KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

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日経平均は本日続伸。前日のNYは連日の3指数揃っての最高値更新に。明日に控えるGAFAM系企業の決算に対する楽観観測が買いに繋がりました。引け後のTeslaも予想を上回る好決算での着地。長期金利は1.28%程度で落ち着くも、インフレ率の上昇で実質金利が過去最低に。VIX指数は17.6ポイントに上昇。中国の大雨による供給不足懸念から銅は上昇。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。ただ昨日同様に28000円に到達すると上値抵抗力を感じる展開に。昨日急落した中国株が引き続き弱い動きを見せたものの、高値圏はキープする動きになりました。後場利食い売りに押されて始まったものの、売り一巡後は改めてバリュー株中心に買い戻しの動き。ただ28000円の上値抵抗力が引き続き重い状況です。

売買代金は14時15分時点で1.3兆円台と低調。


投資判断は「やや買い」。連休中の海外は総じてしっかり。特にNYは個別企業の決算が好感され3指数揃って最高値更新。製造業PMIは予想を上回ったものの、サービス業の方は予想を大きく下回り5ヶ月ぶりの低水準とマチマチでしたが、楽観観測の方が上回りました。

またしてもなんだかんだで最高値を更新してきたアメリカ市場。もう何度目になるかわからないですが今回も素直に押し目を拾っておくべき局面だったということです。前回「感染拡大を新規の売り材料にするのは無理がある」「基本的にFRBのバランスシートは拡大が続いている」と指摘しましたが、感染者数の世界的な拡大というネタを材料にして売られるようなケースは、最早本質的な下落に繋がりません。

一方、アメリカではラッセル2000の弱さも気にされていますが、これは先の銘柄入れ替えなどのテクニカル的な要因が大きいと思っています。また、中小型株を買う個人投資家が減ったことも一因でしょう。ミーム株はすっかり人気も離散した模様。本当は日米共に個人がここで結束して買い支えヘッジファンドなどをやっつけたいものですが、遊兵である個人の集団が結束するのはどだい無茶な話ですね・・・。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2021-07-19/QWIDZADWX2PT01

一つはNYに上場する中国ハイテク株の下落に伴い、それらを売った資金が他のアメリカ株に流れてきている面もあるのでしょう。少しでも地合が悪ければ「中国株を組み入れているファンドの換金売りが相場に悪影響」と言われて値を崩す原因になりかねませんでした。第二のアルケゴス問題が起きたとしても不思議ではないのですが現状飛び火せずサマーラリー継続。VIX指数も結局前回高値を上回らずに収まり、売り方は次の仕掛けのタイミングを伺っている頃合い。

そういったアメリカ買いの状況が続いており、ドルインデックスは高止まり。長期金利が低水準のままでも、ユーロが売られ続けていることで相対的にドルを押し上げています。22日に行われたECB理事会において、事前報道通りフォワドガイダンスの変更が行われ、物価の一時的な上ブレを容認する→緩和継続という流れになり、ユーロの売り圧力となりました。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

短期筋のユーロ買いポジションも6月の大幅下落以降、次第に減少しており、それ故ユーロ売り圧力が続いている印象です。
https://imm.gradefour.net/

個別ではキヤノン(7751)が今期上方修正を見せた他、KOA(6999)も1Q決算の上方修正。先に出た安川電機(6506)の決算といい、今決算シーズンは結構期待感が高まる感じなっています。そもそも外需系企業は足元の円安が追い風ですし、自動車各社も半導体不足の生産停止が伝わる反面、在庫不足により販売奨励金のカットで利益をあげやすい状況にあります。これであとは原油価格さえ落ち着いてくると、日本企業は収益力の強さを見せつけられそうですが。

ただ一般的に良いニュースは早めに出るので上方修正関連は先に出やすいこと、また安川電機のようにファーストインプレッションが良くてもその後売られるケースがあるのは注意が必要です。まあ安川電機は毎回毎回決算翌日とその後の展開は逆になりやすいクセがあるのですが。

チャート的には日経平均は先週1/7の急騰で空けた窓(27196円~27340円)を埋めに行く動きとなって、今年の上げ分が一旦ほぼ無くなりました。

チャートで私が懸念しているのは、唯一日経ダブルインバース(1357)が2月~4月にかけて388円水準で逆三尊を形成していること。その後更に5月、6月では400円割れでダブルボトムになって、これが相場の下押し圧力になる可能性は確かにあります。ただ日経平均は仕方が無いとしてTOPIXの方は長期上昇トレンドが崩れていませんから、大統領選挙後最低の14.5倍となったNT倍率はまだ低下が続く方向性にあると見ています。

先々週末時点の信用倍率は前週5.35倍→5.21倍と微減。信用買い残も3.5兆円台ではありますが、多少減りました。なお、注目の日経レバレッジETF(1570)は信用買い残が前週比1割も減っておらず、これが足元の上値の重さに繋がっている可能性はあります。また少し話が逸れますが、日経ダブルインバース(1357)が5/13よりも安いのは、それだけ時間の経過で価値が低減しているから。あまり長期で持つべき商品ではありません。


新興市場は「やや買い」。本日は高安マチマチ。マザーズの売買代金の低下が続いており、勢いがありません。本日IPOサーキュレーション(7349)は好調なスタートを切った他、直近IPOも本日のところは反発するものが目立っていますが、これらは指数に組み込まれていないのでマザーズ銘柄の古参銘柄には資金が入っていないという感じです。


ポートフォリオ銘柄】

ネクス・インフラ投資法人(9286)は反発。昨日は年初来高値を更新してきましたが、引き続きしっかりした展開になっています。8月は例年薄商い環境下の中で高配当利回りの商品に買いが入ってきますが、インフラファンドやREITなども狙われやすいのだろうと思います。


BlueMeme(4069)は反発。昨日までドドッと売られ上場来安値更新の動きが続いていましたが、さすがに本日は一服となりました。ただ全体的なIPOセカンダリ市場に連動するだけの動きが続いているので、同社固有の要因ではなかなか買われないですね。まずは下値の確認をしておきたいところ。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。