KA.Blog

株式市場で気になる銘柄をピックアップして分析、検証していきます。主に中期~長期の投資で成果を上げ、値動きを追っていく予定です。株の他にも日常の話題やコーナーで綴っていき、むさくるしくない(?)ブログにしていきたいと思っています。

枯れざくら~昔の防衛大学校物語 パワハラ

防衛大学校入校話の続きです
http://www.ric.hi-ho.ne.jp/joeshow/KA.Blog/20200804.html


ミーティングで指名され、スケープゴートとなった者以外の1学年は体育座りの形で必死にメモを取りながら、上級生の発言者の方に一斉に向かなければなりません発言の都度あっちを向いたり、こっちを向いたり、正面を向いたり三者から見れば異様で滑稽な行動かも知れませんが、当人達は至って真剣です

このミーティングの1時間、本当に針のむしろに座っているようで、一日で一番嫌な時間帯でした課業から帰ってきてホワイトボードに「ミーティング」の文字を見つける度にブルー

しかも後々わかりましたが、ほぼ毎日のようにミーティングが行われたのは我々8号舎くらいで、他の大隊はそこまで酷くなかったようです理由の一つとしては女子学生と文系の学生が居たので人数が多かった分、シバきネタの絶対数が多かったせいもあるでしょう。またやはり食堂や風呂など何かと遠いので、時間が無くてアレコレミスの機会が多いという点もあると思います

更に8号舎には43中隊と44中隊が同居していましたが、隣の中隊に負けじと、相乗効果で厳しかったという点もあるように思います

ミーティングが終わると、容儀点検の報告書を提出にいかないと行けません。ただ週番の部屋には長い行列が一人一人報告書の提出と再点検を受ける必要があるので渋滞しがちです部屋の中から怒声が聞こえてきたりして、待っている間も予防接種を受ける前のようにドキドキです

私はというと、そもそもその前に前日の容儀点検で名札を引き剥がされたので、自習時間を使って名札の縫い直し何度も引き剥がされ、遂には点呼で並ばなければならなかったので、絶対引きちぎられることを覚悟の上で縫っている途中の状態で並んだこともありました行かないことの方が罪が重いのでそして案の定引きちぎられてシバかれました(つづく)

円高で上値が重く

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日経平均は本日続落。昨日のNYはハイテク株が買われる一方、金利の下落を受けて金融株が売られ高安まちまち。ドル円は106円を割り込んで返ってきました。VIX指数は21.5ポイントと一段と低下。


それらを受けた日経平均は朝方から売りが先行。ジリジリと売られ23000円を割り込む展開となりました。ただ後場は薄商いの中で日銀ETF買いが入ったと見られ、多少値を戻す展開に。売買高は13時45分時点で6億株台と低調。


投資判断は「やや買い」。先週のアメリカ株は全般的に強い週でした。債券価格が下落し長期金利が上昇したことで、債券→株への資金シフトが起こった格好。長期金利上昇の理由の一つは、決算や雇用統計を通過して、またワクチン開発期待感も高まりアメリカの景気先行きに安心感が生まれたこと、もう一つは過去最大となる債券入札ウィークを経て、債券の需給が緩んだことがあります。

その金利上昇の裏で、まだ短期筋によるユーロ買いの動きが続いています。11日時点のユーロ買いポジションは一段と増加し過去最高を更新。11日以降更に長期金利の上昇が加速したので、そこから短期筋のポジションにどう変化があったのかは来週の結果を待たないといけないのですが、11日以降もユーロドルではユーロ高が続いているところを見ると、まだ反転の気配が見られず更に積み上がっているのではないかと予想されます。
https://www.dai-ichi.co.jp/market/cftc.asp?cd=5173

そういった形でドル円の円安が進み、先週の株価上放れの一因となりました。それまでドル建て日経平均自体は海外の指標に比べてあまり出遅れ感が無く「円安に振れれば、一気に6月戻り高値を上回る爆発力」があったので、長期金利上昇→円安→円建て日経平均の上昇に繋がったという格好です。

もう一つ、長期金利の上昇を通じてアメリカ株でも金融株が強くなっており、その流れでバリュー株優位の動きが続いています。日本株にとっては、円安と裁定売り残の買い戻しの両方を誘発する形で株価を押し上げてくれます。

一方で決算を発表したソフトバンクG(9984)が結局売られたことで、バリュー株優位の展開が続きました。先週は鉄鋼株や、NTT(9432)が急騰。決して業績が良いわけではないのに(また先行きも決して楽観できないのに)、買い戻しが優勢になったのも偏に「バリュー株だから」という理屈に過ぎない感じがします。

その「円安」「バリュー株」の恩恵を最も受けているのは先週まで8連騰のトヨタ(7203)だったのかも知れません。TeslaはAppleに次いで株式分割を発表し強含みましたが、引き続き世界の自動車メーカーの時価総額トップを快走しています。そのTeslaがグロース、トヨタがバリューと考えれば、その差が縮むのは妥当です。ただ皮肉なことに、円安になればその分トヨタのドル建て時価総額は下がってしまうのですが・・・。

なお、アメリカではハリス副大統領候補が決まりましたが、バイデン氏の年齢や健康状態を考えると、任期中にハリス大統領昇格という可能性は比較的高いようにも思えます。そうなってくると左寄りの人ですからもう少し株式市場にマイナス反応があるかと思いましたが、とりあえず今の段階でそこまで現実的な話では無いのでスルーされている具合です。まあ就任した後に豹変するとこもママありますし、株式市場が反応しないのならそれはそれで良いように思われます。

本日はまたハイテク、半導体株が買われてきちんと資金循環しており、株式市場からお金が抜けている感じがしません。先週の日経夕刊でも「投信に個人マネー回帰。7月に純流入5000億円」と指摘されていたように、逆張りの買いや日銀ETF買いなど国内勢が苦境を支えた結果、売り方が痺れを切らしたという形になっています。

金価格に関しては専門ではないので当てずっぽうですが、恐らくもう一度高値を目指すような動きになるものの、結局高値を抜けられずに下がっていくパターンなのではないかと思っています。この高値大陰線を見ると、13年5月のバーナンキショックのチャートを思い出してしまうんですよね・・・。

足元の懸念材料は、その長期金利が急上昇せずにジワジワと上がっていくようなトレンドを持続できるかどうかというところ。これができれば「何故株価は上がるんだ?」「バブルはいつかはじける」という懐疑派をいつまでも懐疑派の殻に閉じ込めておくことができ、売り方を真綿で首を絞めるような形で過熱感なく上げられるので、相場の持続性に繋がります。

そしてこれは完全に勘ですし楽観的過ぎますが、恐らくそろそろアメリカなどからワクチンの完成形が出てくるのでしょう。先日ロシアで開発・承認されたと伝わりましたが、そうなってくると西側もスピードで負けるわけにはいきません。既にフィリピンドゥテルテ大統領が「自分が実験台になる」と発言したように、新興国にしてみれば、ロシアのワクチンだろうとアメリカのワクチンだろうと、わらにもすがる思いで求めてきます。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO62496610R10C20A8I00000/

ブラジルを見ればわかる通り、ロックダウンをしたくてもできないのが新興国の懐事情。経済的にも治安的にも、国民一人一人の命よりも重要なものがあり、それは先進国の人間には理解できないものです。そこにロシアの未完成かも知れないであろうワクチンが出来たのであれば「よりマシ、よりベター」な方を選択しても不思議ではありません。

そうなってると、新興国でロシアの発言力が一層高まってしまいます。ですから、西側諸国も多少の見切り発車を覚悟の上でワクチンを世にリリースしてくるであろうと思われます。その場合、株価にはこの上ない刺激材料を与えることになりそうです。もっとも、その場合は金融緩和の終了も示唆することになり、株価の天井を形成するリスクもはらむのですが・・・


新興市場も「やや買い」。本日は両指数共にしっかり。新興市場には閑散相場の中で値動きを求める売買が集まった形。しばらく手がかり難の中で、同様のトレンドが継続しそうです。例年、マザーズは8月が底で年末にかけて強いというアノマリーもありますが、今年もそのパターンが当てはまるのかも知れません。


ポートフォリオ銘柄】
日本ドライケミカル(1909)は大幅反発。なんだかんだで決算後の急落分を全て戻し、8月の高値を付けてきました。先般の日本リビング保証(7320)といい、結局決算を見て売った者負けのような展開が続いています。防災関連はセコム(9735)の1万円乗せに象徴されるように、引き続き需要の強い業界だと見られます。


ホクト(1379)は反発で年初来高値更新。ライバルの雪国まいたけ(1375)が再上場ということで、資金分散懸念にも繋がりかねない状況ですが、再上場にベストのタイミングとベインキャピタルが思う程に事業環境が良いということでもあります。引き続き食料品価格上昇による利益率改善が追い風です。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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日経平均は金曜続伸。前日のNYは高安マチマチ。新規失業保険申請件数が100万件を下回ったものの、シスコシステムズが決算を受けて急落し強弱感が対立しました。半導体指数のSOX指数は下落。30年債入札が不調で長期金利は0.73%弱まで上昇。ドル円は107円を回復して返ってきました。


それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。SQ値が23350円で決まると、その水準を意識して上値が重い展開に。マイナス圏に沈むものの、概ね前日終値を挟んだ値動きに終始しました。後場も同様。終日値動きが鈍く、後場の値幅は60円ちょっとに止まりました。売買高は10億株台、売買代金は2兆円ちょっとと、SQ分を差し引くとようやくお盆休みっぽくなりました。


投資判断は「やや買い」。金曜のNYは出てきた経済指標が総じて予想を下回り、高安マチマチ。VIX指数は22.1ポイントに微減。半導体製造装置大手アプライド・マテリアルズは決算を受けて買われました。長期金利は0.71%で安定も、ドル円は106円半ばにやや円高に。それらを受けた日経平均先物は23140円となっており、月曜の日本株軟調なスタートが想定されます。

先週までの市場の話題は株価の水準よりも、低下していくアメリ長期金利と、それに反比例して上がり続ける金価格でした。コロナ対応を錦の旗として、無尽蔵にお金を刷り続けることでドルの価値が下落し続けており、金やビットコインなど他の資産の価値を押し上げました。結局、株高もドルの価値が低下しているから代替資産として株がチョイスされているという面もあるでしょう(外需企業であればドル以外の外貨も稼ぐことができるため)。

ところが、先週は長期金利が上がり、一方で金利を生まない金価格が暴落。先週は過去最大となる債券入札ウィークだったので、それで債券安が進みました。もう一つ、雇用統計の結果やワクチン開発期待感で景気回復期待感が高まったと説明できるかも知れません。

それでも尚ドルインデックスは18年5月以来の低水準。まあ確かに金利が上がったと言っても、歴史的な絶対値としては未だ低水準であることに変わりはありません。またドルインデックスの下落スピードは早いものの、ここまでのドルが高すぎたという面もあるので、それが株式市場に悪影響を及ぼすところには至っていません。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

むしろ低金利は、景気にはプラスとも言えます。国民が金利の影響を最も直接的に受けるのは何と言っても住宅ローン。アメリカでは新築住宅の割合は大きく無いものの、昨今のコロナで郊外住宅の需要が増えています。

そもそも、実はコロナ前から「ニューヨークから人が逃げ出している」という現象が起きていました。というのも、あまりにもニューヨークの不動産価格が高過ぎるので、不動産価格の安いところに人口が流れていくのは至って自然。
https://www.mashupreporter.com/new-york-lost-the-most-residents-census-2019/

というわけで金利が低ければ「家を買う」コストが安く済みます。一般的に家は人生で最大の買物であり、つまりは関わる人や業種も増えます。不動産業を始め建築に携わる人や資材を製造する会社など、自動車以上にお金が動きますから、景気に与える影響は大きいです。ただ先週の雇用統計にしろISM非製造業景況感指数にしろ、数字はそれぞれ良かったものの建築部門に関しての伸びは限定的でした。まだ金利低下=住宅取得意欲とは言えない感じではあります。

幸いという言い方が適当かどうかは不明ですが、日本での感染者数の増加に対して株式市場の反応は弱くなってきました。特に足元ではコロナ感染者数もお盆休みに入るので、更に医療機関がお休み→感染者数が少ない出がち、なのもあるでしょう。ただそれを差し引いても最近東京の感染者は減ってきた感じはありますね(逆にその他地域に広がってきた)。

最近少し為替と日本株の連動性が戻ってきたような印象を受けています。それは決算を概ね通過した結果、想定為替レートを付記した上で通期見通しも出てきており、各企業の上ブレ・下ブレ期待感が為替で計りやすくなったからでしょう。今期見通しが公表され、四季報予想やアナリストコンセンサス以外にも「目安」が出来ました。

結果的にここまで四季報予想やアナリストコンセンサスなんて大ハズレですが、コロナ環境下ですから誰も彼らを責めれませんね。もっとも会社計画も怪しいものですが。

先週はワクチン開発期待感も高まり、バリュー株優位の展開が目立ちました。ここまで日本株が出遅れていた分の修正があっても不思議ではありません。特に日本株=バリュー株みたいなところがあり(裏を返せばITが弱い)、日本株全体のPBRも1.17倍ということですから、世界のPBRに比べると半値くらいの位置にあります。
https://www.morningstar.co.jp/RankingWeb/SectorPart.do?sectorCode=0000
https://myindex.jp/global_per.php


新興市場も「やや買い」。金曜は両指数共にしっかり。マザーズは引き続きここまで売られた分の反動やアメリカでNASDAQが強かったことなどを背景に買い戻しが優勢になってきています。決算シーズンはこれで一巡したので、ここから改めて売る材料が無いでしょう。


ポートフォリオ銘柄】
日本リビング保証(7320)は大幅安。一時はコロナ後の戻り高値を更新したものの、後場に発表した決算で今期見通しの渋さが出て売りが殺到。大幅安になりました。うーん、確かにここは決算が固いのと、四季報予想が強かったので期待した向きも多いと思うのですが。ここ3ヶ月ジワジワ上がった分を一日ではき出す形。

一応、教育用ICT事業進出など面白いネタもありましたし、個人的には東証1部昇格期待感などもあるので、まだ強気で見ていけることに変わりは無いと思っています。


はごろもフーズ(2831)も反落。決算期待感もあってここ一ヶ月はグングン買われる動きになっていましたが、増配も通期減益見通しを嫌気して出尽くしの売りに押されました。ただ前日に出来高を伴った高値引けとなった割には反動安は抑えられた感じ。目標株価3500円には指呼の間になりましたが、もう一段高を期待します。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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株式投資は自己責任でお願いします。文中の内容は現時点で予測できる範囲で想定されたものであり、正確性や投資成果を保証するものではありません。

枯れざくら~昔の防衛大学校物語 ミーティング

防衛大学校入校話の続きです
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そして19時前には指定された会議室に1学年が全員集まります。容儀点検の時と同様にバッチリプレスと着こなしを行い、手にはノートとペンを持って直立不動のまま整列して4学年がやってくるのを待ちます1学年は40人ほど居ますから、会議室は嫌な熱気でムンムンです

19時に4学年が次々と部屋に入ってくると、緊張の糸がピンと張り詰めた空気になります基本は中隊、小隊学生長と、あとは有志で10名弱程度。中隊学生長を中心に4学年にぐるり囲まれると、代表者が号令をかける形で「宜しくお願いいたします」と全員で礼。4学年も黙って答礼。そして「座れ」と言われると、1学年は全員体育座りの形になり、ノートをパッと開いて言われたことを書き取る姿勢を整えます

「今日は何で集められたのかわかってるのか?」とは、ミーティング開始時の常套文句です。それに1学年が「はい」と応じ、「じゃあ何だか言ってみろ」と言われ、思い当たる人間が挙手をして立ち上がり「昨日、私が○○してしまい、△△さんから注意を受けました」と自己申告したりします。そこで余計な自己申告をしてしまい、新たな地雷を踏んでしまうパターンもありますが

そうやって、昨日誰がどのようなミスをしたのか、それが何故起きたのか、それを今後起こさないようにはどうするのか・・・などなどを全員に周知させる手段、それが「ミーティング」なのです。思い当たって黙っていたとしても、4学年が「おい、○○立てお前は何も無かったんか」などとチクられてしまうので無駄です

そして応答が悪いと、怖い上級生に胸ぐらを掴まれたりして詰め寄られます漫画「あおざくら」では空気イスという中腰の姿勢で数分間耐えるような罰を強いられていましたが、一応私の中隊でそのようなことはありませんでした

あと、個人的な見解としては胸ぐらを掴んですごんでくる上級生よりも、トーンの低い声で眼光鋭く睨んで詰めてくる上級生の方がよっぽど怖かったですね私の部屋長ことカッター総長は正にその「目で殺す」タイプでした(つづく)
 

日経平均も6月戻り高値更新!

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日経平均は本日続伸。前日のNYは足元で弱かったGAFAM株に買いが入るなど、3指数揃ってしっかり。5分割を発表したTeslaは13%超の急騰。S&Pも最高値に肉迫しました。10年債入札の最高落札利回りが0.68%と過去最低に迫り好調。金融株だけが売られる全面高に。VIX指数は22.2ポイントに低下。ここまで好調だった金は反発も上値が重い展開に。ドル円は107円に近い水準で戻ってきました。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。グイグイ買われ、6月戻り高値を更新する動きになりました。23300円手前まで来ると、中国株を気にして頭打ち。ただ中国株がしっかりしたスタートになったことで、買い戻しが出る展開となっています。売買高は11時時点で6億株台と、お盆休み相場の割には多め。


投資判断は「やや買い」に。アメリカ企業の決算は概ね一巡。決算前に心配していた「GAFAM株の決算を受けての出尽くし」「自社株買いが無いことでの買い主体不在」「8月からの失業給付減額による個人の投資意欲減退」「米中間対立の激化」「トランプ大統領支持率低下」などなどの懸念は一切合切杞憂に終わったような感じで、アメリカ株はのほほんと高値圏を推移しています。先週はダウとS&Pは全勝。NASDAQに続き、ダウやS&Pも最高値まで指呼の間となってきました。

8月に入ってもドルは低位安定していますが、確かに無尽蔵に振り込まれ続けられる給付金や失業保険などに喜ぶ傍ら「この受け取るドルに価値はあるの?」と疑問に思う人が増えてきても当然なのかも知れません。7月はそのドルの更に裏側にあるユーロや円の価値が相対的に上がり続けた月でもありました。

アメリカ株の強さは、そうしたアメリカの通貨安によるインフレ懸念が背景にあるのかも知れません。インフレに強い株という金融資産に振り分ける動きということです。じゃあ不動産価格も上がらないと道理に合わないのですが、REITもボチボチ上がっているようですけれど、株や金などに比べるとその上昇力は弱い印象。

まあ確かに日本同様、コロナ禍によるオフィス需要の停滞懸念などは出ているでしょう。住宅需要は旺盛なようですが、郊外物件が人気化しているということで、強弱感があるようです。そうなってくると差し引きでは不動産という金融商品は弱いかも知れません。投資物件が成り立たなくなってくるので。
https://www.newsweekjapan.jp/headlines/business/2020/07/285732.php

一方、先月末からは円も底打ち、株価の押し上げに繋がっています。セブン&iHDの巨額買収話が出たことも、巨額ドル転需要に繋がり、為替市場での大いなる支援材料になったのだろうと思います。

8月のアノマリーとしては、とにかく外国人売りが出やすい月です。実に10年連続売り越しとなっていて、結果TOPIXは16年に7ポイント高があったきりの1勝9敗。ただ外国人投資家はここまで散々売り越してきましたから、本当に8月更に売ってくるのか、また買い越しが目立つ4月は今年は売り越しだったじゃないか・・・と考えると、単純に外国人投資家が売ってくるようには思えません。

元々8月は円高になりやすい季節性がありますが、それは上述の外国人投資家の売りに絡んでいたかも知れませんから、今回に関してはアノマリーが当てはまるかどうかは微妙です。ともあれ、丁度決算シーズンですから、円安が個別企業の支援材料になるのは間違い無いとは思います。

株価も先月末の安値から円に歩調を合わせて底打ち。経験則として日足の安値引け、高値引けはトレンド転換のきっかけになりやすいです。ですから先月末で目先のアク抜けとできる可能性はあります。

一方、1日の日経新聞の下値メドで専門家が皆「21000円」と言っていました。これはPBR1倍程度の水準ということで、皆が一様に下値に捉えている様子。そうなってくると大抵全員当たらないので、これ以上下がらないか、あるいは一気に突き抜けてもっと下がるか・・・のどちらかに思えます。
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO62181620R30C20A7EN2000/

また8月は中東がきな臭くなるのが例年のパターン。ベイルートの爆発はそれを連想させる嫌なものでしたが、株式市場の反応は限定的。むしろ原油高に繋がってプラスにすら反応している感じです。結局アメリカ株が月替わりでも安定しており、売り方が売りしかけようにもお手上げな状況であることが安心感に繋がっている感じです。

日本株に関しても、もし売り仕掛けるなら一気呵成にドドッと売り崩さないといけないのですが、肉食の外国人投資家はここまでの売り越し売り越しで大部分手持ち玉が無いでしょうし、下がったら下がったで日銀が買ってきますし、決算も今や売り材料にもなっていないので追随売りが出なさそうです。

日中の値動きに関しては先日日本証券新聞の中でも解説されていましたが「TOPIX後場前場の高値や安値を超えやすい」という話。昨日は違いましたが、確かにここ最近ではそういう日柄が増えてきています。背景には日経ダブルインバース(1357)の存在感が強くなっていることが挙げられています(※TOPIXの話ではあるものの、日経平均の大型株の影響を大きく受けますから間違った見解では無いでしょう)。

トヨタの決算も含め、ここまで大量に出た決算を(さすがにめぼしいものだけに絞ったものですが)見ると、予想外に良いものが多い印象があります。いずれにせよ、日本株の先行きに対して少し明るさが出て来たように思えます。


新興市場も「やや買い」に。本日は両指数共にしっかり。マザーズは昨日下落の反動や、アメリカでNASDAQが強かったことなどを背景に買い戻しが優勢になってきています。昨日1000ポイント割れを示現したことで達成感も出て来ている印象です。マザーズ銘柄も大体決算が出て来たので、ここから改めて売る材料が無いでしょう。


ポートフォリオ銘柄】
日本ドライケミカル(1909)は反落。ただ大幅減益決算を嫌気して一時大きく売られましたが、結局元の水準に回帰しつつあります。新築オフィス需要も減ってくることで、防災関連株の決算見通しに厳しいものが相次ぎましたが、思ったよりメンテナンス需要も伸びず。引き続き経営統合期待感などもありますから、大きな下げは必要無いでしょう。


クレステック(7812)は続伸。一昨日に決算を発表しましたが、今期見通しは非開示と引き続き厳しそうな感じ。一方、自社株買いを設定したことで買われる動きになりました。同業他社も決算が厳しいところが多く、早く顧客の製造業復活を期待したいところです。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

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ところで、各部屋の扉には部屋の住人の名札(+出身県と校友会(後述しますが部活)が併記)、そしてホワイトボードが付けられています。それは伝言板であり、住人が不在の場合そこにメッセージが残されるシステムになっていました。現在、これだけスマホSNSなどが整っている中で、このシステムが残っているのかどうかは謎ですが、ともあれ当時はそういった形でした。

このホワイトボード、少なくとも1学年の時にはロクなメッセージが残されていません大抵上級生からの重い伝言で、「整頓不良」「○○(名前)、何時に△△(上級生)の部屋に出頭せよ」酷ければ「死」など基本的にブルーになるワードが書かれます

夕方に午後の課業が終わり部屋に戻ってくると、遠目にホワイトボードに何らかの文字が書いてあるのがわかります基本、最初の頃はホワイトボードが真っ白なままのことはまずありません

中でも一番気持ちを沈ませるものが「1900(ひときゅーまるまる、19時)からミーティング」というものでした。

「ミーティング」とは世間一般的に会議と訳されるものですが、防衛大学校では「公開ダメ出し」と訳されます会議室に集合し、上級生から全員まとめてシバかれるというものでした例えば前日に大きなミスをした者を中隊単位で公開でつるし上げる、非常に嫌なイベントです

こうなると哀れな子羊である1学年は戦々恐々「あぁ、昨日オレが掃除の時にシバかれたやつか・・・」「昨日私が入室要領演練でミスった話かしら・・・」などなど、皆がそれぞれ思い当たる節を抱えながら、悶々と19時までの胃の痛い時間を過ごさないといけません

ともあれ19時にミーティングがありますから、その前までに全ての要件を終わらせておかないといけません提出する報告書を書かないといけませんし、4学年のベッドメーキングや靴磨きをしなければいきませんし、プレスもしなければいけませんし、食事や風呂にも行かないといけませんし・・・とにかく時間は徹底的に潰される感じです(つづく)

バリュー株=日本株で急騰!

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日経平均は本日反発。前日のNYはトランプ大統領が失業保険給付の上乗せに関する大統領令に署名したことなどを受けてダウやS&Pがしっかり。一方、GAFAM株が弱くNASDAQ軟調となりました。WTI原油がしっかりしていたことなどでエネルギー株が買われる展開。VIX指数は22.1ポイントと微減。ドル円は106円台で返ってきました。

それらを受けた日経平均は朝方から買いが先行。その後も断続的な買いが入り上値追いの展開に。先週後半弱かった反動や、アメリカのバリュー株買いに反応する動き。中国株もしっかりしたスタートになったことから買い安心感が拡がりました。後場も一段高で前場高値を上回る動き。売買高は13時15分時点で10億株弱と、お盆休み相場の割には多め。


投資判断は「中立」。アメリカ株に関しては7月は結局3指数揃って堅調で、それぞれ高値圏をキープしました。決算発表もピークを過ぎましたが、それでも株価が腰折れることはなく。FOMCGDP、雇用統計と無難に通過してきているので、これ以上相場の攪乱要因も少ないように思われます。特に決算が出尽くしのきっかけにもならないNASDAQの勢いは凄まじいとしか言いようがありません。

以前は自社株買いがハイテク株を支えている、と言われていましたが、今は自社株買いが無くても高値圏に君臨しています。

アメリカでは更に成人一人に1200ドル支給もあり、労働者の7割がコロナ前よりも収入が高くなっているということで、むしろ個人消費はコロナが収まったら爆発するんじゃないかという気がします。

それだけ大盤振る舞いしても、アメリカの長期金利は0.6%弱と相変わらず低水準で推移しています。であれば財政的にもまだ拡大余地があるという言い方すらできます。そして大統領選挙を前に、両陣営共に景気の良いことを言いやすい環境であることも、不幸中の幸いでしょう。もっとも、金利が上がってきたら目も当てられなくなってしまうのですが・・・。

そもそも「業績悪化が目に見えているのに株を買うのはおかしい。だから国債を買う」・・・というのも大きなナンセンスだろうと思います。企業の業績が悪いなら、国の収支だって間違い無く悪くなるわけですから、将来的なデフォルトの可能性は大いに高いと言えます。

中央銀行がお金を刷って何とかしてくれる・・・というのなら、インフレ懸念が株高圧力にもなります。であれば株だって何とかなるでしょう。つまり双方共に結局は中央銀行に依存するという信頼関係の上に成立しています。

一応、足元は財政政策期待感が株高に繋がっているわけですが、財政政策一つですぐに元の水準にまで戻せるかというと、普通は何年も時間がかかります。その間にまた別の災厄が襲い・・・ということも十分あり得ますから、景気の復元力は本来限定的です。

その裏側でドル安が進んでいるのは気がかりでもあり、短期筋がユーロ買い仕掛けを続けている感じです。ドルインデックスは18年以来の低水準で、株に反比例するように7月は一貫して下げ続けました。それが商品市況などに影響を与え、特に逃避先として金やビットコインなどを持ち上げています。
https://jp.tradingview.com/symbols/TVC-DXY/

今のところドル安=リスクオンで考えられているので問題無いですが、あまりにも極端な動きが続きすぎると今度は懸念に変わっていくものです。世界的な景気が悪いのは重々承知な中で各国の強弱を示すのが為替のバランスと言え、今気にすべきはこのドルインデックスだろうと思います。

一方、国内でも最近の話題としては消費減税の話が出始め、菅官房長官が早速火消し。ただそうなってくると、いよいよ選挙が近いようにも思われます。お題目が消費減税を問う選挙、とできますから。そうなってくると減税期待感と選挙対策の株高施策が、市場のジメジメ感を吹き飛ばしてくれるかも知れません。ただその消費減税が一時的なものであれば再度戻した時に結局増税になるので、恒久的なものでなければ意味がありませんけれど。

ちなみにもし消費減税となれば、少なくとも日本では「金」の売り要因になります。金は売却する時に消費税還付ができる商品なので、減税した後に売ると自動的に消費減税分損になります。

先日日本証券新聞の記事を見ていて「なるほど」と思ったのは、景気の山谷の話。「政府が18年10月を景気のピークと認定」しましたが、過去の例に照らし合わせれば1年半で景気の谷はやってきている、とのこと。確かに過去の景気循環15回のうち、明確に遅れたのは昭和55年~58年の第9循環のみでした。
https://www.esri.cao.go.jp/jp/stat/di/150724hiduke.html

となると、既に景気の谷は通過しており、現実的に考えると今年の3月が景気の谷だったと言えるのではないでしょうか(ただし認定されるのはずっとずっと先のお話)。株価がその天底にピタリと当てはまっている・・・とは言いませんが、過去見比べてみるとそれなりに連動性・先見性があります。

特に18年10月にペンス副大統領による対中宣戦布告があった時点がピークというのは、個人的には大いにうなずけます。そういう意味でももう3月安値を割ることは当分無いと言えるのかも知れません。

日銀ETF買いに関しても先般日本証券新聞に書いてありましたが「5月15日以降に前引けのTOPIX下落率が0.3%弱~0.5%未満の場合は、前日までTOPIXが続落だったら実施される」ということで、ETF買いのルールが緩和されているとのこと。これは下値の調整弁となりそうです。

8月は外国人投資家が売り越しの季節であり、円高シーズンでもあります。ですから例年弱いのですが、その両方がもし否定されるのであれば(外個人投資家はもう売り玉が無く、円高になっても株価は高い)、8月は思わぬ株高もあるかも知れません。


新興市場は「中立」。本日は高安マチマチ。先週マザーズを牽引していたメルカリ(4385)弁護士ドットコム(6027)がグロース株売りの流れを受けて売られる形。今週は新興市場の銘柄の決算が多いことも警戒感に繋がっている形です。一方、お盆休みで個人投資家が参戦しやすいことで、値動きの良いものには資金が入りやすい環境であるとも思います。


ポートフォリオ銘柄】
MTG(7806)ストップ高買い気配。先週末のまさかの上方修正決算を受けてサプライズ買いとなっています。ストップ高は上場来初ですが、ここまで売買代金が薄かっただけに、誰も期待していなかったところは値動きの軽さに繋がります。優待で新設されたfoot fitを選べば優待利回りは10%超というところも人気化に繋がっています。


はごろもフーズ(2831)も続伸で地味に連日の最高値更新。ボリンジャーバンド+3σに達する過熱感を背景に上値は追い辛い感じが出ているものの、薄商いの銘柄で信用買い残もたった1800株。売る理由がある人は少ない状況です。


・・・と、また好き勝手書いていたら文字数制限にかかってきたので今回はこの辺で。いつも長々とした駄文をお読みいただき、誠にありがとうございます。

なお上記内容は一部前日以前に既発の有料メルマガからの抜粋を含んでいます。


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