今更ながら漫画「静かなるドン」108巻を読破しましたいやー、読み始めたのは恐らく大学の頃じゃないかと思うのですが、四半世紀かかりました連載自体は10年前に終わったのですが、なかなか機会もなく80巻くらいまでは順調に読んでいたのですが・・・
それが昨今電子コミックでお求めやすくなったので、昨年から少しずつ購入し、ようやく先月完結しました作者の新田たつお先生のインタビューでも見たのですが、やはりこの電子コミックのお陰で購入しやすくなった読者がドッと買ってくれたお陰でビルを建てることができたのだとかいやー、電子コミック恐るべしですね
しかし正直言わせてもらって、漫画はどの漫画も60巻が限界だと思います60巻のラインは、横山光輝先生の「三国志」ですね。それ以上だと、どんな名作漫画も冗長で食傷気味になります私の場合は今回の「静かなるドン」の他にも「美味しんぼ」「銀魂」なんかも60巻を超えた辺りから「もういいよ・・・」と思いましたし「ジョジョ」もシリーズで区切ってますが、そろそろいいかな、という感じです
じゃあ読むの止めれば良いじゃないかということなのですが・・・ここまで読んでおいて結論を知らないというのは、あまりにも悲しすぎるでしょう、と。そして惰性や変な義務感で読み続けることに・・・一方、一話単発で終わる「こち亀」とか「ゴルゴ13」はまあアリだと思います。新聞の四コマ漫画的にマンネリが良い安心感に繋がっていますから
やはりストーリーが繋がっているものがきついんですよね最初の頃と設定や辻褄が合わないじゃないか、とか。例えば「静かなるドン」はヒロインの秋野さんは最初三つ編みお下げ髪の田舎臭い女の子だったのに、途中からガラッとキャラ変わりましたし「代紋TAKE2」なんて、最終回がスーファミのゲームだったという酷いオチですし・・・
恐らくは作者も止めたいけれど編集に懇願されて止められないとか、色々事情があるのでしょうけれどそういう意味で「鬼滅の刃」とかは、スパッと止めたのは正解でしょう。ピーク時に引退を許されないスポーツ選手の哀愁と重なっているような感じがするのは私だけでしょうか。
そしてなんだかんだで「静かなるドン」の新シリーズ連載スタートも読んでるんですけどねまた前シリーズを1巻から読み直したり。結局止められない私もいます