KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

SOX指数続落

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前日のNYは翌日にCPIの発表を控えて高安マチマチ。長期金利は4.1%に微上昇。売買高は低調でした。半導体株指数のSOX指数は1.4%の下落。NVIDIAが2%の続落となった他、ロックアップ解除が近いアームが3.6%、トランプ氏に「国民の敵」と名指しされたメタが4.4%の下落。WTI原油先物は78ドルに小反発。ビットコインはイギリス当局によるETN許可を受け7.2万ドルを超え過去最高値更新。


投資判断は「売り」。今がバブルかバブルではないかという議論に関しては、前にも書いたように銘柄や指数的にはバブル感はあるが、本質的にはバブルではないと思っています。バブルではないという理由の一つに、89年はPERが60倍にもなって、不動産バブルが根源だったという言い方がされます。また当時は皆がバブルという言葉を知らず総強気でした。今はそうでないからバブルではない、と。

ただ当時は今ほど大型株に資金が集中していなかったと思われますし、先物空売り、オプションなど指数を巡る金融商品が発達し過ぎて指数プレイの度が過ぎているので、誰も天井の予測が出来ていません。だからこそ更に上値は追いやすくあり、適正な値が付かない。そういう意味でバブル的だと思っています。

繰り返しになりますが、ドイツですら最高値更新波動となっていた中ですから、日本株が最高値を更新することに異議はありません。ただ指数構成の事実上、34年前の高値は参考値であり、最高値更新自体は事実上今年に入ってから進捗していました。特に1月中旬から為替も大きく円安に振れたわけではないのに買われており、欧米のようにゴルディロックスである、という生ぬるい言葉で片付けられるようなスピードではありません。

直近の安値と言える投資の日、昨年10月4日からの上昇率を見ても、日経平均は27.2%、TOPIXは20.2%、グロース指数は6.2%という位置づけ。ちなみにTOPIXコア30は26.3%、TOPIX大型株指数は23.8%、小型株指数は15.7%という具合です。

ちょっと話が脱線しますが、投資家の間で話題の、あのタワー投資顧問の運用部長で日本一稼いだサラリーマンとして話題になった清原達郎氏の本を早速読みました。前半部分を要約すれば「少数派になれ」「誰にも期待されていない割安小型株を買え」「大型株は参加者が多過ぎて株価分析ができないから触らない」「PERはアテにはなるがPBRはアテにならない」というような感じでした。

この小型株劣勢の中でこの本が出たタイミングもまた因縁を感じますが、やっぱり周りを見ても、またネットの「億りびと」の意見を聞いても、大成功している人の王道は割安小型株に見出した自分のアイデアを信じて待ち続けた人ばかりなんですよね。

勿論、この人は小型株で成功した人なので小型株の話になるのは当然ですが、やはり今の大型株で勝つ相場は「力任せ」に過ぎない感じ。そういったイケイケハイボラ相場や、かつてのITバブル、新興バブルで稼いだ人って一時的で残らないケースが多いです。本の中の小話にもありましたが、28勝2敗して、その2敗で破産する・・・という人多いですから。私の周りにもいます。

今やすっかり大物投資家となった井村俊哉氏も今年のパフォーマンスは△2.7%なのだとか。一方、テスタ氏は生涯利益100億円到達ということで、勿論この波に乗れるに越したことはないのですが、海外著名投資家も揃って今の相場には疑問を呈していますし、大型株にやり過ぎ感があるのは事実と言えます。今は雌伏している中小型株に、自分独特のアイデアで成長の原石を探す良い時期なのでしょうね。私も何とか独自のアイデアを皆様に提供できればと思っていますが。

ビットコインの急騰ぶりが話題です。ただビットコインは近年は株式市場と切り離された存在でしたが、ETFが上場し金融機関やヘッジファンド保有するところが増えると、当然影響が出て来ます。今はそれが順の循環を生んでいますが、もし逆回転したら案外市場が想定していなかったリスクに繋がるかも知れません。

そして金も3月に入った途端に買われた点も注目です。長期金利の低下が金の買いに繋がった形ですが、全般的に出遅れ物色が拡がっているような感じもあります。先週は穀物も遂に反発の兆しが出て来て、原油も高止まり。商品市況はリスクオンの流れが出て来ています。ドル安が商品市況の押し上げに繋がっている形。


新興市場は「中立」。昨日のグロース指数は昨日続落。金曜同様にAI関連株やここまで買われていたさくらインターネット(3778)、住石HD(1514)といった短期筋大好き銘柄が軒並みストップ安となったことが響きました。200日線も割り込んできており、やはり地合が崩れるとこういう小型株の下落の方がより大きくなります。アメリカでも中小型株指数のラッセル2000が軟調でした。


ポートフォリオ銘柄】

売りポートフォリオファーストリテイリング(9983)は昨日続落。特に後場下げ渋る動きでした。確かに既に浮動株の大部分を日銀が確保しているのですから、少しでもまたファーストリテイリング玉を買い上げる動きが出れば下げ渋りやすくなります。今回の結果で、またファーストリテイリングの寄与度は11%超え(他の銘柄がファーストリテイリング以上に下げたので)。


そして今回は買いポートフォリオとしてSPDRゴールドETF(1326)を取り上げます。珍しくETFを挙げますが、やはり足元の世界的な金価格上昇は長期的に続きそうです。株が下がっても、世界的に緊張感が高まっても、またアメリカで利下げが始まっても買われる要素があります。唯一のマイナス材料は円高くらいでしょうか。

本日の寄り付きから買いポートフォリオ入れとし、目標株価は現段階では特に定めないものとします。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。


なお、上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。