KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

レノバ(9519)がストップ安の大暴落

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日経平均は本日続落。金曜のNYはクリスマスでお休みでしたが、最後まで動いていたフランスなどは小幅安で終了。またアメリカからのLNG供給を背景にヨーロッパ向け天然ガス価格は連続の大幅安に。またロシアがウクライナ周辺から部隊1万人超を撤収と伝わりました。
https://www.barchart.com/futures/quotes/TGF22

それでも日経平均は朝方から小幅安ながらも上値が重い展開に。ソフトバンクG(9984)がクレディ・スイスGから訟を受ける可能性と伝わって売られた他、全般的に薄商いの中で年内損出し売りが小型株中心に進む形。一方、東京エレクトロン(8035)がまた最高値更新となる一方で、同じく高値更新後レーザーテック(6920)はマイ転とマチマチ。

中国株はしっかりしていますが、後場は更に閑散に輪がかかったべた凪相場になっています。売買代金は13時時点で1兆円と閑散。


投資判断は「中立」。木曜にはS&Pが最高値更新となり、また無限に強いアメリカを確認した形になりました。ただサンタラリーに向けた期待感や年末の薄商い環境下ということもあり、この高値更新自体は額面通りに受け入れない方が良いとは思っています。また全員参加型の相場に戻った時には適正水準に値を戻すのでしょう。

残念ながら金曜がお休みだったので、アメリカでの色々な商品の建玉のポジション更新がありません。薄商いでイベントも無く、海外マーケットに関しては改めて書くことがあまりありません。

今週のスケジュールも年末なので大きなものがありません。本日は香港やイギリスなどが休場。29日(水)は12月期決算銘柄の権利落ち日。30日(木)は大納会。31日(金)は中国で国家統計局のPMIが発表、という具合です。

なお大発会は1月4日(火)で、近年はこのパターンですが土日がその間に含まれてしまっていますから、最短の4営業日しかお休みではありません。海外市場とのラグも31日(金)と3日(月)の2日間のみですから、極端に波乱を警戒する必要は無いようにも思われます。

今週の日本株に関しては、上値が重くやや下落する展開を想定します。

需給的には28日までが年内の取引なので、あと2日間損出し売りが続く可能性があります。特に個人投資家の大好きなマザーズ市場は昨年末比マイナスの位置ですから損出し売りが余計に出やすいところです。

加えて信用買い、信用売りの返済圧力も強まります。29日に約定となると、受渡が1/4までの期間にまたいでしまうので、4日分の日歩、逆日歩がかかってしまいます。年越しの区切りという節目でもあり、信用取り組みが厚いところは反対売買が出やすい時期でもあります。

特に半年前に遡ると7/2の週に信用買い残が742億円、7/9の週に同1655億円増加と大きめの週がありました。逆に売り残はそれぞれ874億円、447億円と減っており、半年期日を考えるとこれらの反対売買が大きく(売り残は小さく)なるタイミング。

正直半年間信用残高を持ち続けている人がどれだけいるのかはわかりませんが、半年毎にトレンドの山谷を付けやすい傾向があるのも事実なので、この需給要因が重くのしかかってくる可能性は否定できません。
https://www.traders.co.jp/margin/transition/transition.asp

先々週の投資主体別売買動向では外国人投資家が現物を4,660億円の売り越し。一方、先物を1,570億円の買い越しということで、差し引きで外国人売りが続いています。日本の新資本主義に対する外国人の評価なのでしょうか。対して個人の売り越しは12月のIPOシーズンなので仕方無いとして、信託銀行が3691億円の買い越しと買い支え。あと冬ボーナスを当て込んで投信が12月に入ってから連続買い越しという感じです。

少し早いですが今年の反省としては、大人しく「VIX指数が急騰したら買い」を繰り返していればそれで済んだ一年でしたね。前半は鬼ホールドを貫きましたが、10月以降VIXが急騰する都度「そろそろ危ない」とばかりに警戒したら、結局また戻っていくパターンの繰り返しでした。素直にFRBのバランスシートが拡大している間は逆らわずに買いが正解だったようです。

ただ日本株も含めて、昨日くらいから年末までの株価推移は、チャート的にはエラーとして扱うのが妥当な感じがします。例えばこれで「持ち合いを上放れたから追撃買いだ!」と判断するのは危険だということです。参加主体が少ないためイレギュラーな動きをしがちなので。「ダマシ」の動きが多く、正常化するのは来年からということでしょう。


新興市場も「中立」。本日は両指数共に軟調。直近IPOが息を吹き返す中、そちらに資金を奪われてしまい既存のマザーズ銘柄が売られて指数が下がりました。個人投資家中心の市場ですから年内損出し売りがピークに来ている形。ただマザーズは売買代金も膨らみましたし、金曜の7社IPOで需給バランスを崩さなかったのならば、もう一押しあったとしても、更に安値更新とはならなそうです。


ポートフォリオ銘柄】

売りポートフォリオシマノ(7309)は続落。ようやく下放れの動きになってきて、このまま31000円割れで行けば終値ベースで12月の安値となりそうです。釣り好きの友人曰く、釣り具では同社の高品質品が品薄で、グローブライド(7990)に流れて行っているのだとか。そのダイワの方も品薄には変わりないそうですが、高付加価値品の機会損失は同社の方がダメージが大きそうです。


【注目銘柄】

レノバ(9519)はストップ安売り気配。こちらは21日配信の有料メルマガで売りで取り上げ。

再生可能エネルギーの発電と開発を行う会社ですが、アメリカではインフレ率抑制や巨額歳出法案に反対するマンチン氏地盤ウエスバージニア州の石炭産業に配慮して化石燃料復権が期待される→太陽光関連は一転売られる側に回るのではないかと考えました。

また、この銘柄に関しては今年(というよりバイデン大統領誕生が決まって以降)の大ヒット株。昨年下半期入り~今年下半期入りまで実に6倍化した実績があります。だからこそ、年も変わりそうで来年のトレンド転換も想定されるところで、この辺りの売り転換を狙ってみても良いと思いました。

そして金曜引け後に出たのが、持分法の風力発電会社が有力と見られていた秋田県洋上風力発電の選定に漏れてしまったという結果。三菱商事(8058)に競り負けてしまい、本日は執筆現在ストップ安値付かず。30年間もその海域を使用できる権限があるということなので、本命視されていた同社にとってはネガティブサプライズとなりました。

他社に比べて高いPER、PBRはこの長期間に渡る安定的な収益源を期待していたものとみられ、その剥落(適正水準化)が見込まれます。また、この一件で商社との圧倒的な力の差を見せつけられると、他の新興電力会社にとってもマイナス。実際、本日は同系統とみられるテスHD(5074)やイーレックス(9517)も大幅安となりました。

商社は風力発電運営での採算よりも、建設段階での旨みや実績を積んでいくことのメリットの方で総合的に稼げるので強いのでしょう。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。