先日は父の7回忌がありました。もう父が亡くなってから6年も経過するんだな感慨に耽ました
7回忌は近くに住む身内だけでやろうということで、私一家と姉一家だけでこじんまりとやりました。実は姉は比較的近くに住んでいるというのに、会うのは今年初めて。何度か家に訪問したことはあったのですが、姉だけはたまたま留守ということが相次ぎ、当日まで顔を合わせていませんでした
法事は滞りなく終了お坊さんは私より若いくらいの人で、髪の毛も束ねてかなりサーファー感があります確か学校の先生もやっているという異色の人です
法事が終わった後の説教ですが、私は案外楽しみにしていますまず「私が3回忌の後にした話を覚えている人はいますか?」と言われ、誰も覚えていなかったので、改めて同内容の話をすることに。「法事は何のためにするのか?」というテーマでしたが、聞けば「あぁ、そういえば前に聞いたな」と思い出しました。確かブログでも書いたような
結論を言えば「法事は自分の立ち位置をハッキリさせるためのもの」と。法事で親類一同が集まった時に、例えばうちの娘のような小さな子が何人か居ます。親類の話題は全てその子供達に集中し「大きくなったね」「おじさん誰だかわかる?」というような会話が成されます。
その時に「おじさんは亡くなった○○さんの弟だよ」とか「おばさんは亡くなった○○さんの弟と結婚した奥さんだよ」など、亡くなった方を中心に家系図を子供に教え、自分がどういう位置にあるのかを認識する場である、と。確かにこういう機会で実物を見ながら説明を受けないと、誰が誰やらサッパリわかりません
そういう機会を与えてくれるためのものであり、命の繋がりを認識する場である、と。決してコロナでめっきり減ったお坊さんのお布施を稼ぐための場なだけではないよ、とオチも付いていましたまあ娘が全てを理解したとは到底思えませんが、確かに姉とも今年初めて会いましたし、親戚一同で集まって互いの近況を語り合う場としてもコロナ禍で益々重要なイベントですね