後場寄りは少し買い戻しが出ましたが、改めて売りに押されました。14時半にTSMCの決算が伝わると、半導体関連株に一段の売りが入る流れ。引けにかけてほぼ一本調子の下落となって今週の安値圏で引けました。売買代金は2.1兆円台と低調。
投資判断は「やや買い」。先週金曜の長期金利急反発は、今週が債券入札ウィークとなるので、投資家のポジション解消売りが出て来たのだろうと思います。これだけの低金利であれば入札が不調に終わり、債券価格が下落する可能性があるので。加えて高い金利水準の国債を欲する投資家が、金利水準を調整しようとしてきた面もあるのでしょう。
元々CFTCの米国債ショートポジションが溜まっていたところに、景気指標やFOMC議事録公表などを媒介として買い戻しが起こり、急速な長期金利の下落に繋がりました。その仮需による下落が一巡し、長期金利も元の水準に戻ってきたと考えるのが自然です。
アメリカの長期金利上昇は日本株にとってもプラスです。完全に連動しているとは言いませんが、特にTOPIXはアメリカの長期金利に連動しやすい傾向があります。実際、アメリカの長期金利は3月末をピークに低下基調にありますが、その前に戻り高値を付けた3/19を高値にTOPIXも今年の高値を付け、そして同じく下落基調にあります。
一つはアメリカ長期金利高→円安になるのでトヨタ(7203)や東京エレクトロン(8035)といった輸出関連企業の株価に影響を与えやすいからと説明できますが、足元で一段と円安が進んでいるのに日本株は買われていません。
一番大きな理由はやはり投資家、特に国内年金資金を筆頭にするクジラのポートフォリオリバランスによる影響が大きいのでしょう。米国債を売って日本株を買うという動きが3月高値を演出し、新年度に入ってからはその巻き戻しが日本株の上値を重くしているのだと言えます。
そのクジラの値動きに対抗するには、日銀なき今、2000兆円近い金融資産を保有する個人が一致団結して買い向かう他無いのですが・・・まあそれはどだい無理な話ですね。コロナに対してすら団結して対応できない以上、個人が皆で日本株を買い支えるというのは現実的ではありません。当たり前ですけどね。
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もう一つ気にされている原油価格に関しては、こちらも上述したような理由、すなわち景気指標の鈍化や感染拡大、またOPEC各国の増産姿勢などを受けて次第に上値は重くなってくると思います。WTI原油先物は18年の戻り高値水準まで来たので、達成感もあるとみられます。
先週金曜の空売り比率は50.4%と今年最高に。金曜はSQもあったので売買代金は3.3兆円台と膨らみましたが、需給が良いのは事実です。金曜は前引けでTOPIXの2%下落が阻止されましたが、もし本気に日本株ポジションを売却しようと思うのならば、わざわざ阻止する理由がありません。買ってくれる人が居るのなら、その人に買ってもらった方が高く売れるわけですから。
そうでないということは、もっと値を下げたいから、ということになります。つまりもっと安く買いたいか、あるいは買い戻したいか。超短期的に下落が発生しているのであれば、どちらかというと後者の理由が大きいと見られます。(特殊要因も重なりましたが)実際空売り比率が高かったです。
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新興市場は「やや買い」。本日は両指数共に軟調。マザーズはコアETF(1563)が5%安となって東証1部下落率ランキング上位に顔を出す程の弱さでした。メルカリ(4385)やフリー(4478)といった大型株が売られる一方、買われるのは直近IPOなどの指数に組み込まれていないか、寄与度の小さな小型株ばかり。アメリカラッセル2000の弱さが影響したような感じもあります。
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テスHD(5074)は反落。本日も上場来高値を更新しましたが、7営業日ぶりの陰線で終えました。9時ジャストに同業のウエストHD(1407)が上方修正したものの、レノバ(9519)やイーレックス(9517)含めて太陽光関連株が一斉安に。そろそろトレンドが転換しそうな感じがします。
というわけで、同社も目標株価2500円まで手の届く距離にきましたが、志半ばで明日の寄り付きで利食い終了とします。また落ち着いてきたら何らかの太陽光関連株を取り上げたいとは思います。
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