KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

日経平均7連騰!

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日経平均は金曜続伸。前日のNYはECBが0.5%の利上げを行い若干サプライズとなったものの、前日に出たTeslaの決算を受けてNASDAQ中心に3指数揃って堅調。ヘルスケア市場への参入が伝わったAmazonも買われ、特にGAFAM系に買いが集まりました。バイデン大統領がコロナ感染と伝わりましたが、大したことないということで尾を引きませんでした。

それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。アメリカでスナップが予想を下回る決算を発表し、同じくネット広告事業を手がけるGoogleFacebookも含めて時間外で下落したことからNASDAQ先物が下落。それを嫌気した売りが先行したものの、間も無く売り一巡となると、その後は買い戻しが優勢に。グロース市場が下落しても抗する強さがありました。

後場も一段高。ファーストリテイリング(9983)が中国株が始まった辺りから買われ出し、為替も円安方向に振れる流れ。ただ14時以降は息切れし、28000円には届かずに終わりました。日経平均は7連騰。売買代金は2.6兆円台と低調。REITも堅調でした。


投資判断は「中立」に。金曜のNYはスナップが約40%急落し、GoogleFacebookなども連れ安でNASDAQが2%近い下落。今週ここまで強かった反動もあり3指数揃って軟調となりました。VIX指数は23.0ポイントに低下。長期金利は2.75%に低下。WTI原油先物も95.1ドルに下落。それらを受けた日経平均先物は27690円と月曜の日本株軟調なスタートが予想されます。


今週のヨーロッパ株はロシアとヨーロッパを結ぶパイプライン「ノードストリーム」絡みで停止リスクが示唆され売られる動き。足元の熱波で40度を超え、クーラーが必需なヨーロッパで果たしてどこまで電気代が上がるのか。電気代の上昇も増税のようなものですからね。

最近の気になる話題としてはキャシー・ウッド氏率いるアークがETFを一つ閉鎖。今回理由としては「(閉鎖されるETFが同社としては珍しいパッシブ型なので)原資産指数を提供するところが7月末で指数算出を停止するため」。同社としては規模もかなり小さいものだそうですが、小さな小さなハイテク株の逆サインかも知れませんね。なお、医療系ハイテクなどを組み入れているファンドとのこと。
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2022-07-19/RFAD3YDWLU6801

今週は半導体関連株が補助金法案の上院での採決見通しを受けて買われ、日本株もしっかりした展開になりました。

しかし特に閑散としているのが後場の値動き。これでよく後場の取引時間を延長しようとする動きがあるなと思う程、後場の存在価値が無いような値動きになっています。毎回毎回結局後場寄り水準に戻ってきて終わりというパターン。そういうしがらみが薄そうなグロース株市場に、余計に優位性があるとは思うのですが。

チャート的には日経平均が窓を空けて急伸し、6/13の急落で空けた窓をキレイに埋めに行く動き。つまり6月のCPIショックを取り返したことになり、200日線も超えてきました。一方、TOPIXの方は勢い良すぎて6/13~7/19までの日足を離れ小島にしてしまう「アイランドリバーサル」を示現。

ということは毎度の私のアノマリーアイランドリバーサルの窓は必ず埋める」に従えば、1924ポイントくらいまでは「いずれ」埋め戻しに行くということなので、嫌な忘れ物を残してきた形。急伸の反動は気にしておく必要がありそうで、手放しでは喜べません。

あと気になる訪日外国人観光客に関しては、6月はむしろ前月比減少という結果に。大して増えないだろうとは思っていたものの、まさか減少とは。これはインバウンド関連にまた冷や水ですね。

木曜引けに海運3社が揃って上方修正を発表し、金曜は大きく買われました。それぞれが共同保有するコンテナ船事業の「ONE」社が引き続き好調。資源株も含め、そろそろ上方修正しても売られる・・・という反応になれば、相場全体の「時代」が変わったと言えるのですが(=グロース株反転の時代に)。

先週末時点の信用倍率は前週4.2倍→4.1倍に低下。買い残は横ばいも売り残が多少増えました。先週は週間で少し上がった週なので、さもありなんという感じの推移です。


新興市場は「買い」。金曜の東証グロース市場指数は反落。日欧の金融政策の結果が出たこともあり、全般的にプライム市場の大型株優位の展開になりました。ここまで戻りの強かったグロースCore銘柄ほど反動安となる形。個人的にはあまりグロースが一気に急伸しない分、将来の伸び持続力が増すと思っているので悪い気はしていませんけれど。

アメリカでも例のアークイノベーションファンド(ARKK)も5月以来の50ドルに接近。一応アメリカではNASDAQの上昇が大きくなっています。
https://www.bloomberg.co.jp/quote/ARKK:US

マザーズ指数は今週ようやく700ポイント超えで4月以来の高値に。アメリカでもGAFAM系に買いが出てきましたから、日本でもそのような格好。出来高も膨らんできました。

そしてボリンジャーバンド+2σを超えてきました。昨年以降ボリンジャーバンド+2σを超えると、昨年2月にせよ11月にせよ、また今年4月にせよ6月にせよ、その後大きな下落に繋がってしまいました。ただそれは大きな下げ局面であったからであり、例えばコロナ回復局面の20年4月以降はお構いなしにグングン上がった経緯もあります。

個人的には反撃は始まったばかりであまり気にする必要は無いですが、頭の片隅くらいに置いておいても良いかなとは思います。マザーズ指数が4%を超えグロース市場の値上がり率ランキングに二桁上昇がズラリと並ぶような状況になった時に初めて警戒すれば良いかなと思っています。


ポートフォリオ銘柄】

アニコムHD(8715)は続伸。一時700円を回復しし、3/7の下落で開けた窓を埋めに行く動きになりました。なお、前回「引け後に出るとみられる月次がどうなっているかに注目」としましたが、よく考えたら決算が再来週に控えているので、月次はその時までお預けですね。


巴川製紙(3878)は大幅続伸。金曜後場に決算の上方修正を発表。半導体やトナーが想定以上ということで、まあそうでしょうねという感じの上方修正でした。それでも減益は免れないのですが、一般的に上方修正する銘柄は上方修正癖があるので、1Qからの上方修正となると最終的には増益着地も十分期待できるでしょう。そうなれば増配も視野です。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。